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ルシファーの性能/運用を学ぼうの回


 あーだーこーだあって復活した局長の性能語り。
Fインパルスメギドというのも相まって少々クセのあるメギドなので正しい使い方を考えて使っていこう。



【ルシファーはどんな性能のメギド?】


 ざっくり言うとFインパルスを用いたアタッカー
去年12月に実装されたRグリマルキンに続くFインパルスメギドだが、ルシファーがもつ特殊効果”解放”によって従来のFインパルスとは桁違いの火力が出るため独自性能に近い。
通常アタッカーと比較するとFインパルス独自の運用方法があり、既存のFインパルスと比較しても上記の解放や大罪同盟独自の秘奥義がありまた違った運用方法が求められる。
用途としてはどちらかというと速攻向きで基本は2ターン目終了時、伸ばしても3ターン目には戦闘を終わらせることが多い。
少々慣れは必要だが特別扱い辛いわけではなく、決まった時の爽快感も強いとても強力なアタッカーになっている。




【ステータス】

 大罪同盟ということもあってか1300を超える高い攻撃力とそれなりの防御力素早さを備えながらHPも高く全体的に優秀なステータスをしている。
ステータスとしてはCウヴァルに近く前列にいるアタッカーの中では耐久力は比較的高め。
黄金比配分に加えHPが高いのは嬉しいところ。
特にルシファーは攻撃力が何よりも大事なメギドなので基礎攻撃力が高いのは大きな強み。
また、大罪同盟の特権として専用霊宝に基礎ステUPがついているおかげで専用霊宝装備時は右のステータスになる。
攻撃力はRベヒモスと同等(-1)の高さ、HPは魔重1回でほぼ9000になるぐらいまで伸びる。




【マスエフェクト】


 Fインパルス中アタック追加が目を引くラッシュらしいME。
両端は火力特化、内側も攻撃力UPはあるがダメージ軽減10%+HP10%UPの2つを乗せられて耐久力UPに向いている。
自身への効果はシンプルな連続ダメUP、覚醒ゲージ-1、そしてリリース後の強烈なデバフである消耗の無効化。
消耗無効化という珍しいものを持っているが現状リリースを2回使うほどの場面がなくこれが活きることもそうそうない。

 ルシファーをリーダーにする利点は2つあり、どちらも影響度が大きいのでリーダー適正はかなり高め
 まず1に、覚醒ゲージ-1によりゲージが2になりチャージ1個で覚醒するようになるほか2ターン目に秘奥義を使えるようになる
Fインパルスを使用する場合は覚醒スキルを必ず使用することもあって秘奥義のターン短縮と合わせ恩恵が大きい。
 2つ目は一番の特徴である両端のアタック追加。
指定がラッシュファイターということで連撃が得意なRベヒモス、Rゼパル、Rアモンや、支援奥義も使えるアンドレアルフスやRエリゴスなど選択肢が多く使い道に困ることはない。
最低限の動きを底上げしたり最高ラインを引き上げたりどちらにしても有効な強力なME効果。
ただしEN100以下という条件があるので1ターン目からEN蓄積をしていく場合は腐ってしまう
とは言ったものの実際それが起きるケースはあまりないので頭の片隅に置いておく程度でいい。

 専用霊宝は3枠ある連続ダメUPが魅力。
RベヒモスやRニバスをリーダーにしてコロッセオを使う編成などに添えておくだけで雑にダメージUPを盛れる。
残念ながらルシファーをメインに使う場合はリーダーに据えることが多くSMEが発動せず、わざわざ出張して編成に入れるほどかといわれるとなんとも言えない。




【Fインパルスのおさらい】

 ルシファーの性能を紐解く前にFインパルスのことをざっくり。
Fインパルスは敵に攻撃を与え蓄積したエネルギー(以下EN)を爆発させリリースで敵全体にダメージを与えていく攻撃系トランスの1つ
EN蓄積は攻撃回数及び固定ダメージの数値に依存していて基本的にはラッシュを使用するトランス。

 ENは攻撃1HITにつき10、固定ダメージがついている場合は基礎の10に+1~+10され最大で1HITで20蓄積できる。
攻撃HIT数ということでRベヒモスやRゼパルのような連撃アタッカーと特に相性が良い。
ENの上限は999とかなり高く上限まで溜めるには下準備をしっかりしないと到達できない。

