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羽田空港 新ルートはどこで撮ろう

こんにちは、航空写真家の深澤明です。この冬は比較的南風運用になる日が多い印象の羽田空港ですが、なんといっても撮影者にとって楽しみなのが15時以降、およそ3時間運用される新ルートにおける着陸シーンや離陸シーンではないでしょうか。少なくともワタクシのテンションは上がります。

「どこで撮ろうか」と考えるだけでワクワクいたします。

羽田イノベーションシティの足湯デッキやソラムナード羽田緑地、多摩川スカイブリッジからRWY22上がりを狙うも良し。羽田空港第3ターミナル展望デッキから、RWY16Rへの着陸機、RWY16Rからの離陸機を狙うも良し。

そんな中、実は地味に好きなのが羽田空港第2ターミナル展望デッキから撮るRWY16Lへの着陸機です。

先日もお得意のZロクヨンで南側の展望デッキの付け根あたりでひたすらシャッターを切りました。

ビル群や港湾地区の施設をバックにダイナミックなショットが狙えます
Nikon Z9  NIKKOR Z600mm f/4 TC VR S  1/500  f11  ISO200 (840mm)
[写真 : 深澤 明 @ Ace Photographer inc.]

展望デッキの立ち位置によっては、東京タワーや台場のフジテレビ本社ビル、レインボーブリッジの一部と絡めることもできます。正直、駐機中のヒコーキからのAPU排気やターミナル施設の空調施設からの排気など、クリアに撮れるポイントは限られてきますが、それでも果敢に狙うだけの楽しさと醍醐味は十分かなと思っています。

840mm相当でもタッチダウンシーンを捉えることもできます
Nikon Z9  NIKKOR Z600mm f/4 TC VR S  1/500  f11  ISO400 (840mm)
[写真 : 深澤 明 @ Ace Photographer inc.]
エアバスA350は翼幅が広いのがこのアングルから撮っているとよくわかります
Nikon Z9  NIKKOR Z600mm f/4 TC VR S  1/250  f11  ISO400 (840mm)
[写真 : 深澤 明 @ Ace Photographer inc.]

エンジンブラストも強調できたり、超望遠の圧縮効果を楽しんだり。第2ターミナル展望デッキからはほぼ着陸シーンばかりではありますが、その分濃厚な撮影となること間違いございません。

時間と共に色味も少しづつ変化していく様も、同様に楽しむことができます。

時にはランプ内のヒコーキの動きも狙います
Nikon Z9  NIKKOR Z600mm f/4 TC VR S  1/640  f11  ISO200 (840mm)
[写真 : 深澤 明 @ Ace Photographer inc.]

次に新ルート撮影のチャンスがあれば、徹底的に離陸機を狙ってみようかと思っています。

ところで、現在イカロス出版から月刊エアライン2023年3月号が発売されております。表紙の2カットともNikon Z9 と NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S の組み合わせで撮影したものです。

そして、この投稿の新ルートなどの写真と、月刊エアラインのこの表紙2カットの写真、すべて、JPG撮影したものです。

現在発売中の月刊エアライン3月号の表紙2カット共に
NikonZ9  NIIKOR Z 600mm f/4 TC VR S の組み合わせで撮影しています

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