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私が本をよむ理由

一生懸命やってきた
何かに打ち込んだり、頑張る自分が好きだった

それでも、人生にはどうにもならないことが起きて
思い描いた未来なんて、あっけなく手の届かない場所に行ってしまう
自分の意志なんて関係ない、ただ自分の意志ではどうにもならない残酷な現実がある

目に見えない何かと毎日闘って
負けそうになっても見ないふりをして
何を言っても言い訳になるから、いつしか本音を口に出すことを諦めるようになって、笑い話にしてごまかして
それでも心の中ではボロボロになりながら闘い続けて。

本の中には、永遠に変わらない世界が広がっている。

押しつぶされそうな毎日でも、誰にも邪魔されない、誰にも変えられない本の世界。
日々移り行く現実世界で生きる中でも
絶対に変わらない本の世界があるから、その中で必死に踏ん張ってい生きている変わらない登場人物たちがいるから

私はまた、心が前を向いて歩いていけるの

私が本をよむ理由



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