 蓄積したENは2ターン間隔でリリースとして消費され、蓄積されたエネルギー量によって攻撃倍率と攻撃回数が変動する。
攻撃回数が増えていく関係上総火力は右肩上がりになっていてEN999に近づけば近づくほどダメージの伸びがいい。
上限であるEN999でリリースをすると3.01倍×30回の合計90.3倍攻撃となり常軌を逸した攻撃倍率になる…が、EN999はあまり現実的ではないことに注意。
また、リリースを発動する対象は合計ENの中で一番EN蓄積に貢献したメギドになる。

 リリースダメージは全体攻撃ダメージUP等のダメージバフが乗らない仕様になっていて列補正以外に〇倍がかからない。
敵の弱点特性や虚弱による被ダメデバフを用いることで大きくダメージを上げられるもののEN蓄積量とのトレードオフになる。
EN上限がほぼ青天井なことやENは蓄積量が多いほど伸びがいいことからEN蓄積が優先になりやすい。

 単純にアタッカーにバフをかけるわけではない。
リリース(攻撃)をする対象が動き次第でブレる。
EN蓄積と攻撃力UPの兼ね合いが難しくどっちつかずになりやすい。
連撃メギドがほぼ必須で半端に使っても強くない。
普通に殴った方が早い。
Fインパルスには上記の特徴があるせいで普段と違うことをしたわりにはあまり…といったことが起きていたりいなかったり。
だったのが、ルシファーは後述の解放状態やMEにより多くの欠点を克服してFインパルスを優先して使用できるレベルまで引き上げている
それルシファーが強いだけでは?ソウデス




【独自要素”解放”について】

 マモンの”跳弾”にあたるルシファーの独自要素である特殊状態。
簡単に言うとものすごいバフがかかったルシファーがリリース攻撃をして敵を殲滅してくれるようになる。
Fインパルス実装時に起きた「普通に殴った方がよくない?」を一蹴できるほど強烈な特殊状態でルシファーの核。



・発動までの流れ

ルシファーが覚醒スキルを使用(自身に解放状態付与)。

Fインパルス起動から2ターンor前回のリリースから2ターンの経過。

<解放発動 ルシファー以外の味方全員の強化解除。
リリース ※攻撃力UPはこの時だけ。

ルシファーが消耗状態になる。リーダーの場合ME効果で無効。

 解放はリリースをする直前に発動する使い切りの効果
リリースタイミングと解放付与タイミングは関係ないので、例えば1ターン目にFインパルス起動をし2ターン目に覚醒スキルを使ったとすると付与したターンにリリースが行われ即消費される。
うまく使えば前のターンに溜めたエネルギーのリリース前に解放付与を間に合わせることができ、使いどころが悪いとほとんど溜まってないエネルギーのリリースに解放を消費してしまう。
リリースタイミングを確認してうまく活用しよう。



・最大300%の攻撃バフ

 解放状態は強化解除した際の強化解除数に応じてルシファーの攻撃力が上昇する。
1個につき30%、最大10個で300%ものバフを自動で得ることができる。
何を言っているんだ…?
300%という目を疑うほどのクソデカバフ、メインストーリーで全体化を使ったフォラスか?
参照バフ数も”種類”ではなく”数”のおかげでたとえ攻撃力UP10個だとしても最大値になるのもゆるゆる判定。
バフ10個と聞くと多そうに聞こえるがEXオーブのカラヴィンカの存在もあり8~10個を満たすのは容易。
1個につき30%と上昇量が多い分できる限り10個にした状態で発動させたい。
  
 そんな強力な解放だが注意すべきことがいくつかある。
あくまでも”自身以外の強化解除数”なので全体バフ1個のカウントは5ではなく4であることと。
解放自体は特殊効果でも解放時に強化効果が味方についている必要があるため全体強化解除を使用する相手は苦手なこと。
ルシファー本人が死なないようにするだけではなく強化効果が付与された味方が死ぬと結果的にバフが減ること。
味方死亡でバフ減少はうっかり起きかねない、気をつけよう。



・リリース対象がルシファー固定に

 地味なようで意外と大きな要素。
他の連撃メギドをフル回転させていてもルシファーが確実にリリース対象になることで解放が無駄にならない。
ルシファー本人がEN蓄積のために殴る必要がなくなるのでEN蓄積は他の優秀な連撃メギドに任せてしまってもいい。
ついでに言うとルシファーが必ず敵を倒すことにもなり勝利モーションも必ずルシファーになる。かわいい。




