International Auto Film Festa

2023年から始まった日本発の国際自動車映画祭の中の人です。

International Auto Film Festa

2023年から始まった日本発の国際自動車映画祭の中の人です。

最近の記事

映像系メディアへ掲載いただきました。

映画祭立ち上げ当初より多くのメディアへ情報を掲載頂いてきましたが、取材を受けて記事にして頂くのは、今までは自動車系メディアばかりでした。 今回映像系メディアの「ビデオサロン(VIDEO SALON)」誌に取材頂き、2024年8月号に2ページにわたり掲載頂きました。 今回の取材で嬉しかったこと。取材前に2024年のノミネート作品に全て目を通してくれていたことに感激しました。ザッピングではなく、それぞれをしっかりと細部まで見た上で、作品のテーマや撮影手法など、しっかりと把握さ

    • 「International Auto Film Festa 2025」開催します宣言。

      毎年1月1日に応募受付を開始している映画祭。2025年の応募受付まで半年となります。今年も来年の準備が少しずつ始動しています。 準備の準備や、その流れなど。運営を行っている実行委員会はコミッティです。映画祭の専任者はなく、それぞれ普段は仕事を持っていて、必要なタイミングで集まり、様々な企画を行ったり検討したりしています。なので、映画祭の活動は普段のそれぞれの仕事の合間に行われています。 結果として、想像よりもゆっくりと地道な進行となります。 まず大切にしているのは、ご協力

      • 映画祭のレギュレーション

        具体的に「International Auto Film Festa 2024」を例にすると、2023年1月1日以降に制作された作品。というレギュレーションがある。 2023年の応募締め切りは2月28日だったので、2023年1月1日〜2月28日に完成または公開された作品はどちらに応募するか選ぶことも出来る。 映画祭募集期間に情報に出会えるか否か。応募できるレギュレーション期間が重複する件について、実際には戦略的に選択している人は少ないと思う。前年の募集が終わってしまってから

        • 映画祭の運営と、マネタイズと、スポンサーについて。

          2024の授賞式は「Le Garage(ル・ガラージュ)」さんとの共催となりました。これが今回の映画祭において、とても大きな影響がありました。 『Le Garage』との出会いと思い出。六本木にある「Le Garage」は「クルマを偉大なオモチャと考える、大人のガレージショップ(公式サイトより引用)」です。 個人的な印象としては、クルマに関連するハイセンスなセレクトショップ。 美術大学に通いながらデザインを学ぶ学生にとってバイブルの一つでもあった「雑誌 AXIS」。そこに

          海外クリエイターへの呼びかけ

          実は「国際自動車映画祭」International Auto Film Festaは日本発の映画祭ながら、その多く90%以上は海外からの応募です。 International Auto Film Festa 2024の参加国スペイン、ベネズエラ、ポルトガル、アメリカ、イギリス、中国(含む、香港、マカオ)、コロンビア、ブラジル、韓国、ウズベキスタン、インド、イラン、エジプト、イタリア、タイ、モロッコ、フランス、メキシコ、パキスタン、イスラエル、ドイツ、オーストラリア、インドネ

          海外クリエイターへの呼びかけ

          映画祭の作り方

          映画祭を始める時に、なにかヒントは無いだろうか?と、別所哲也さんの本「夢をカタチにする仕事力」を読んだ。 時代も異なるし、スタートの考え方が異なるのもあり、全てをトレースすることにはならなかったけれど、とても参考になったし、時代として今の方が何かをスタートさせるのもハードルが低くなっていることを感じます。 別所さんと偶然に同席した場実は別所さんとは2002年に一度だけご挨拶したことがあります。 「面白い人が集う場」みたいな感じで、確か全員がほぼ初対面の20名くらいで表参道辺

          映画祭受賞作品の選考

          International Auto Film Festaでは、委員会とメディアパートナーの代表者によって受賞作品が選ばれています。 その選出のポイントとしてはクルマ好きが集まり、「この作品が素敵だ」「この映像が好きだ」というシンプルな投票制。 応募作品を全て視聴することからはじまる。作品が申し込みされると全てに目を通して、「レギュレーションに沿っていない作品を外す」選別から始まります。 世界中色々な文化や生活があれば、様々な解釈があり、「自動車に関係があるか無いか」の判

          映画祭受賞作品の選考

          CMは短編映画? 記憶に残るCMがある。映画がある。

          2時間を超える作品もあれば、1分に満たない短編映画もある。映画館の巨大スクリーンで見る作品も、スマホでも視聴可能なサブスクサービスで配信される作品も映画に変わりはない。 言い換えると、個人個人の感覚的な違和感はあるかもしれないけれど、映像作品は映画と言って良いと思う。 では映画祭とは? それぞれに定義されたルールに従って、映像作品が集まる場や機会。と言うことが出来ると思う。 多くのCMが日常生活の中にあった時代に、多くの刺激を受けて育ちました。昭和の終わり頃はテレビが生活

          CMは短編映画? 記憶に残るCMがある。映画がある。

          全てのノミネート作品が、いつでも視聴できる映画祭。

          多くの映画祭では、期間中のみ会場で作品が上映されます。 映画祭に応募されている作品は公開前の作品も多いので、その場合は映画祭だけの特別公開となります。 そうした映画祭では一般的に、Web上に誰でも見れるスタイルで全編掲載することは困難です。 その後、配給会社が決定してはじめて映画館での公開に繋がります。 話題になった映画は見たいけれど、機会を逃してしまうと見れないこともある。映画祭で様々な賞を受賞したニュースはSNSなどにも流れてくるので、関係者でなくてもそうした情報を目に

          全てのノミネート作品が、いつでも視聴できる映画祭。

          自動車の映画祭をつくりました。

          International Auto Film Festa (Official Site) SNS動画サービスが普及するなかで、 多くのクルマの映像に出会えるようになりました。 名曲と呼ばれる音楽のように、 時代を越えて愛される作品。語り継がれる作品。 クルマの素晴らしい映像にはその時代のクルマ文化を築き、 さらには後世へその文化を伝えていく力があると考えています。 誰もが主体的に発信出来る時代だからこそ、もっと親しみやすく懐の深い映画祭があって良い。 荒削りであって

          自動車の映画祭をつくりました。