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当たり前をちゃんとやるのが一番

スピートこそ一番

 現代社会は変化の激しい時代なのでスピードこそ一番大切だという風潮があります。
 確かにスピードが物事をスムーズに進める面は多々あります。
 相手があり、相手に動いてもらう、依頼する、依頼を受ける、断るといったやり取りは、遅くなればなるほど支障がでるものです。
 しかし、これは今の時代だからではなく
 昔からそういわれてきたものです。
 連絡方法の進化により、はやく返事を出せる時代にはなっていますが、レスポンスは早いのが良いは今に限ったことではありません。
 今言われているスピードが、事業判断などのビジネス上の判断スピードや行動のはやさを指しているとしても
 20年ほど前もラビットイヤーと言われ変化が激しいからスピードが必要と言われていました。

実は昔から言われていました

 いつの時代も、スピードがいることは必要とされていました。
 一方で
 時間をかけて、焦らず、ゆっくり構えることが必要なこともあります。
 功を焦るといいますが、新人や新しく役職がついたばかりの人が、はやく大きな成果をあげねばと焦ると、うまくいかないケースが多いです。
 またたとえば営業で一番に大きな受注をとったからといってその後大した仕事をしない人もいます。大きな受注を狙いすぎて続かないことがあります。
 若いうちは実際には大きな成功より、小さな成功を積み重ねる方がその人の成長に繋がるのかもしれません。
 すぐに取れた注文はすぐなくなるが
 苦労して時間をかけて取った注文は永く続くもの
と教えられました。
 また遅いことは誰でもできる、早くしろ
とも教えられました。この早くしろとは、自らの行動のことで、相手(お客さん)のいる場合は、相手の都合も考えて、どうしたらはやくなるかを考えろということです。
 この教えは、いかにも昭和の時代ですが、
 今に通用しないでしょうか

 今ははやくしないと乗り遅れるからなんでもかんでもはやいのが正解でしょうか
 急がされての仕事は、パフォーマンスが落ちます。
 現状維持は衰退を招くというのも昭和でも言われていました。

当たり前を当たり前にやる

 実はいつの時代も同じことを言ってはいないでしょうか
 スピードは大切
 じっくり考えることも大切
 どちらも大切です。

 時代により、極端に振れる、ある風潮に踊らされ疑問なく阿る。
 何事も 
 ある面は本当にそうだろうか
 何か変ではないか
 と疑問に思うことなく邁進するのではなく

 正解は分からない
 ならまずやってみよう
 
 この考えも決して今に始まったことではないです。

 いつの時代も変わらないのは
 結局
 当たり前のことを当たり前にやる

 こうすれば成功する、成功の秘訣、これをやったらうまくいく
いちはやく稼ぐには・・・
 などと言う言葉に踊らされない

 レスポンスよく相手に返す
 お礼を言う
 挨拶をする
 人のせいにしない
 疑問に思うことは口にする
 疑問解消のために学習する
 良いと思ったことを実行してみる
 
 当たり前のことをちゃんとやることが大事
 という風潮にならないかと
 この記事も書いています。

 
    今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。


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