ぎんなん

50歳+α。一応女性。愚にもつかないことをつらつらと書きなぐる予定。 テキストと写真は大抵無関係です。

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マガジン

  • のほほん闘病記

    人工透析&乳がん経過観察中。時々バタバタ大抵ウダウダな日常をわけのわからない文章で綴っています。おヒマな時に。

  • 800字小説(転載)

    10年以上前に某所に投稿した800字小説。某所が完全閉鎖したのでnoteに転載してみました。今は書けないかも。

  • danchi scape

    団地と言いつつ、給水塔がマイブームです。

  • urban ruins

    都会の中で、打ち捨てられたようなちょっとした風景を集めています。

最近の記事

障害年金Round2

人工透析適用ともなると、やらなきゃいけない手続きがいくつかあります。 ・特定疾病療養受領証の申請 ・身体障害者手帳の等級変更申請 しかし準備は万端、入院初日に病院窓口で書類を依頼して「2週間くらいかかります(定型文)」と言われのほほんとしていたら、ベッドにやってきたソーシャルワーカーさんが大慌て。 「間に合いますかね?」 入院が月末だったのです。どちらも申請日の月から有効なのでつまり、月が変わる前に申請しなければその月は適用されない! わおっ!! ってことで、病院

    • 良い子は真似しちゃいけない

      PCR検査ですが、ちゃんと次の日の夕方に「陰性」の知らせが入りました。とりあえずひと安心です。が、透析クリニック曰く 「とはいえ、偽陰性の可能性もあるので、熱が下がってから4日は個室で透析になります」 信じてないし。PCR検査の信頼性が低いのはしょうがないとはいえ。 ちなみに「発熱対応透析」は混み合っていない昼間に、厳重な感染対策がなされた個室で行う透析になります。透析の針を刺してくれる看護師さんはゴーグルマスク手袋全身防護服で、すみませんすみませんと謝りたくなるような

      • 突然のPCR検査

        無事退院しました。仕事も再開し、透析生活の始まりだーーー。 ……と意気込んでいたのですが、仕事復帰初日、何かおかしい。入院前の尿毒症の怠さではない、疲労感というかなんというか。あれ、入院中に体を支えきれないくらい筋肉落ちたのか? どうした私。 不思議に思っていたらなんてことはない、発熱してました。以前も書きましたが、風邪をひくと治った後にグワっと発熱します。 腎臓熱、1年ぶりってことですか。今回熱がそれほど高いわけでもないのに、怠さ疲労感がハンパない状況です。もともと虫

        • クリニックと面談

          透析クリニックへ面談に行くことになりました。透析クリニックの候補は大学病院の医師と相談して決めましたが、実は事前にネットで調査済で「あーやっぱりそこになるのね」って感じでした。 さて、面談に行くと言っても、大学病院が送ってくれるか、透析クリニックが迎えに来てくれるか、そんな感じなのかなーとぼんやり思っていたのです。 「クリニックは2時に予約しているそうなので、こちらを出るのは1時くらいですかねー」 「これ外出許可証。書いててくださいねー」 「これ紹介状。クリニックに渡

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        • のほほん闘病記
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        記事

          入院生活あれこれ

          透析も2回目からはある程度緊張も解け、 ・iPhone11ではなくiPhone8を持っていく(実は2台持ち) ・イヤホンで音楽を聴く という対処で、透析時間を気楽に過ごすことに成功しました。やはりiPhoneはあのサイズだよ11はデカすぎる。M字ハゲだし! とまあiPhoneのことはどうでもよく、体調はすこぶる好調です。透析疲れ?も今の所は感じず、さほど美味しくない病院食も綺麗に平らげています。 そして一日置きの透析以外はほぼ何もない入院生活、暇です。早寝早起き、栄養

          入院生活あれこれ

          透析はじめました

          てなわけで、入院しております。 今回は「透析導入入院」なので手術も何もありません。ただ透析を始めるだけです。ここ1年で入院も3回目になりますから、慣れたものです。 初回の透析は入院の翌日でした。最初は透析も軽めで時間も短め(とはいえ3時間)です。 意外だったのは、完全に横になった姿勢で透析することです。以前から時々透析を行うクリニックのWebサイトとかを見ていたのですが、基本的にテーブルがあったりテレビがあったりする写真が多いので、起き上がった姿勢で行うイメージだったん

          透析はじめました

          言い訳

          久しぶりなので、まず言い訳から入ります。 新型コロナが騒ぎになり始めてから、私もなんやかんや思うところはあったので、noteを書こうとしたこともあったのです。ですが、書き始めると進まないのです。 なんせ、「確かな情報」がどこにもない。世界中見渡してもどこにもない。 マスコミの報道、政府の対応、あの人がああ言ってること、全部正しいかそうでないかの判断がつきません。それは普段からそうかもしれませんが、コロナに関してはそれが毎日コロコロと変わります。評価は毎日入れ替わり人の言

