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リベンジ夜更かしに抗った朝

どうも、あびです。
50歳を期に脱サラへのチャレンジを決意し、退職まであと3か月を切ったのですが、システム開発プロジェクトはデスマーチに突入しました。

一大決心をした割りには、華麗巧みに言い訳を見つけ準備を進めようとしない自分に嫌気がさし、2024年10月から日記を公開し始めました。


「はぁ…」

深い溜息が、静まり返った部屋に小さく響いた。

時刻は午前11時。カーテンの隙間から差し込む光が、やけに眩しい。

本来なら、朝の爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込み、週末の活動に向けてエンジンをかける時間だ。しかし、今の僕は、まるで抜け殻のようだった。


金曜日の夜、あの開放感は一体何だったのだろうか。

連日の残業で、身体は悲鳴を上げていた。毎日22時近くまで、パソコンのディスプレイとにらめっこ。システム開発プロジェクトは、今まさに佳境を迎えていた。自分のタスクを抱えながら、メンバーからの質問に答え続ける日々。まるで、巨大な迷路の中を、出口の見えないまま走り続けているようだった。


今月末には結合テストを終えなければならない。しかし、スケジュールは日に日に遅れていく。まるで、砂時計の砂が落ちる速度が、どんどん加速しているかのようだ。胃のあたりが、常に締め付けられるように痛む。


金曜日、ようやく解放されたのは、いつものように22時。1週間、よく耐えた。そんな安堵感からか、帰り道でコンビニに吸い寄せられた。

冷えたビールと、体に悪そうなジャンクフード。これらが、僕の心と体を癒してくれると信じて疑わなかった。


そして、愚かにも、僕は「リベンジ夜更かし」を敢行した。


タイムラインに流れてくるYoutube動画の誘惑には、抗えなかった。「ちょっとだけ」のはずが、気がつけば深夜3時。面白おかしい動画を次々と見漁り、現実逃避に浸っていた。その時は、確かに楽しかった。まるで、時間泥棒に心を奪われたかのように。


しかし、その代償は大きかった。土曜日の朝、11時に目が覚めた僕は、まるで別人のようだった。時間的にはたっぷり寝たはずなのに、体は鉛のように重く、頭はぼんやりと痛む。そして何より、やる気が全く起きない。


週末は、退職後の活動に向けて、やりたいことが山ほどあった。ブログの更新、物販の学習、そして何よりも、心身のリフレッシュ。しかし、今の僕には、そのどれもが遠い星のように感じられた。


リベンジ夜更かしは、まさに「諸刃の剣」だった。一時的な快楽と引き換えに、貴重な週末を奪い去った。まるで、悪魔が耳元で囁いているようだ。「今日くらい、ゆっくりしてもいいじゃないか?」と。

いや、だめだ。

このままでは、また同じ過ちを繰り返してしまう。今、ここで立ち止まるわけにはいかない。50歳で脱サラを目指す僕には、もう時間は残されていないのだから。


僕は、重い体を無理やり起こし、カーテンを開けた。眩しい光が、部屋に差し込む。その光は、まるで僕を叱咤激励しているようだった。


「今日が終わった」と嘆く前に、せめて、今日からやり直そう。


ゆっくりと、深呼吸をする。まずは、散歩に出かけて頭をスッキリさせよう。そして、残された時間を有効に使おう。

リベンジ夜更かしは、もう二度としない。そう、心に誓いnote記事を執筆したのであった。


今回は記事の構成案が思い浮かばなかったので、金曜日のリベンジ夜更かしの愚行を走り書きし、Google Geminiにストーリーテリング風にリライトしてもらいました^^。

今日は以上です。


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