息子ペリーに残された時間
みなさん、こんにちは。
オーストラリアでおたんこナース
高橋奈央子です。
今日はちょっと悲しい話をします。
ご存知の方もいるかと思いますが、
私はオカメインコを飼っています。
ペリー、13才。
お風呂上がりのペリー(3日前)↓
オカメインコの平均寿命は、
20歳ぐらいなので、
ペリーはまだ
おじいちゃんではないんですが…
コロナ禍で脳梗塞のような
状態になってから、
いつ死んでもおかしくない状況を
幾度か乗り越えてきた強い子なんです。
てんかん発作、
下血など、
今まで何度も獣医さんに
お世話になりました。
そして、一度は
安楽死を勧められたことも
あるんですが、
ペリーの劇的な回復力に
その決断は出来ず、
今に至っています。
でも、今回ばかりは、
サヨナラする時が
近いんじゃないかと感じています。
遡ること1ヶ月。
私が5月に日本から帰ってきて、
お友達に預けていたペリーに
久しぶりに会って気づいたのは、
ちょっと反応が鈍いということ。
脳梗塞もしているので、
痴呆症状のような感じかなと
思っています。
数日前のペリー↓
そんなペリーが、
ここ1週間、
とても弱ってきています。
ほとんど動かず、
ご飯も上手に食べれなかったり、
そうかと思うと、
一日中餌を食べてみたり…
筋力が衰えて、
つまずいたり、
餌を食べているとつんのめったり…
昨日はちょっとした動きで
ひっくり返って
仰向けの亀さんのようになっていました。
とにかく体が冷えていて、
湯タンポで温めたりもしていましたが、
数日前にペット用のヒートパッドを
買ってあげています。
寝ている時間が増え、
体重も今まで103グラムだったのが
70グラム台に減少してしまいました。
昨日からまた下血のような
うんちもしています。
ペリーは、私にとって
かけがえのない息子です。
前の旦那に買ってもらった
クリスマスプレゼント。
ショッピングモールで
かわいいアピールを私に
してくれたのを覚えています。
離婚が決まった時も、
仕事で辛かった時も、
一人で不安な夜も、
いつもペリーと一緒でした。
ペリーはお話はできませんが、
たくさんのバラエティの
ピ~を持っています。
嬉しい時のピ~、
悲しい時のピ~、
遊んでほしい時のピ~、
かごから出してほしい時のピ~。
仕事に行く時は
悲しげに鳴き、
仕事から戻ると大興奮。
そんなペリーが
そのうち冷たくなってしまうのかと思うと
涙が止まりません。
脳梗塞を患ってから3年あまりの時間は
私達にとって神様からの
プレゼントだったのに…
それでももっと一緒にいたいと
思ってしまう自分がいます。
今は、
できるだけ一緒にいて、
できるだけハグしてキスして、
私がそばにいることを
伝えています。
ペットも大切な家族。
家族とのお別れが近いのは
悲しいのですが、
できるだけ苦痛なく
幸せをたくさん感じられる時間を
最後にプレゼントしたい。
そう思っています。
一週間前のペリー↓
今日も最後まで
読んでくださって
ありがとうございます。
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