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天下の大将軍

 オルフェーヴル「ディープ先輩、楽毅先生ってかっこいいですね」

 別のマガジン『ディープインパクトとオルフェーヴルの不定期万冊』のレギュラーメンバーのお人形です。

全身像。

 今日の記事は、あの諸葛亮が尊敬した「天下の大将軍」、楽毅(Yue Yi)のドール化である。この人は『Avaloncity Stories』第一部の初代フォースタス・チャオの「守護者」なのだが、詳しくは別の記事で書くハズだ。そういえば、第二部にはこの人の子孫らしき不肖(不祥)親子がいたっけな。

 フォースタス「…ギクッ!💦」

 実はこの人、史実や宮城谷版以上の「チート」キャラクターなのね(いや、それ以上の存在なのだが)。ランスロットもマロリー版以上の「チート」なのだが、さすがに彼らには『ファイブスター物語』のカレンほどの力はない。

当時すでにオビツ30があれば良かったのにね。

 人形本体はアスターティや緋奈らに使っているオビツの27cm女性型02ヘッドにヒゲを植毛しているのだが、私はヘッドの選択を間違えた。ずいぶんと童顔になってしまったではないか!? ちゃんと男性型ヘッドにすれば良かったのね。残念! そのうち、伍子胥や孫武でリベンジしようかな? まあ、あくまでも予定は未定だがね。
 ボディはオビツのスリムメンズボディを使用している。このスリムメンズボディは、脚を伸ばすパーツを使っているので、キャラクターに合わせて身長の調節が出来るのだ。

もちもち。

 うーん。やはり、「かっこいい」というよりも「かわいい」顔なんだわ。おじさんキャラクターなのに。何だか武官版張良みたいだな。ほっぺたをつつくとお餅みたいに柔らかそうだ。プニプニの雪見だいふくみたいだけど、これでも「天下の大将軍」なのね。

かわい子ちゃん。

 つぶらな目がかわいい。私がドール化したキャラクターで先に絵があったのは、フォースタス、アスターティ、アスタロス、ランス・ファルケンバーグ、ゴールディ(コヨルシャウキ)、「百合姫」エレインとこの人くらいだが、一番絵とのギャップがあるのがこの人だ。とは言え、元の絵も女顔なんだけどね。
 我が「アヴァロンシティ・ドールズ」のほとんどは、デザイン画抜きでアドリブで作ったものだが、そんな彼らが小説の登場人物になるのは、いわば後付である(ただし、果心居士と松永姉妹と浜凛華、並びにネミッサ・ハラウェイは小説の後のドール化である)。「先に物語ありき」だったのは前述のキャラクターたちだが、これからは彼ら同様に「小説のためのドール化」キャラクターが何人か出てくるハズだ。ラフ画抜きで作り出すかもしれないし、あらかじめ絵にしてからドール化するかもしれない。
 しかし、自作品の登場人物以外にもドール化したいキャラクターがいる。『ファイブスター物語』のエルディアイ・ツバンツヒだが、あの髪色の透明感を表すなら、ボークス1/6ドルフィーの綾波レイのように白(もしくは銀色)と水色のドールヘアをミックス植毛する必要があるのね。根気がいる作業だけど、今は別のドールヘッドの植毛をしているから、いつ作業に取り掛かれるかは当然予定は未定だ。もちろん、実際にツバンツヒのお人形が出来上がっても「アヴァロンシティ・ドールズ」には含まれず、番外扱いである。

 実は私は以前、某女性お笑い芸人さんのドール化を目論んでいたのだが、ヘッドの植毛を終えた時点で過去の人になってしまっていたのね…残念! ドールヘアの色自体、実際の本人とはだいぶ違うし、追加植毛をしてオリジナルキャラクターに作り変えようかなと思う。ボークスのミニヘッドだから、当然、ボークスかオビツの子供キャラ用素体を使いたい。

オビツ女性型27cm02ヘッドは、美男美女を作るにはちょうど良い。

 あどけない横顔。萌え萌えだなぁ(笑)。元の絵ではもっと面長だったのね。

和風というより、汎アジア風?

 これはテヤン「青嵐」の衣装を着せているが、こういう和風の衣装も似合うのね。しかし、明確に純和風とも言えないデザインだから、「なんちゃって中華武将」風にも見えなくはないかもしれない。この容姿(童顔、ヒゲ、長髪)だと、着せ替え人形としての汎用性はなきに等しいから、しばらくは着たきり雀になるだろうな。

アマゾンで購入した1/6ドール用の剣を魔改造。

 属鏤しょくるの剣を持って決めポーズ。伍子胥様が怒るぜ(笑)。ちなみに『Avaloncity Stories』においては、属鏤は緋奈を新たな主に選ぶのだが、なぜ楽毅が属鏤を持っているのかは不明。

 伍子胥「…まあ、緋奈のためなら仕方ないが…チッ」

ツヤツヤの黒髪。

 後ろ姿。長い黒髪が魅力的。しかし、前述の通り着せ替え人形としての汎用性が低いので、色々と難しい。まあ、そもそも我が家のオリジナルキャラクターで着せ替え人形としての汎用性がある子自体少ないんだけどね。要するに、私の作風は一般ウケしないものなのだ。
 私のドールカスタマイザーとしての目標として、グラフィック社刊「ドーリィ・ドーリィ」第1号で紹介されていた「そると(Salt Valley)」さんがいるのだが、そのそるとさんのサイトを見ると、だいぶ前に更新が止まっている。他にも活動停止している作家さんたちが少なくないのは残念だ。ヤフー知恵袋のおもちゃカテゴリーに投稿されるお人形関係の質問の山を見る限りでは、「ドールをお迎えする」=1/3サイズのキャストドールの購入というパターンが主流派だし、何とも寂しい。

凛々しい(がそんなに)若(くもない)武者。

 横向き。こんなにも長い髪。これほど見事な黒髪のキャラクタードールは、他には松永緋奈&緋月姉妹くらいだが、私のプロフィール画像に使っているmomokoドール「しらゆき」もこれくらい長い黒髪を再植毛している。

こりゃしくじったね。

 凛々しい後ろ姿。いかにも若武者然としているけど、若武者でなくておじさまなんだよ~(笑)。

 伍子胥「あの若作りのクソ野郎がぁーっ!!」
 孫武「子胥殿、落ち着いて!」
 伍子胥「うるせぇ! あのいい子ちゃん野郎め、ヤキ入れたる! ついでに、王翦の野郎もしばいたる!」
 孫武「うわーん!」

 ああっ祟り神さまっ。

 伍子胥「それはともかく、撮影前に衣装のアイロンがけをしろよ」

 はい、撮影後にしました。

文武両道です。

 先秦時代屈指の名将の勇姿。しかし、やはり「文官顔」なんだな。まあ、コーエー三國志で隠し武将として出てくるこの人は知力も政治力も高いから、別にいいや(オイオイ)。

前述の通り、アイロンがけを怠った結果。

 後ろ姿、全身像。どれだけ髪が長いかを見せるための写真だが、お手入れが大変なのね。そういえば、ドール化前のアスターティにはポニーテールなどの長髪の絵があるのだが、いつおかっぱ頭にイメージが固定されたかは2005年辺りのようだ。

【オーラルヴァンパイア - 湘南族 -cannibal coast-】
 アリプロジェクトよりもこっちの方が好きだな。

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