毎日15分、とにかく書いてみる
ごぶさたしております。遠いどこかの島で生きております、じじょうくみこでございます。
気づけば2か月以上書いていませんでした。まあ書かないからどうってことではないのですが、個人的にはこんなに書かないことって人生の中であまりなかったので、この事態はゆゆしき問題なのでは思うようになりました。
きっかけは先週参加した、オンラインミーティングでのことでした。わたくし「じじょうくみこ」が誕生するきっかけになったウェブマガジンのメンバーと、zoomで集まりました。このウェブマガジンには今でも参加していますが、参加は長らくとぎれとぎれ、せめて月1は・・・と決心して再開したはずの連載も今年に入って一度も更新していません。
そこで、久しぶりに話でもしようかーとなってミーティングを設定してもらったのですが、そこで「なぜじじょうくみこは書けないのか」ということについて、5人の参加者全員で深堀りするという謎の展開になりまして(笑)
ふだんから言葉と表現に真摯に向き合っているメンバーに、5年分くらいの変遷と現状を説明した結果、いろいろと原因が見えてきて、結論からすれば「どうやら今のじじょうくみこは<書くこと>より大事なことがあるようだ」ということが見えてきました。
わたしのなかにはたくさんの書きたいネタや、思いや、事件があるのだけれど、物理的にいうと一人になって自分と向き合う時間がまったくない、という問題があります。そして、今の自分には、自分を後回しにしてしまうほど大変なことや面白いことが起きている、ということでもあるかもしれません。
それを、いずれ落ち着いたときにまとめようという気持ちはあるのだけれど、話しているなかで
「渦中でしか書けない言葉というのが、あるよね」
と言われて、ハッとしました。
後で書くと、そのときの表現は「整理された言葉」になってしまうから、他人事のようになってしまう。それはそれでよいのかもしれないけれど、過ぎ去ってしまうと忘れてしまう感情もあって、それは渦中にいないと紡ぎだせない言葉なんだと。
実際そうだな、と思い、これはいかんぞ、このまま「そのうち、まとまった時間ができれば」なんて思っていたら、この思いはどんどん消えてしまうのだ、と考えるといてもたってもいられなくなりました。
まとまった時間なんて、一生こないかもしれない。
でも、渦中は渦中だから時間がない。
この堂々巡りから逃げ出したい。
というわけで、今日から1日15分、とにかく書く時間を作る、というミッションを自分に科すことにしました。
テーマはなんでもいい。画像も見てくれも考えない。読み返さない。書き直さない。とにかく15分、何かを書く。
その時間を大事にすることで、「渦中に言葉を残す」ことを習慣にしようと思います。
特に面白い話はないかもしれませんが(笑)気が向いたらのぞいていただけると励みになります。
ではでは、また。