【超火力リリース】


 ルシファーの一番の魅力とは何か。
とにかくすごいダメージが出る、これにつきる。
上記の動画ではHP120万あるクライスゲルを3ターンでワンパンしている。
EN999にしたり虚弱を入れたりしっかり準備した時のダメージはゆうに100万を超えるほどで文字通り桁違いのダメージが出る。
さすがにそんな超火力をお見舞いすることは滅多にないのだが、最大ダメージが高いということは火力を下げても使えるとも言えるのでダメージが高いに越したことはない。
リリースというわりにはパっとしない火力だった既存Fインパルスと違いルシファーはリリース火力に全振りしていい
極論リリース以外のダメージは1+固定ダメージで十分なレベル。




【圧倒的な攻撃力と基礎ダメージ】

ルシファーリリースダメージざっくり表

 解放バフはMAX300%、つまり攻撃力が4倍なのでこの時点でルシファーの攻撃力は5000、霊宝をつければ6000を超える。(右下)
リリースの倍率はEN次第なので変動するがEN500程度で基礎ダメージが10000を超え、最大のEN999ともなると更に倍の20000に到達する。
おかげで最大30回の連撃ながらも敵の防御力をものともせず大火力が出る。
従来のFインパルスはEN蓄積と攻撃力UPの塩梅が難しかったせいで中途半端なリリースになり総火力も基礎ダメージも半端なことも多かったが、ルシファーは解放での手軽な超バフによって非常に高い攻撃力を維持しながらEN蓄積量も高められる理想的な環境を作り出している。
あまりにも盛り盛りなせいで敵を粛清するにはEN300~500あれば十分というなんとも贅沢な状態。




【実戦紹介】

・参考動画



・ざっくり解説


Fインパルスの起動。(覚醒スキル使用)

解放用の強化効果を10個近く付与。(カラヴィンカ使用で即8個分)

頑張ってENを溜める。

Fインパルス起動から2ターン待つ。

Finish!


やることはこれだけです。
更にざっくり言ってしまうと
1ターン目に覚醒スキル使用→2ターン目にカラヴィンカ使用→ターン終了を待つ 
「「だけで」」でルシファーの基本ムーヴは成立する。
EN蓄積が重要とはいえ最低限やるべきことはかなり少ない
その重要なEN蓄積フェイズは非常にやり方の幅が広いおかげというかせいというか多様性に溢れている。
秘奥義を絡めてルシファー自身が殴るのもよし、6連撃のRベヒモスで効率よくENを溜めるのもよし、他の連撃メギドを使ったり固定ダメージを使うのもよし、とにかく幅が広い。




【ルシファー編成について】

EN450程度。お手軽
EN650程度。耐久性もある
EN550程度。初手かばう用


 ルシファー運用にあたって最大の難点は使用編成が絞り切れないこと。
タクソ編成に始まりBプルソンやコロッセオRベヒモスなどある程度決まったメンバーや編成がほぼ存在せず、どの程度ENが必要か、EN蓄積以外に何が欲しいかで編成も要求フォトンも大きく変わってしまう
最初から中央のようなEN量多めの編成を使っておけば幅広く対応はできるのだが必要EN量が低いようなら上の編成の方が要求フォトンもかかる時間も少ない。
EN蓄積量に余裕がある=要求フォトンがとれなくても敵を倒すのには十分 なので蓄積量に余裕があるに越してことはない。
参考として動画でも使用した使いやすくある程度の耐久性もある編成を挙げたがそれでも絞りに絞って3編成が限界レベル。
多様性があると言えば聞こえはいいがこの編成でこう使うのが強いよ!と言えないのは若干紹介しづらい。

 ルシファー編成を組むにあたっての用意すべきは
①連撃メギド
②固定追加バフ
③フォトン追加

(④覚醒増加)
の3点。
EN蓄積役を担う連撃アタッカーに固定追加バフをかけフォトン追加と合わせ2ターン目に一気にENを溜めるのが定石。
覚醒増加はなくてもいいが編成に1人いるだけでも1ターン目のフォトン偏りに対応できたり2ターン目の秘奥義使用がスムーズになる。
ルシファー編成の特徴として自然と前列編成になることが多く覚醒増加役にはBマルファスの適正が高め。
相性のいいメギドが軒並み前列であることやバフ数稼ぎ用の列バフを活かすためなどで後列メギドはあまり入ってこない。
トルーパーに後列が狙われることはなくなる半面列攻撃に弱いのがネック。




