◇Dublin 散策Ⅳ 水がある風景
川をはじめとし海や湖は山のように誰が見ても明確な色彩で季節が変わるのではないが、日々の天候で水面の様子が変化し、実は観察していると季節感は十分に伝えてくれていることが分かる。
絶えず流れる水音は、基本的にはやすらぎも与えてくれる。
Dublinの街中央にはLiffey川が流れている。
Liffey(リフィー)とはアイルランド語で生命を意味する。国は違えど水は生命を生み、抱えるイメージは同じである。
写真の橋は「Ha'penny Bridge(ハーフペニー橋)。
現在の橋は2001年にデザインをそのままに架け替えられているが、歴史は古く1816年に最初に架かった。
橋が出来る前、老朽化した渡し船業者が船を造り変えることよりも橋を架け「有料化」することを択んだ。その時の通行料が渡し船利用金額と同じハーフ・ペニーだったことから橋の名がつく。
カルチャー・エリアであるテンプル・バーが近くにある為、元来歩行者専用の幅が細い橋だが通行量は多い。橋の上での記念写真撮影は要注意。
写真男性の NIKE wear は、おそらくアイルランドカラーを使ってのご当地wear の可能性が高い、加えてお二人揃ってGreenで闊歩は観光客かもしれない。