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【ピアノ日記】室内楽の本番終了

室内楽の本番が一応無事に、終了しました〜。弦の友人達と協力して、なんとか30分の曲を全楽章、弾き切りました(フォーレのピアノ四重奏曲第1番)。今は解放感でイパーイ♪

今年の年明けからずっと準備していましたが、途中あまりの弾けなさに、半泣き状態で打開策を求めてアレクサンダー・テクニークのレッスンを受け始めたり、色々な練習方法を試した一年でした。
自分から言い出して弦の人を三人も巻き込んでいる以上、途中で難易度を落とした曲に変えるとかもできず、弾けないのに合わせの日がどんどん迫ってくるなど、追い詰められた気分で辛く苦しい日々でしたが、得たものも大変多く、最終的にはやってよかったなあと思っています。もがき苦しんだ分、この一年で自分がすごく変われて、飛躍できた気がします(あくまでも自分比🤭)。

まず、それまでの練習方法では限界があると感じ、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けるようになったことが一番大きかったです。
本番で一瞬手が固まったようになってしまう、些細なことで動揺して崩れてしまう、、、などのような本番中の課題は、アレクサンダーを習ったことで、今回に関しては克服できたように感じました。

練習時に、どこで緊張して崩れそうになるか、今までの経験を元に相当事前にシミュレーションしていたので、本番は思っていたよりもかなり平常心で弾けました。呼吸の大切さを実感したことも大きかったです。
今回の体感を得たことで、今後は本番中の不安な気持ちを多少は減らせて、もっと音楽に没頭することに専念できたら嬉しいです。

弾きづらい箇所を練習する時の対応策も、かなり自分なりに確立できたと思います(=とにかく腕を自由にできる姿勢というのが私のカギ)。

残課題は、弱い音量を美しく出せるようになることで、来年はそういう曲に取り組んでみようかなと思っています。

しかし今回つくづく思ったけど、こういうヴィルトゥオーソ的な曲をガンガン攻めるというのは、メンタル弱めの自分にはほんと向いてないんだなぁ…。内向的な曲をまったり弾くのが、歳を取った今の私にはしっくり来る。でも、技巧的な曲を華やかに弾けるのも、やっぱり永遠の憧れですけどね♪

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