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48にして離島にヨメに行った新妻、初めての夏@2015

みなさま、初めてお目にかかります。わたくし「じじょうくみこ」と申します。

辛酸なめ子さま、ろくでなし子さま、腹肉ツヤ子さまあたりとよくまちがえられたりなかったりいたしますが、ひとつだけ言えるのは同族の方々とちがって

絵が絶望的に下手

ということと

わりとのぞいてたり

左4c

わりと追い詰められたり

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している人生でございますハイ。

そんなわたくし、長らく東京で公私共にフリーランスな独女生活を続けてまいりましたが、このたび縁あって離島に暮らすズジョウ・ザビエル氏と結婚しまして(あ、ちなみに日本人です)、2015年から島暮らしを始めました。

はれてわたしのダンナはんとなりましたザビエル氏(通称ザビ男)は、生まれも育ちもシマ島というゴリゴリの島ネイティブ。若かりし頃に東京で働くも、Uターンして早幾年の五十路男子でございます。

ザビ男は島にある2つの集落のうち、大きいほうの集落で、80代のザビパパ、ザビママといっしょに暮らしておりました。敷地には両親が住む母屋と、ザビ男が住む離れがありますが結婚を機に離れをリフォームすることに。

工事が終わるまでの間、家から徒歩5分ほどの空き家を借りて、ザビ男とわたしのふたり暮らしが始まったところでございます。

東京と島。気ままなひとり暮らしと、全員知り合いの村社会。何もかも違う環境に飛び込んでしまった四十路女が味わう、ひと夏の体験…(きゃっ)

すったもんだの末にめでたく花嫁になってめでたしめでたし… 😳

なーんてことにはならないことは、まるっとお見通しでございましょう。

そんなわけでベストシーズンを迎えたシマ島で、ひとり悶々としているじじょうくみこが、離島暮らしの現実についてお伝えいたします。


text by じじょうくみこ
illustrated by カピバラ舎


*この記事はウェブマガジン「どうする?over40」で2015年に掲載した連載の内容を一部アレンジして再掲載したものです。


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じじょうくみこ
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