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歯根嚢胞摘出と歯根端切除術の手術を受けました①


1.病名は慢性根尖性歯周炎と歯根嚢胞

私の場合、原因は、上前歯の古くなった差し歯と歯茎の間からばい菌が入ったようで、それが歯の根元で膿となり長い年月をかけて大きな嚢胞になっていました。

2.手術内容・手術費用

手術時間2時間強、歯茎をL字型に切り、めくり、中の膿をきれいに除去し、原因となった歯の根元部分も削ってきれいにします。
全身麻酔ではありません!
麻酔は通常の虫歯治療で使う麻酔注射の量を多くしたもので行います。
体感的には2~3倍の量を使っているのではと。

<病院・手術代>
行きつけの歯医者さんに紹介状を書いてもらい東京の大学病院で治療と手術。
手術費用としては、3割負担で10000円ほど。
医療保険もプランによっては対象になるようですが、私の保険では点数が低すぎて対象外でしたので、保険は使ってないです。
手術代の他に、CTとったり病理検査代とか前後にも諸々費用はかかります。
行きつけではない別の病院では、歯根治療やこの手術は専門の病院に行くことを勧められました。(大学病院は予約まで時間がかかる、担当医によってスキルにばらつきがある、専門の病院だと最先端の機器がある、という理由で)でも専門の病院は調べた感じではどこも数十万円かかるようでした。
私は大学病院でいい先生に担当してもらえたので良かったです。

3.手術当日の話

麻酔の注射が怖すぎて、病院についてすぐ、持参した市販の鎮痛剤を飲みました。
事前に相談した時に、鎮痛剤は針を刺す痛みにはほとんど効かないと先生から教えてもらってたんですが、プラセボ効果を期待して。。
 
始める前にまず血圧測定。
毎回、いつも低血圧ですかと確認されるくらい血圧の低い私が、ちょっと血圧高めになってました。
緊張しているらしい。
 
先生に、麻酔をできるだけ痛くないようゆっくりしてほしいとダメ押しのお願い。
先生も私が痛いのが苦手なことを承知してくれていて、途中で休憩いれながら、かなり時間をかけて麻酔の注射してくれました。
いろんな方向から、数か所、それぞれの量もかなり多そう。
上顎の裏からも麻酔を打たれたのはちょっと怖かったし、痛いっ!って言ってしまって先生の指噛んだらどうしようという緊張感もあり。
腫れてた時にあまりに麻酔の注射が痛かったのでトラウマになってましたが、今回はかなり丁寧にゆっくりしてもらえたので無事乗り越えました! 
麻酔のみで所要時間約30分。。。

先生から、「手術中痛かったらその時また麻酔打てるからね、
むしろちょっとでも痛かったら麻酔打たないと、痛いの我慢して血圧あがると出血が多くなってしまうので」とのこと。
なるほどー!
 
麻酔打ったあと、場所移動とちょっとトイレ休憩。
その後手術室で血圧測ったら、低くなってましたw
まぁでもこれから何されるのかって想像すると気持ち悪くなるので、できるだけ何も考えず、先生に身を委ねるのみです。
 
結論からいうと、無事に終わったし、先生も手早くしてくれて感謝しかないです。
顔はカバーされていて、口は麻酔で感覚もないので、実際何をされているかはよくわからず。
ただ、歯根を先端の方から削ったりする作業はリアルに感じるので、なんかグロいです^^;
膿をだして、中を洗浄して、、くらいの終盤のころから、なんかだんだん気持ち悪くなってきていて、早く終わってほしい、という気持ち。
 
それまでは、意外と大丈夫でした。
痛さもなかったですし。
最後縫っている感覚もほとんどなかったです。

4.手術中気を紛らわせる


手術中は気をそらせるために、はじめにウェールズ地方にありそうなガーデンティーハウスを想像して、広々と広がる草原やテラス席を想像してました。
 
・想像を広げていく思考はちょっと難しかった
・理想は優雅にアフタヌーンティの紅茶とスコーンやデザートを想像したかったけど、食べ物→口に意識が行ってしまって、これも中止
・前日のTVで野鳥のシジュウカラがとても綺麗で、小鳥好きな私は見惚れてしまったのですが、そのシジュウカラの柄を思い出そうとしてたら、すごくいい感じで集中できて、手術のことを少しの間忘れてました
 
人によって好きで集中できることは違うでしょうから、素数好きの人は素数を数えてみるとか?
治療や手術の間、気を紛らわせるために有効な思考って何でしょうね。



手術後の話と、ここまでながーいいきさつがあるので、そちらはまた次回まとめてみます!


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