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"答えのない世界"を楽しむ力を育てる 〜ZIP-FM「THINK ABOUT THE FUTURE」ゲスト出演レポート〜
2月1日、当社代表取締役CEO小林延光が、ZIP-FM「THINK ABOUT THE FUTURE」に出演しました。パーソナリティの粟生さんとの対話を通じて、新規事業開発支援やリスキリングに対する想いを語りました。
「ナメック星の最長老様」になりたかった少年が辿り着いた、人材育成の道
番組では、小林の原点に迫る話から始まりました。「子供の頃、なりたかった人は?」という質問に、小林は意外な答えを返します。「スラムダンクの仙道と、ドラゴンボールのナメック星の最長老様でした」
特にナメック星の最長老様については、「手を頭の上に置くだけで、相手の潜在能力を引き出せる存在に憧れていた」と熱を込めて語ります。この話に粟生さんは「今のお仕事に繋がっているじゃないですか」と鋭い指摘。温かな笑いが広がりました。
研究者から人材育成の道へ
愛知県尾張旭市出身の小林。名古屋大学工学部で触媒化学を研究していた時期に、人生の転機が訪れます。「同じ実験を何度も繰り返す中で、これを仕事にできるだろうかという強烈な不安が襲ってきた」と当時を振り返ります。
そんな中で出会ったのが塾講師のアルバイト。「子供たちの成長に向き合う仕事で、実際に目の前で成長していく様を見ることに、大きな喜びを感じた」という経験が、現在の仕事の原点となっています。
計画された人生の軌跡
番組中、粟生さんが投げかけた「キャリアの選択」についての質問に対し、小林は興味深い回答を示しました。「20代は塾の先生、30代は修行、40代で起業しよう」。緻密に計画されたキャリアプランの存在に、粟生さんも驚きの声を上げます。
「誰かの成長に関わることを一番の仕事にしようと決めていた」という小林。30代を「修行の時期」と位置づけ、さまざまな企業で経験を積んできたそうです。その集大成として立ち上げたのが、アウトレなのです。
リスキリングへの独自アプローチ
アウトレが提供する新規事業開発支援プログラムの特徴は、通常の企業研修とは一線を画します。特に注目すべきは、研修の「場」へのこだわり。あえて企業の研修会場ではなく、なごのキャンパスのような非日常の空間で実施しています。
「普段の会社から離れた場所でやることに、すごく価値を置いています」という小林の言葉に、粟生さんも「なんかすごく温かくて皆さんほっこりしていただける空間ですよね」と共感を示しました。
組織の化学反応を促すために
過去30社との関わりから見出した法則性について、小林は「新しいことに挑戦するマインドが根付いている会社ほど、成長率が高い」と指摘します。特に「2:6:2の法則」に触れながら、組織の6割の社員が能動的に新しいものを生む環境づくりの重要性を説きました。
「答え」との向き合い方
番組中、特に印象的だったのは「答えのない世界」との向き合い方についての話です。小林は「人間には答えを求めたがる特性がある」と指摘します。新規事業の現場では、上司に聞いても答えは見つからない。そんな状況で必要なのが、「自分で答えを作って、その答えを検証していく」という姿勢だと語りました。
この「仮説検証」という考え方について、愛知県特有の興味深い反応も紹介されました。製造業の研究開発部門の方々から「あれ、意外に普段の仕事で仮説検証ってやってるぞ」という気づきが得られるとのこと。小林は「そこまで変わらないんですね」と、参加者の経験に寄り添いながら新規事業開発の敷居を下げる工夫を重ねています。
歴史から学ぶ組織の在り方
番組では小林の意外な趣味も明かされました。歴史上の偉人が、その時代に何を考えていたのかを考察することが大好きだという小林。特に「明智光秀と本能寺の変」について、組織論の視点から独自の分析を展開します。
「明智光秀の役職を現代の企業に例えると、取締役なんです。特に経営企画室長のような、戦略型の取締役でした」と小林は説明します。当時の織田信長の組織を「株式会社織田」と捉え直すことで、組織運営の本質が見えてくるというのです。
さらに興味深いのは、本能寺の変の背景分析です。粟生さんが「織田信長の気質の問題だったのでは」と問いかけると、小林は「実は、もう一人亡くなっている人の存在が重要なポイント」と、新たな視点を提示。通説とは異なる切り口で歴史を読み解く姿勢に、粟生さんも強い関心を示していました。
このような歴史分析は、単なる趣味の域を超えています。過去の組織で起きた出来事を現代の文脈で解釈し直すことで、組織運営やリーダーシップについての普遍的な示唆が得られるのではないでしょうか。「明智光秀の話だけで1時間半語れる」という小林の言葉からは、歴史を通じて組織の本質を探求し続ける姿勢が伝わってきました。
未来を見据えて
最後に小林は、企業だけでなく教育機関との連携も視野に入れている将来展望を語りました。「新たなものを生む力を、ベースの力として子どもたちにも身につけてほしい」。その思いから、すでに小学生向けのプレゼンテーション教室なども手がけています。
番組終盤、リスナーへのメッセージとして小林は次のように語りかけました。「新しいことをする時は誰でも怖い部分がある。私も多くの方に背中を押していただきました。今度は皆さんの背中を押させていただきたいと思っています」
温かな雰囲気に包まれた30分の放送。アウトレが目指す「新しいものを生む力」の育成という挑戦は、まさに始まったばかりです。小林の思いを引き出していただいた粟生さん、ありがとうございました。
■アウトレのご紹介
アウトレは、「人を、企業を、成長させる」をミッションとする新規事業開発プログラムです。ご興味をいただけた方は、ぜひこちらもご覧ください。
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