消えた大金と実は頼りになる我が夫

姉さん、事件です。

昨年、私たち夫婦が受けた
不妊治療の支払いで、

40万円相当の小切手が
行方不明になるという
事件が起こったんです!!

この事件の詳細は
長くなるので省略しますが、

要は、銀行と
保険会社と不妊治療クリニックの
3者のゴタゴタに巻き込まれ、

なぜか私たち夫婦が40万円相当の
小切手を自分たちの懐にいれただろう！

という言いがかりを
つけられたんですね…

ホント今考えても
腹立たしい限りです…

それで私は
銀行、保険会社、クリニックの
3者に何度も電話をして、
私たち夫婦の潔白を主張しましたが、

しまいに
「誰のミスであったとしても
あなた達の治療費だから
あなた達が負担してください」

と、本来なら私達が払わなくてもいい
40万を払えと言われ、

「なんで全く関係ない私たち夫婦が
お前らのお金のゴタゴタの尻拭いを
せんとあかんのじゃーい！」

こんな感じで私は
電話でオラオラしっぱなし。

でもそんな私の横で、
夫はのんきにYouTube鑑賞…

もちろん、夫にキレますよね？？

でもね、その時、夫に

「何をして欲しいか言ってくれたら
オレだって動くのに。
全部自分で勝手にやってるんじゃん」

と言われて…不覚にも
「確かに…」
と思ったんですよ…。

でも今まで夫の頼もしい姿を
あんまり見たことがないし、

こんな複雑な問題に
対応できるわけないと
勝手な先入観を持っていました。

それでも夫が今度は
なんとかしてみると言うので、

5歳児に初めてのおつかいを
させる超不安な気持ちで、
夫に任せてみたんですよね。

夫が銀行や保険会社に
電話している横で
「あれも聞け、これも言え」と
かなり？の口出しは
結局したんですが…

見事に夫は、任務を遂行！

そして最後に
公的文章を書くのが得意な私が、
集めた情報をまとめて
抗議文を作り…

なんとか身の潔白を
証明できたんです！

たぶんね、たぶん。

というのも、
この抗議文を送りつけて以降、
クリニックのお偉いさんから
連絡がパタッと来なくなったので、
結果、解決したか
どうかは不明なんです。

皆さん、
これがオーストラリアですよ！
海外あるあるですよ！

私がいいたいのは、
実は夫に頼れば
夫は意外とやれるんだ、
ということです。

どんだけ私、
さげまんだったんでしょうか。

でも、これは
他のご家庭でも
起きているのでは？と思いますが、
どうでしょか？

私のように夫を頼れない方、

もしくは、
お子さんのことが心配で
なんでもかんでもやってしまう方、

きっと、いますよね？？

さげまん、
さげオカンに
なっていませんかーーー？

ちなみに、

これは、私が幼かった頃の、
両親の姿が影響しているな、
と感じるんです。

私の父は、
軽度の身体障害者でした。

若い頃に受けた
放射線治療が原因で、

かろうじて歩けるけれど、
日曜大工的な力仕事は
あまりできなかったんです。

そこで他のご家庭なら
父親がするような力仕事は、
我が家では母が担当でした。

そしてそれを手伝うのは
いつも私。

その時に母は、
「うちはお父さんは
どうせできないし…」
なんて言いながら、

居間でテレビを観ている父を横目に
せっせと力仕事をしていました。

そんな子供の頃に見ていた
両親の光景を思い出した時に、

そう言えば
私たち夫婦の日常と近いなって
感じたんですよね。

私の中には、
男性、特に夫には、
頼れないっていう思い込みが
どっかにあったんでしょうね。

でも思い返せば、
母も私と同じように
「ねぇ手伝ってくれる？」って、

父に声をかけたことは
なかった気がします。

最初から夫は頼りにならないと
思い込んで行動しているあたりが、
母も私も同じで、

親子は、こんなところも
似てしまうんですね。

ちなみに私は昨年から
未来書き換え自分年表作成講座という
心の講座の認定講師をしていますが、

同じようなことに気づいている人が
いるんですよね、意外と。

小さい頃に両親の関係をみて、
何でも父の言いなりになっている
母の姿を見て、

あんな女性にはなりたくないと
思っていたのに、
今まさに同じことが自分と夫の間で
起こっている…

だからあるんですよ、
夫婦の悩みを紐解く上で
両親の夫婦関係を振り返ることが
役に立つこと。

ちなみに我が家では、
この出来事をきっかけに
夫が頼もしくなりまして♪

今までは
「これってどう思う？
これってどうしたらいい？」
って私におんぶに抱っこで、

「ググったら分かるでしょ！」
って私にダメ出しばかり
させれていた夫が、
自発的に行動するようなりましたよ♪

そんな変化もあって、
以前にもブログで書いたように
夫は14キロの減量に
成功したんだろうなと思っています。

自分に自信が持てると、
こんなに人を変えるんですね。

こうやって考えると、
夫の可能性や自信、
やる気にフタをしていたのは
私。ホントさげまんでしたね…

とにかく私は、
自分がさげまんだったことが分かり、
夫に頼れるようになり、

肩肘張って頑張る必要がなくなったので
精神的にとっても楽になりました。

そして、
頼られている時の夫は
キラキラしているんですよね。

痩せたのもあり、
なんだかハンサムに見えます。

改めて、
私たちが子供を授かる前に、
夫に頼れる妻になれたことは、
本当に良かったなと感じます。

そうでなければ、
きっと私は、
子育てや家事で
パンクしていたでしょうし、

夫婦関係も最悪で、
子供にも悪影響だろうなと…

もしも、
私みたいに自分の思考パターンで
誰かの可能性にフタをしたり、
自分の可能性にもフタをしてしまう方は、

そもそもどうしてこんなことが
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