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社会の劣化……銀行編

2022年コメント
社会の劣化を感じはじめてから、もう久しく時が経っている。日常生活に関わるアレやこれやから、テレビドラマに至るまで、劣化の度合いはいよいよ度を増している。
終わった国感……、その原因を作った政治家を国民の反対を押し切って国葬にするって、もう劣化の極み。
タイトルの写真は2012年2月の東京の地下鉄車内の書籍広告。

2010年 03月 12日
MTU銀行の言い訳人生

 昨年、ビザの申請の関係で、英文の残高証明が必要になった。同行者のものだが、発行された証明書をよく見ると、なんかやけに額が少ないという。おかしいと思ってレートを調べたら、なんと米ドルレートで換算して、ポンド表記しているといった有様。これって銀行がやったことですよ、シーンジラレナイ! を地でいくとは……。そこで、英国ビザセンターに行く前に立ち寄り、書き直してもらった。
 これで話が済んでいれば、たいしておもしろい話ではない。ところが……。ビザセンターでそれを示すと、銀行の社印が押してないからだめだといわれた。なるほど、私の他銀行の証明書を見ると、サインのほかに、赤い印が押してある。

 時間がない! ビザセンターからタクシーで銀行まで往復し、印を押してもらった。タクシー代6,550円、銀行に負担してもらいたいくらいだと思いつつも、交渉するヒマもなく渡英した。

 さて、今日になって、つまり半年も過ぎて、当の銀行から電話があり、「以前はご迷惑をおかけしました。タクシー代ですが、結論から言いますとお出しできません」とのこと、それで話が終わりかと思いきや、他の大使館はサインだけでOKなので、銀行協会として英国大使館に申し入れをしているだのなんだのと、くどくど……。
 しかし、そんなことは、利用者には関係のないことだ。現在認められていないのならば、忘れずに印を押せばいいのであって、押し忘れたことを素直に謝ればいいものを、言い訳に終始している。銀行って、そういった事務的なことだけは、きちんとやれるところだと思っていたけれど、どうも近頃は、違うみたい。
 ま、そういうわけで、今や銀行も信用できないから、時間的余裕を持ってやらなければならないと言うことです。

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