【霊宝と固定ダメージ】

 ルシファーの霊宝は攻撃力特化、オーブはカラヴィンカが基本。
攻撃力を上げる以外にリリース火力を上げる手段がないので攻撃力を増やすだけでいい。(シーナリーもドームでいい)
カラヴィンカは特性の攻撃力上昇が全オーブトップなのでもしオーブ使用をしないとしても外すことはない。
ルシファー本人が殴る場合は固定霊宝をつける選択肢もあるが…細かい話は当項目下記参照。



 ルシファー以外のメギド、主にEN蓄積をする連撃メギドにはハートブローチ/レディアントパールをつけて固定ダメージを付与する。
攻撃力を上げるだけのルシファーとは逆に味方の攻撃力を上げる必要はない。(多少素殴り分は上がる)
変わりに固定ダメージによるEN蓄積量増加によってリリースの火力を底上げすることができる。
言い方を変えればルシファー以外のメギドの霊宝次第でもリリース火力が変わるためできる限り他のメギドにも気を配っておきたい。



 固定ダメージによるEN蓄積量について。
固定ダメージによるEN蓄積量増加は 
固定追加ダメージの倍率÷2(端数切り上げ) 
となっている。
Rアスタロトスキルのような一般的な固定追加技はLv×10なのでEN蓄積量が+5され1HITにつき15になる。
固定霊宝1個装備時のLv×1や猛撃(スキル強化)使用時はLv×15の奇数だが端数切り上げなので+1/+8になる。
といった風に霊宝か固定追加バフ、あるいはその両方でEN蓄積量を増やすことで結果的にリリースの火力向上に繋がる。
霊宝+バフ各々の組み合わせは右の通り、それぞれの固定追加バフは重複しせず効果量を無視し後に付与されたものに上書きされる。
霊宝4個と猛撃スキルを使用すると上限である+10、つまり1HITのENが20になりその増加量はなんと
左のようにアタック6連撃のRベヒモスはアタック1回でEN+120ととんでもない数値になる。

 固定追加バフ行動もEN蓄積行動とトレードオフではあるが固定追加バフを入れた方が効率が上がることの方が多い
固定ダメージを乗せた連撃をかなりの量叩き込むと固定ダメージだけでも数万削れていて結果的にEN必要量を下げられたりも。
固定追加バフも強化効果の1つとして解放バフ用の個数に換算できるのも利点。
編成や手間をかけないために固定追加バフを使用せず固定追加霊宝を3個つけただけでも+2=1.2倍とバカにならない数値。
上記の影響を鑑みると(編成にもよるが)大量の固定追加霊宝が必要になりブローチを大量生産をするハメになることも。
より効率よくEN蓄積をするために固定追加は極力活用しよう。
(1メギドにつき3.4個は必要で編成次第でつけるべき対象も変わるせいでかなりめんどくさい)




【リリースの攻撃回数増加ライン】

 リリース表再び。今回は下部参照。
リリースはEN量によって攻撃倍率と攻撃回数が変わりダメージが右肩上がりで増えていく。
中でも大きくダメージが伸びるポイントがEN34ごとの攻撃回数増加タイミング
攻撃倍率は緩やかに上がっているだけなのに右肩上がりになっているのはこの攻撃回数増加の影響。
これらのラインを踏むごとに600台であれば2.0倍程度、800台であれば2.5倍程度の倍率が加算されていくに等しく影響度は大きい。
例えば表ではEN500の総ダメージが169230になっているが、その次のラインである511(EN+11)にすると182675(+13445)になる。
これは500→600でのダメージ増加量+65292(1.39倍)の内2.1割を占めていて、1HIT分のENを増やしただけでダメージが1.08倍と大きく伸びる。
このラインを踏むか踏まないかで合計ダメージにそれなりの差がつくなんとも面ど…面白い要素。

 EN蓄積量は多いに越したことはないが仮に681を714に増やしても攻撃回数が増えていない関係上あんまりダメージが伸びなかったりする。
固定追加霊宝はこのラインを踏む回数を増やす役割も担っていて、何もついていない状態と比べると確実に攻撃回数及び合計ダメージに差がでるため重要。
その場その場の環境次第ではルシファーの攻撃霊宝を固定追加霊宝に変えてラインを踏んだ方が合計ダメージが増えたりしてなんとも面倒…面倒です
紹介した動画内ではどれもラインをギリギリ踏めるように調整しているが編成の動きを書き出して合計ENがいくつか計算した後表に照らし合わせて今が攻撃回数何回か、固定追加を増やせば次のラインを踏めるか、を確認する必要があって意識的にやろうとすると相当めんどくさい。
そんな細かいこと気にせずとも火力で押し切れるのはせめてもの救い。




