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世界遺産ブルーマウンテンへの日帰り旅
世界遺産・・・子供のころから、大好きなこの単語。
行けるものなら、死ぬまでに1個でも多くの世界遺産を見たい!ということで、シドニー近郊の世界遺産ブルーマウンテンへ日帰り旅。
泊りでの旅も捨てがたかったけれど、あまりお金を使えない関係でシドニーでは安い宿を連泊ですでに予約したので、ブルーマウンテンへも日帰りで行くことに。
シドニーから電車で2時間余りで行ける世界遺産なので、旅人はもちろん現地の観光客も集まる人気のスポット。
ニュージーランドはあまり電車がなく、1回も乗らなかったので、久々の電車。それだけでわくわく♪
東京にいたときは電車移動が当たり前で、日常になくてはならないものなのに、環境が変わるだけで当たり前が当たり前でなくなることが、不思議だし、この感覚が旅をしていく中での楽しみの一つでもあるなと感じる。
シドニーという大都会を出発し、電車が進むにつれ景色は一変し大自然へと変化していった。2時間の旅は、あっという間に過ぎ去りブルーマウンテンの最寄り駅カトゥーンバ駅に到着。
駅からは徒歩でブルーマウンテンのあるエコーポイントまで移動した。
一人で歩くには若干さみしかったりもするけれど、自分の足で目的地まで進むということも自分の中では大切なことだし、行く過程で感じる小さな発見や考えが新たな気付きを生んでくれることもたくさんある。
ブルーマウンテンにはたくさんの観光客が集まっていて、みんなそれぞれに
絶景を楽しんだり写真を撮ったり、ゆっくり過ごしている。
雄大で言葉を失うような自然の前では、人はいい意味で無力だなと感じるし、そこに集まる人々の優しくて穏やかな顔を見るのが大好き。
多分・・・・今考えると私の好きな世界遺産は、世界遺産そのものに含まれる歴史や想い、その圧倒的な存在感が好きということももちろんあるけれど、それを見た自分・それを見ている他の人の顔や雰囲気を感じるのが好きなんだと思う。
そして、世界のたくさんの土地を訪れる度にどこからか聞こえる気がする。
「世界はすごいよ」「もっと旅して遊んで感じなきゃ」って。
これがブルーマウンテン、その場所に訪れてあらためて再確認したこと。
帰りの電車内で、偶然イタリア人の旅人の男の子と隣り合わせ、いろいろな話をした。
その男の子はオーストラリアに来る前にアジアを旅していて、そのスタート地点は日本だったらしい。
「日本はすごい。どこに行ってもきれいだし人は優しいし、文明も発達している。なんだか日本は国境がなくなって、地球が一つの国になったらこんな風に感じるのかなって思わせてくれる場所だったよ。」
と、その男の子は言っていた。
日本にいてそんなことを感じたことはないけれど、やはり自国のことをそう言ってくれると純粋にうれしい。
まだまだ日本も知らないところばかり、帰国したら日本も旅したいな、
世界遺産ブルーマウンテンからの帰り、そう強く思った。
沢山歩いて、足もくたくた。
さぁ明日はどこ行くか、気持ちのおもむくまま考えよう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