          強制休暇の楽園

          小笠原諸島には昔から一度行きたいと思っていました。単純に離島が好きなのもあります。自然が魅力的だし、海も綺麗だろうし、クジラも見れそうだし、なんせ世界遺産。もちろんそういうのもあります。 ですが、小笠原諸島に対して私が最も魅力的だと感じているのは、 「最低でも6日間は帰ってこれない」 というところです。 東京・竹芝埠頭から小笠原諸島・父島までフェリーで24時間かかります。飛行機は飛んでいません。行き帰りだけで確実に2泊、船中泊です。そして帰りのフェリーは3日後にしか出

          強制休暇の楽園

          駄目だと言われるとやりたい病

          イベントが軒並み中止祭りの昨今、いかがお過ごしでしょうか。 休校だリモートワークだと大騒ぎですが、私の生活は何も、なーーーんにも変わっておりません。なんせ元々リモートワークです。忙しい時にはトイレと食事くらいしか席を立たず、外に出ないので一日中着替えないことすらあります。買い物には行きますが、スーパーは歩いてすぐのところにあります。これはもう「引きこもり生活」と言ってしまって差し支えないのではないでしょうか。 昔聞いたのですが、「家と会社以外、限られたところしか行かずに生

          駄目だと言われるとやりたい病

          ミッドナイト・シュ・ラ・バー

           こんな真夜中のファミレスで、何やってんのあんたら。 「お客様、ご注文は」  俺の声を完全に無視する、ボックス席に向かい合わせのカップル二組。その異様な雰囲気に俺以外のバイトは近寄ろうともしない。俺は再びうんざりと声を張り上げた。 「お客様」 「お前」  俺の声と男の声が重なった。 「お前がカズコをたぶらかしたんかコルァ」  古くさいサングラスをかけた男が凄む横で、ショートカットの地味な女が小さくなっている。 「なァに言ってんのよォ。その女が色仕掛けでも使った

          ミッドナイト・シュ・ラ・バー

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          danchi scape [kawasaki-kanagawa]

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          実はお金がかからない

          内シャントを設置した血管も随分成長したようで、腕を触ると静脈がぷりぷりしています。今まで医師や看護婦でもわかりにくかった自分の静脈が今すっげーわかるぅーとテンションが地味に上がります。透析カウントダウンはとうに始まっていますが、今の所はまだ現状維持です。 手術が決まった去年の年末、ソーシャルワーカーさんとの面談がありました。透析開始後の「医療費補助制度」についてです。 人工透析(血液透析)というのは何も補助を受けず普通に受けると月に40万円ほどかかるそうです。まあそりゃそ

          実はお金がかからない

          内シャント設置術

          入院の過程があまりに冗談だったのでさらっとしか書きませんでしたが、今回の入院で血液透析のための手術「内シャント設置術」をしました。 血液透析は4時間くらいかけて全身の血液をまるっと吸い出し、機械でいらないものを排除して、また体に戻すと言うとんでもないことをするので、何が必要かと言うと「それに耐えられるだけのふっとい血管」が必要なのです。だから腎臓が急激に増悪して緊急血液透析が必要な場合、透析は「首」からやります。 で、「内シャント設置術」というのは何をするかと言うと、腕の

          内シャント設置術

          エクストリーム入院

          あけてしまっていますが、個人的な理由で特にめでたくはないのです。(※単に喪中です) 腎臓の数値がガクッと悪化したことで、ひとまず透析準備しましょう手術しましょう血液か腹膜かどっちにするんだいと医師からせっつかれているところまで書いたような気がするのですが、その後、血液透析に決めて、手術日も年始早々ということに決まりました。 血液透析にしたのは、配達人の腰への気遣いもあるんですが、一番の要因は自分のズボラさです。性格もズボラ、それを証明するように部屋の中もズボラ、そんな自分

          エクストリーム入院

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          danchi scape [komae-tokyo]

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          待ったなし

          案の定でした。やっちまいました。 血液検査でクレアチニンが4.47。2ヶ月で1.0近くジャンプアップです。夏の間停滞しておいて、寒くなった途端これです。 推算GFR値もついに10を切りました。私の腎臓、9割越えが丸焼けです。 「この数値だと、もう透析の準備を始めないといけません」 医師が急ぐのには理由があって、実は透析って手術をしてもすぐには始められないのです。超ざっくり言うと、手術の傷口が治ってうまく馴染むまでは透析できなかったり、感染の危険があったりするのです。な

          待ったなし