【比較前のコロッセオ編成おさらい】


 本題に入る前にコロッセオ編成の特徴をざっくりおさらい。
コロッセオ編成、もといRボティスにRベヒモスやRニバスを合わせた編成は圧倒的な火力で速攻撃破を狙う編成
他の編成と比べ火力が非常に高く狙いの速攻がしやすいこと、コロッセオの無条件防御低下のおかげで相手を選ばずに低倍率攻撃の弱点を克服できる点が特に優秀。
何よりもアタッカーにバフをかけて殴る以外のことをしないに等しいので使い方もわかりやすく考えることも少ないシンプルイズベストな編成と言えるだろう。
一方で明確な弱点として耐久性が絶望的である。
優勢であってもこちらの防御力は低下し相手の単体ダメージも伸びRボティスの奥義バフもかかっていて大ダメージは避けられない。
Rボティスをブリフォーに変えることである程度は抑えられるが少ない手間で大きな火力上昇をする強みが薄れてしまい逆に場所を選ぶ。
それでも使われているのはそれを考慮してもなお魅力的な火力。
こちらが倒れる前に敵を倒してしまえば何も問題ないのだ。




【コロッセオ編成との差別化】

・優れている点


 なんだかんだでこれが本題な気がする。
コロッセオ編成との一番の差別化点は編成の耐久性
Rボティスがいないだけで大きく緩和されるのはもちろんのこと、上記の耐久性向上メギドを現実的に組み込めるのは大きな強み。
ルシファーは解放バフ稼ぎ工程の見方を変えれば耐久バフを攻撃力に転換することが可能
アンドレアルフスのダメージ軽減、Rバティンの自然回復、もはやかばう効果すらもルシファーの攻撃力に直結する。
カラヴィンカを使えば即8個分にはなるが最大の10個には足りない点や殴りに集中したい2ターン目のオーブ使用を無くすのはメリットになることも多い。
ルシファー本人のHPもかなり高い部類でラッシュ編成にありがちな紙装甲編成になりにくいのも良い。




 一番の差別化点が耐久性なのは間違いないがコロッセオ編成と比較するならば火力の比較をしなければいけない。
単刀直入に言うとコロッセオ並かそれ以上の火力は保証されており、火力の最大値はコロッセオを遥かに超える
上の動画は少々極端だが 火力の最大値が高い=大きく火力を削っても高い火力を維持できる ので最大値が高いに越したことはない。
敵全体に15万ダメージ程度なら適当に動かしていても余裕、20万~40万要求されても十分届く範囲内で今の所火力に関して困るところはない
基礎ダメージの高さのおかげで高防御相手でも余裕をもって使えるところも使いやすいポイント。



・劣っている点


 ルシファーは独自性が強すぎる
こんなに長々と書いてしまうほどにルシファー運用は性能周りに細かい情報が散らばっていて全て理解して運用しようとなるとかなりの情報量。
とにかく既存メギドやアタッカーとの運用が違っていて慣れるまではかなりとっつきにくい、今手持ちの編成で満足しているなら尚更。
自由度が高く編成幅が広いというのも逆に枷になってるのではと思うほど。
蓋を開けてみれば敵を殴るだけだし、細かい数値なんて気にしなくても大火力は出るのだがこだわろうとするとハードルが高い。

 最近の環境を考えるとリリースが全体攻撃1発なのもネック
ワンパンや全体攻撃メタを有した敵は少なからずいるのでそういった敵には使えない。
コロッセオ編成はいわばそれらのメタをメタった編成という立ち位置が強みでもあって使用場所を選ばないのも強み。
対単体も対全体もいけるBプルソンとは違って全体攻撃一辺倒なのは少々足を引っ張っている。
ただしベイグラント2ターンのようにEN蓄積しつつ単体を削りながらリリースで後処理ムーブもできないことはないので相手次第でもある…と言いたいがそういった場にはコロッセオを除けてまで優先して使うことも少なそう。

