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別れ道~また会える日まで~

ブリスベンにレアと到着。

自然災害ってあまりピンと来ていなかったけれど、

実際にこの土地を訪れて、そのすごさを感じた。

街のいたるところに土嚢が詰まれ、沢山の窓ガラスが割れ、

大都市ブリスベンで機能しているところは、ほとんどなかった。

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こんなに大きな街なのにすごく静かで、街にいるのは復旧作業をしている工事の人達ばかりだった。

そんな中、カメラをぶら下げ街を散策するのは少し申し訳ない気がした・・・・

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本当はすごくきれいで、活気のある街なんだろうな。

いつか通常に戻ったらまた来たいな、そう思った。


ブリスベンは長居しても、この状況ではどうにもならないし、私たちは次の行き先を考えることに。


レアといるのが当たり前になっていたけど、

「ブリスベンまで一緒に行こう」という言葉で、ここまで旅を共にしてきた。

もともと色々な話をする中で、ブリスベン以降の行き先が大幅に異なるのは分かっていた=もうまもなく私たち2人での旅も終わるということも分かっていた。

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特に予定もないから一緒にいたら、それはそれで楽しいのかもしれないけれど、「お互いがお互いの旅をする」ということも一緒にいる中で、強く約束してきたこと。


1月17日、私たちはそれぞれの旅に出ることにした。

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バス停でレアとバイバイした時は、何とも言えない感情が溢れて泣きそうになったけれど、決して涙は見せなかった。

それはサヨナラする時・最後の私の表情は笑顔で覚えてもらいたかったから。

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それぞれの旅をしよう、自分自身の旅をしよう。


そしていつかまたレアにあって、サヨナラした後の旅の続きの話をお互いにしたいな。



最後まで、お読みいただき、ありがとうございました♪





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