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壱岐を訪ねる二泊三日・小さな島に150を超える神社を持つ島:①位置関係
それがどういう雑誌だったかも忘れてしまったが、海に浮かぶ小さな島を背景に潮が引いた所に現れていた鳥居の印象だけは残り続けた。
いつか機会があれば行ってみたいと保留箱に入っていた小島神社。
大抵のいつかはいつかのままで終わり、実行されないことが多い。だから、今回のいつかは珍しくご縁があったのだろう。
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長崎市に実家がある私にとって実は近いようで遠い壱岐市になる。
天気予報では毎日「壱岐・対馬地方の」と耳にしていながらもその端折られた天気予報地図上の壱岐は距離感も定かではない。
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加えて、アクセスを見ても分かるように長崎からの移動手段は長崎空港から航空だけに対して福岡からは博多港から船便としてフェリーとジェットホイルが出ていることからも分かるよう経済圏は長崎県というより福岡県の方が強いように見える。
因みに博多港から郷ノ浦港の料金は:片道料金(税込み)1等3,780円(220円)・ 2等指定席 3,260円(220円)・2等2,740円(220円)・ジェットフォイル 5,490円(360円)*()内の燃料油価格変動調整金
一方長崎空港から壱岐空港へは片道¥7,700~ である。日帰りで映画を観に行くとした時どちらを選択するかは明確だ。(長崎空港所在地は大村市である為に空港から市内へ更に移動料金が派生する)
そもそも壱岐市は同じ長崎県であっても県庁所在地長崎市からは遠い。
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今回は東京から出向く私と大分在住の友人が夫々移動し福岡空港で待ち合わせた。
博多港から郷ノ浦港行きのジェットホイルで移動する為、船に弱い私は念の為にランチは軽食で済ませ夕方着の便に乗船する。
私たちは往復どちらも港は郷ノ浦を択んだ。15:30-16:40、一時間少しの乗船は酔い止め薬も不要なとても静かな航行だった。
飛行機での救命胴衣装着説明についてはここ数年は年に軽く10回以上搭乗する為に見飽きた感はあるのだが(*慣れはよくない為確認はする)船はほぼ利用がないこともあってビデオでの案内をしっかりと見た。*私たちの旅行の二か月後に博多-壱岐間でジェットホイルの事故があり、ヒヤリとした。
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1日目:夕方郷ノ浦港着、ホテル宿泊。*移動で終わる
2日目:朝一でレンタカー手続きをして一日フルに行動、湯本の民宿泊。
3日目:夕方郷ノ浦港発ジェットホイルで博多へ戻り、夫々帰路に着く。
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「壱岐島は九州本土の福岡市から北西に約80km、佐賀県北端部の東松浦半島から北北西に約20kmの玄界灘上に位置する離島である。北西の海上に対馬が位置している。壱岐島の面積は133.82㎢、南北17km、東西15km。有人島としては壱岐島の南西部の沖合いに原島と長島、大島が、北側の沖合いに若宮島合計4島がある。また島周辺には19ヶ所の無人島がある。これらをまとめて壱岐(壱岐諸島)と呼ぶ。」*Wikipedia引用
一番標高があるとされる岳の辻(たけのつじ)でも標高212.8mと島全体起伏が少ない。
翌日のレンタカー移動で 南北17km、東西15km が如何にコンパクトであるかを実感し、且つ、その恩恵に与ることになる。とても短い日程で取りこぼし無く予定地全てを回ることが出来たばかりか予備候補も回られた。
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関東と違い日没が約一時間違う九州に帰ってくると、まだ明るさが残るこの夕刻の穏やかな時間がうれしい。
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