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100のHeavy Sounds
2023年12月からnoteで始めたメタルレビューも気付けば100記事目。
ロック、メタルの世界には、いわゆるジャンルと呼ばれる区分けが数多あるが、その既存の区分けで食わず嫌いをせずに、自分のフィルターのみを信じて聴きたい音楽を聴いてきた。
そしてその時の感動を、なんとか自分の少ない語彙から無理矢理引っ張り出した言葉で言語化していく試みはこれからも細々と続けていくつもり。
ということで、この半年で改めて聴きまくったアルバムを思い入れ順に振り返ってみようと思う。
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10位 I Prevail『TRAUMA』(2024.7.7)
『Bow Down』『Hurricane』や『Dead weight』の分かりやすいメロディと奮い立たせるような太いサウンドは疲れた時の特効薬。
メタルコア好きで良かった。
9位 Hands Like Houses『Dissonants』(2024.5.27)
『Division Symbols』は至高。
『Perspectives』『Colourblind』は絶頂の極み。
秀逸なメロディばかりが並ぶ現代メロコアの宝石箱のような一枚。
8位 The Amity Affliction『Let The Ocean Take Me』(2024.5.1)
タイトルトラック『Let The Ocean Take Me』は曲の美しさとMVの残酷さが頭にこびりついてずっと離れなかった。
バンドが背負った宿命や悲しみと重ね合わせて夜な夜なしんみり聞いていた。
7位 SAREA『Black at Heart』(2024.5.25)
名前は知っていたが、音源は聞いたことが無かったバンドの中で、今年一の出会いだと思う。
北欧の叙情とサウンドの骨太さにしっかりハマりヘビロテしてました。
6位 Fractal Gates『The Light That Shines』(2024.1.14)
良い意味でフランスっぽくない、ストレートな美メロに、分かりやすい展開が伴う、絶対にもっと人気が出て良いバンド。
こういうので良い。
こういうのが良い。
5位 The Halo Effect 『Days Of The Lost』(2024.5.11)
やっぱり自分はイェーテボリスタイルが好きなんだなと再自覚させられた。
リバイバルブームも来てると勝手に思ってる。
スウェーデンのオールスター、国宝バンドです。
4位 Bury Tomorrow『The seventh Sun』(2024.4.10)
タイトなサウンドと、センスの塊のようなカッコいい曲展開。
『Wrath』『Forced Divide』『Abandon Us』あたりが特に頭振りすぎて頸椎が心配。
9月の来日が楽しみでしょうがない。
3位 The Getaway Plan『Other Voices, Other Rooms』(2024.5.28)
16年も前に発表されていたのに何故こんないいバンドを今まで気づかなかったのか…
耳に残るキャッチーなメロディと、この絶妙なナヨさがクセになる。
『Where city meets the sea』は本当に500回は聞いてる。
2位 As I Lay Dying『Shaped by Fire』(2024.1.21)
メタルコアのアグレッシブネス、パワー、メロディ、エモーション全てが詰まっている『Blinded』は、魂が求めていたもの。
おそらく日本で見る事は叶わないから、AILDを見るためだけに海外フェスに参加するか真剣に検討中。
1位 Parkway Drive『Darker still』(2024.1.8)
タイトルトラックの『Darker Still』。
前半の告解的な歌唱、泣きまくるギターソロからの慟哭、そして濁流のように押し寄せる感情の爆発、幾度も繰り返される荘厳なクワイヤ、鳥肌がずっと止まらなかった。
この半年で一番聞いた曲。
まだまだ聴きたい名盤、掘っていきたいバンド、紹介したい曲は星の数ほどいる。
世界は広い。
そして深い。
次は200記事を目指して引き続き世界中のロック、メタルを聴き漁ります。