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魅力のある人~人と比べない~ただ目の前のことに懸命に向き合うひと



魅力的な人



どんな人に魅力を感じるでしょうか
今の自分に満足しない
常に高みを目指している
他人から見ればもう十分実績も残し、やれていると思われていても
「まだまだです。もっと学び、もっと良いものにしないと。」
と言って努力しているひと。

人と比べない
人と比較しない
人と競争しない
競争するのは過去の自分
自分らしく生きているひと。

イチローさん

イチローさんはそのようなタイプのひとですね。
MLB殿堂入りした際の記者会見で、満票でなかったのをどう思われますかという問いに、イチローさんは
「~やっぱり不完全であるのはいいなと。生きていくうえで不完全だから進もうとできるわけで。そういうことを改めて考えさせられるというか、見つめ合えるというか、そこに向き合えるのは良かったと思います。~」
と応えられました。

立派すぎて、これほど魅力的な人にはなかなか普段出会えないかもしれません。

働く人へのエール

働く人の日常のシーンに魅力的なひと、場面はたくさんあります。

①エマージェンシーコール(緊急通報指令室)

 *NHK エマージェンシーコール(ノンフィクション)
  フジテレビ エマージェンシーコール(ドラマ)
 のシーンを参考
 119番通報を受ける救急指令管制員は、通報者の混乱を落ち着かせながら、必要な情報を迅速に聞き取り、消防や救急車を出さなければなりません。瞬時に適切な判断を下す冷静さとプレッシャーにも耐えながら、心のこもった対応が求められます。
 通報者がパニックになって要領を得ないが、冷静に落ち着かせながら、
コンマ何秒でも早く、情報を聞き出し救助に向かわせようとする管制員。
 救急車を発動したものの、助けられなかったと聞き力を落とす管制員。
 悪戯電話のようで、救急車の発動を迷っているとき、上司から出せと指示を受ける管制員。
 夜勤明けの朝、家に帰り一杯やりながらほっと一息する管制員。

②トラック運転手

 *サントリー 缶コーヒーBOSSのCMのシーンの記憶から
 高校の同窓会で、起業してバリバリに仕事をしていそうな同級生と大企業に勤めている同級生から「お前なにやってんだっけ」と聞かれ「トラックの運転手」と言うと、少し小馬鹿にしたように笑いながら「これからの物流問題を背負ってるな」と言われ、何とも言えないいやな気持になる。
 会が終わり、夜のベンチで缶コーヒーを飲んでいると、ベテランのサラリマンが横に座っていて「君は何の仕事をしているの」と聞かれ「トラックの運転手です」と応えると、しみじみ心の底から「そっか、トラックの運転手か、ふうん、なんかいいね」と言いながら空を見上げるサラリーマン。一緒に夜空を見上げるトラック運転手。

③小学校の先生

 *真面目な小学校教師として良く語られているシーンを想像
 授業で明るく生徒たちに接して、学ぶ楽しさを教えている教員。
 授業中、具合の悪くなった生徒を抱きかかえ保健室に連れていく教員。
 モンスターピアレンツから苦情を受け、ひらすら聞いている教員。
 放課後夜遅くまで、職員室で次の授業の準備をしている教員。

 目の前の仕事に懸命に向き合っている姿は魅力的です。
 そんなとき
 だれも人と比べてはいません。
 緊急通報管制員は、ただ電話口にいる通報者を助けたい一心で、向き合っています。
 トラック運転手は、ただ今ある仕事に誇りを持とうとします。
 小学校教員は、ただ子供たちに学んで成長してもらいたい一心で仕事をしています。

人と比べない

人は
人と比べるのは、本当は無意味な劣等感と、つまらない優越感しか生まないことを分かっていながらも
人と比べてしまいます。
他人の評価が気になります。
勝ち負けという優劣をつけたがります。

人と比べないといっても
スポーツの世界などで切磋琢磨して競争するのとは違います。
見習うべき人と比べてお手本にするのとも違います。

人と比べないのは
接する人によって態度を変えない
誰にでも同じように接しています。

相田みつをさんが、このような言葉を残しています。

「しあわせは いつも じぶんのこころがきめる」
「道はつくる 道はじぶんでひらく
人のつくったものは じぶんの道にはならない」

相田みつを

目の前のことに、ただただ向き合う
その繰り返し、積み重ねた経験から、魅力が出るものです。



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