MisaK

オーストラリアに来て15年。旅行、留学関係の仕事に従事しながら輸入代行業を営んでいる。2児の母。 大切なもの、私の家族。

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オーストラリアに来て15年。旅行、留学関係の仕事に従事しながら輸入代行業を営んでいる。2児の母。 大切なもの、私の家族。

最近の記事

女子高生の恋愛

私の15歳の娘が同じ高校に通う男子に告白された。 「Will you be my girlfriend?」 全くの余談だが、日本と教育システムの違うオーストラリアでは15歳は高校1年生か2年生の学年にあたる。 話はもどって、 告白されたのは、学校から最寄りの駅に向かう途中のことだったそうだ。 以前からその男の子が娘に好意を抱いていたことは分かっていたらしいが、接する距離が異様に近いことを除けば普通にお友達として仲良くしていた。 他の友だちも交えて一緒に勉強したり、帰

    • トイレットペーパー戦争

      先週ニュースを見ていたらシドニーのスーパーマーケットでトイレットペーパーを買い占める人たちが写っていた。 大都市ではこんなことが起きているのかと思っていた2日後、近所のスーパーへ行き愕然とした。 奥の空っぽの棚はトイレットペーパー。手前の棚はティッシュとハンドサニタイザー。大都市に限らず、オーストラリア各地でこういうことが起こっていたのだった。 当然各スーパーマーケットでは一回の精算時に対する個数制限を行ったが、大家族で一緒に買物へ来たり、スーパーと駐車場を往復して何度も

      • オーストラリアのコロナウィルス

        今や世界中で猛威を奮っているコロナウィルス。 こちらで話題になり始めたのが1月中旬から後半頃。「なんだか怖いウィルスがあるらしいねぇ」なんて対岸の火事のような雰囲気だった。それが、あれよあれよという間に「やばくね?」という雰囲気に変わり2月頭には「マジやべぇ」になっていた。 オーストラリアでは学校の新年度は1月末に始まる。 今年は1月28日が初登校日となりドキドキ・ワクワク進学、進級する子どもたちと、やっと長い夏休みが終わりほっとする親たちのフレッシュスタートの中に不穏な

        • 日常から非日常へ

          日本中を震撼させた川崎の殺傷事件。日常の光景が一瞬にして凄惨な光景へと変貌した。当たり前のように「いってらっしゃい」と送り出し、当たり前のように「ただいま」と帰ってくるものと思っていた人たちが、帰らぬ人となったり怪我を負ったり。 私の知人で2年前に息子が突然全身不随になった。遊んでいる最中足を滑らして後ろ向きに転び、頚椎を痛め意識が戻ったら全身が動かなくなっていた。そしてその後車椅子の生活を強いられている。 私の住んでいる国にはよく修学旅行の高校生が来るが、時々日本の高校

          ジュニアアスリートの親の苦悩

          11歳の娘がテニスをやっている。 飛び抜けて上手いというところまではいっていないが、可能性が十分あるということで、Fixturesと呼ばれるクラブ対抗試合に出させてもらっている。 これは、テニスクラブに所属する選ばれた選手が半年間だいたい週一度のペースでいろいろなクラブの選手と試合をして、最終的に勝ちの多かったクラブが表彰されるというもの。 娘は6歳くらいからテニスを習っているが、あくまでも趣味というかお稽古事の一つに過ぎず、気合をいれて練習に打ち込むということはしてこな

          ジュニアアスリートの親の苦悩

          接客のぬくもり

          日本へ小包を届けに郵便局へ行った時のこと、 ちょっと箱が弱くて心配だったが、壊れ物扱いで別料金を払うほどでもない。それでも心配だったので、受け付けてくれたおじいちゃんに 「壊れ物注意のシール貼ってくれる?」 と聞いたところ、やはり 「壊れ物扱いの郵便じゃないからシールは貼れないねぇ」 との答えが返ってきた。やっぱりそうかと諦めたところ 「箱に直接書けば?」 とマジックを貸してくれた。 「ありがとう」 と言いながら、’FRAGILE'と書こうとしたところ、どうにもスペルが思い

          接客のぬくもり

          熟女の魅力

          色々な熟女がいる。 そもそも熟女の定義は30代後半から50代までなのだろうか。 はっきりしたことはわからないが、まぁそれくらいだろう。 一昔前に比べたら、現代の熟女はとにかく若い。 欧米から見ると、特にアジア人は若くみえるようだが、なかでも日本人の若さは突出していうように思える。 かく言う私は40代で、海外に住んでいるものだから現地の人達に若く見られいちいち喜んでいる。たぶん日本に住んでいたらそんなことはないだろう。 褒められれば嬉しいもんだから、私も日本の熟女たちのように

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          逃げなのか、前進なのか

          私にはなんとなくやりたいことがいくつかあり、いつも頭の中をそのアイディアが駆け回っている。そのうちの一つは、本当に小さいビジネスだけどまったくの初心者の私が3週間かけてホームページをつくり立ち上げて、ぼちぼちではあるが、顧客がつくようになってきた。とはいっても儲けといったら微々たるものだ。だけど、自分で作ったものに対して誰かが反応し最終的に喜んでもらえるのは嬉しい。まだまだ改善の余地はあるのでこれからもっと大きくしていきたい。 ただ、私にはフリーランスではあるがとりあえず本

          逃げなのか、前進なのか

          話を聞かない子どもたち

          10月、11月は修学旅行シーズンだ。 このオーストラリアにもありがたいことに、たくさんの修学旅行生が来る。 おかげさまで、たくさんの学校やその生徒、先生と接する機会があり それぞれの学校の特徴や先生方の教育理念、それに伴う生徒の姿を見るにつけ、本当に十人十色じゃないが、十校十色だと実感する。 日本の夏休みのシーズンもたくさんの学生がやってくるが、これはスタディーツアーと私達が呼んでいるもので学校や地域で希望者を募り、現地の学校に行ってホームステイなどするプログラム。 なので

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          パワーハラスメントを受けたら

          何年か前、友人のYちゃんからくるラインはいつも会社の愚痴だった。所属部署にパワハラをする課長がいるという。 今日はイヤミを言われた。 今日は自分が悪くないことなのに怒られた。 今日は見せしめで他の社員の前で怒鳴られた。 Yちゃんだけでなく、他の女性社員も被害を受けていて、結果その女性社員は病気になり退職した。更に彼女の病気は悪化し、亡くなってしまったそうだ。 毎日のようにくる愚痴ラインに私は 「がんばって」とか 「相手を変えることができないんだから自分の受け取り方を変えたら

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