100円のコーヒー

2018年9月11日 17:22

コーヒーを注文する

100円を払う

熱いコーヒーが私をリフレッシュする

コーヒー園で働くアフリカの子どもを想う

赤く熟れたコーヒーの実を一個ずつ摘んでゆく

コーヒーの実を地面に広げて天日干しをする

夕方になると、コーヒーの実を家の中に運ぶ

明日も明後日も、子どもたちは歌いながら作業を続ける

もし、このコーヒーが200円ならば

子どもたちが学校に通えるようになるだろうか

エイズ孤児たちも学校に通えるのだろうか

僕は、お医者さんになって病気の人を助けます

私は、小学校の先生になって子どもたちに勉強を教えます

エイズ孤児たちが夢を叶えることができるようになるのだろうか

私は、冷えたほろ苦いコーヒーを飲み干す

じゃれあって集団下校をしている小学生が窓の外を通る

子どもが学校へ行くのは当たり前のことだろうか

途上国では、子どもが働くのは当たり前のことだろうか

矛盾する２つの当たり前がある

大人たちはこの矛盾を説明できる筈だ

耳をすますと遠いアフリカの子どもたちの歌声が聞こえる

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