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1歳半離れた兄弟、二人抱っこは弟が生まれた時から歩き始めるまで、ではなく、「抱っこー!」がなくなるまで続くのである。
さて、シュタイナー学校の子ども園の壁やカーテンには淡いピンク色が使われている。家でも子どもが寝る部屋のカーテンは綿のピンク色を使って、日が当たると部屋全体がピンクっぽくなるような感じでした。
ある日、幼稚園で知り合った家族9組くらいでキャンプへ行った。覚えているのは、夜中に長男が泣きすぎて、外へ連れ出して月の光の下、小さな川辺で抱っこしながら2時間ほどを過ごした。お月さまをみてごらん、
子どもは、とにかく水が大好きだ。森のようちえんに通っていた時、兄を迎えに行く度に、弟はとにかく水たまりをみつけては、遊ぶ、遊ぶ。
こども園に入る前、保育園に通ってない母子は自由に児童館を利用してもいい。時には楽しそうなイベントがあり、お子様たちが大勢入っていると長男はドアから入ろうとしません。楽しそうに歌ったり踊ったりしている子供たちをただやせ我慢の笑顔で見つめている。ちょっと頑張らせたらアウト。泣いて、暴れて、目立って終了。二度と一緒に来るか!となる。
乳児期といわれる0歳から1歳まで、子供にとってよい音楽、例えばモーツァルトやショパン、を聞かせることよりも、もっと重要なことがあるとしたら、それは母の精神状態だという。母の精神状態が良好であるためには、父の精神状態が大切であるという。
弟が生まれるってどんな感じだろう、自分には2歳年上の姉と4歳年下の弟がいる。ただただ小さかった弟が可愛くてしょうがなかったのを覚えている。だとしたら、長男もきっと次男が可愛くてしょうがなかったかもしれない。可愛さ余って憎さ100倍もある。殺したいと思うほど憎い時があっても、やっぱり弟はかわいいんだろう。