 良くも悪くも2ターン目終了時まで戦闘が終わらないのも速攻編成との比較としては大きい。
ルシファー編成がリリースするまでは大体2分20秒なのでコロッセオ編成が2ターン目を終えるのと同等なのだが、敵の耐久力がどうであれ敵を倒してしまえば戦闘が終わる一般的な速攻編成と違いルシファー編成は必ず2ターン目終了まで待たないといけない。
編成紹介1つ目の編成であれば2分程度で終わるので前列15万くらいならば2ターン途中にクリアできる編成と遜色はない。
なんて書いてはみたものの大きな差ではないのかも…?敵の耐久力が低かったらBプルソンを使うだけな気がする。

 一応ではあるがコロッセオと比べてしまうとフォトン要求はきつい。
1ターン目にルシファーの覚醒スキル(+Rベヒモスシフト)が必須で湧き方によっては2段目のSが取れない。
1ターン目だけの件で言うほど事故るわけではないが比較対象がRボティス奥義+Rベヒモスシフトだけのコロッセオな以上劣ってしまうのは仕方ない。
最大の問題点は1ターン目に覚醒スキル使用ができないと2ターン目に戦闘が終わらなくなってしまうこと。
2ターン目のフォトンでカバーできる編成と違ってリリースの仕様上2ターン目起動2ターン目リリースは不可能なので確実に1ターン伸びてしまう。
極力事故らない編成を組む以外に対処方法がなく周回などに速攻編成として使うには致命的で安定性を損ねてしまっているのは否めない。



・まとめ

 コロッセオ編成に匹敵する編成だとは思うが優劣をつけるのはかなり難しい、これもまたルシファーの独自性がゆえか…
使う場所によっては耐久性がなく死にやすいとしてもコロッセオ編成の方が安定してしまう矛盾。
正直安定感がなければコロッセオなんて使ってないのでなんだかんだ安定してる編成なんだなと。
今後ルシファーを優先して使う場面やコロッセオでいけない場所も出てくるだろうがコロッセオを使うことはあまり減らない気がする。




【ルシファーの伸びしろがない問題】


 タイトル通りの内容。
現状でかなりの高火力を有しているルシファーだが残念ながら現状の火力から更に伸びる可能性は低い

 リリースは各種ダメバフが乗らないので単体攻撃メギドに与えられたコロッセオのような劇的な変化は望めない。
攻撃力を上げればリリースの火力を伸ばすことはできても既に330%盛られているせいで解放バフ以上に攻撃力を伸ばしても大きくダメージは伸びない
EN蓄積面も連撃メギドはRベヒモスが強すぎてこれ以上は望めず、固定追加バフもRアスタロトとアンドレアルフス以上を求めるのは厳しい。
1ターン目の2段目スキル問題は既にRフォカロルがいて手は用意済み。
全体バフはカラヴィンカの性能的にあれで済ませてくれと言われているだろう。
今はまだ奥義4なので今後匣拡張及び奥義Lv増加をしていくことになるが奥義はダメージソースではなく、匣拡張恩恵もほぼないに等しい。
現状だと奥義3→奥義8にして霊宝を4個とも大霊宝にしたところで火力は1.06倍程度にしかならずかなり渋い

 どこを見てもリリース火力を大きく伸ばす手段がなく現時点でほぼ頭打ち。
良く言えば現時点で完成された性能、悪く言えば伸びしろがなく将来性がない
現時点でかなり強いのでそんなに不満はないもののBプルソン加入からのBウァサゴ実装のような流れはあまり期待できなそう。
可能性があるとすれば虚弱以外の敵にかけるダメデバフ、効果のない攻撃力特化霊宝(基礎攻撃力+100とか)の2つか。




【総括】

きゃぴ☆


 使い方の単純さとは裏腹に取り巻く要素が膨大で紐解くのに半月以上もかかってしまったルシファー。
それでもなおまだ理解してない(発見してない)ものもありそうで底が知れない。
ある程度理解しそれなりに使ってみてわりと雑に使える高火力アタッカーであることはわかったので今後も使っていく予定。
相変わらずRベヒモスが猛威を振るっていながらもRベヒモス抜きでルシファーメインにした編成の感触も悪くない。
覚醒→スキル→秘奥義→奥義→勝利モーションとほぼ全モーションが見れることもあって個人的に満足度マシマシ。
今後も課題になるのは編成の組み方になると思うので研究を重ねていきたい。

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