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大いに無駄を楽しめ
皆さまこんにちは!
ミスター600mm!!
ヒコーキの世界を超望遠で切り撮る航空写真家
深澤明です。
無駄を恐れず。
無駄を憎まず。
無駄を排除せず。
大いに無駄を楽しもう。
写真は工業製品を作っているのではないのですから、無駄を排除せず、むしろ無駄を量産する旅にでも出てみよう。
効率なんて求める必要はありません。
コスパは悪くて良いんです。
その真意は、無駄なんて何もないんだよ、というのが根底にあります。
おいおい、そもそも無駄がないのなら、楽しみようがないではないか。
なんか変ですねぇ。
あ、そういえば、BOOWYのBEAT EMOTIONに収録されていた「Rain In My Heart」って曲、案外テンポが速かったですよね。
あはは、何年前の話をしているのやら。
BOOWYってね、いま聴いても古臭くないんですよね。
って、こんな話題、無駄以外の何にでもないですかね。
ただ単に話題を吹っ飛ばしただけ。
実はワタクシの頭の中ってこんな感じでいつもどこかへ吹き飛びます。
写真撮っていても同じ。
めちゃくちゃ集中していて撮っているんですよ、目の前のことに対して一生懸命に。
でも頭のどこかで
解散が決まっていた最後のアルバム「PSYCHOPATH」の1曲目の「Liar Girl」はあんなシンプルなサウンドだったのだろう」なんてことがふと頭をよぎったりしています。
もうラストのアルバムなら、もっとコネクリ回しても良さそうなのに、あれがロックの真髄なのか、って。
ある意味では写真に通づるよな、と。
つまり、いま目の前に見えている世界をいくらでもコネクリ回すこともできるわけで。
そこをあえてシンプルに仕上げることで、ストレートに伝えることができるのではないか。
いやいや、曲も写真も同じで、迎合する必要なんて一切ないから、コネクリ回したければ思う存分コネクリ回せば良いではないか。
なんてことがグルグル回っています。
やっぱり、普通じゃないみたいですね。
良いじゃない、連写でカードを無駄しようぜ。
連写してバッテリーも大いに消耗しようぜ。
きっとその無駄と消耗から生み出される何かは、強いし、濃いと思う。
「シャッターを押してナンボ」なんていうんだから、馬鹿正直にシャッターを押しまくってごらんよ。
違うシチュエーションや違うシーンで押せなんて書いていない。
同じ一連の流れでも、押しちゃえば良いじゃない。
そうやって連写モードにしてみたり、1枚ずつ撮ってみたり。
いまだに行ったり来たり。
そうやっていつか命が尽きてゆくのなら、それも良いですよね。
だったら、今うちに、いっぱい押しておこう。
無駄を、楽しもう。
大いに、楽しもうではないですか。