見出し画像

ウミエラ館でゆんたくを!

2022年のコメント
 残念ながら「ウミエラ館」は、もうない。館長の屋良朝敏さんはさまざまな活動に加えて、ダイエットにも励んでいらっしゃるらしいことを、ブログで確認しました。
 タイトルの写真は、泡瀬からはだいぶ南下した東浜付近の海辺。

2015年4月18日
舞台背景は、泡瀬干潟。

 土曜日の遅い午後、ウミエラ館でまよなかしんやさんが歌った。彼の歌にぴったりの舞台背景は、泡瀬干潟。すでに潮が満ちて、干潟は「海」になっている。

 私は東京の大森海岸といわれた、すでに埋め立てられてなくなってしまった海が、遊び場だったので、海の香りが懐かしい。大森海岸は、その昔は質の良い海苔の産地で、子どものころ、親戚へのお土産は、たいてい「大森海苔」だったように記憶している。

 いま、ウミエラ館では、キャンプキンザーによって、見えなくさせられてしまっている浦添の海の、そこに生息する生き物たちの写真展が開催されている。4月30日までやっているので、ぜひ見に行ってほしい。浦添の海は今、商業開発と那覇軍港の移転で、消されそうになっている。
 浦添市長は、那覇軍港を受け入れると表明するらしい。こちらも公約違反だ。
 キャンプキンザーのおかげで、海が遠くなってしまった。したがって、浦添市民でもあまりなじみのない海であるとのことだけど、この海の生き物たちの写真を撮り続けてきた有光智彦・綾子さんの写真は、どれも、ほんとうに自然を慈しむ人の目線で撮影されている。
 「ウミエラ館」は、泡瀬の海を守る活動を続けておられる屋良朝敏さんが、私財をかけて開設した運動の拠点ともいえるカフェだ。その施設の維持は、なかなか厳しいものがあると聞く。
 みなさん、「ウミエラ館でゆんたくを!」してください。コーヒーはとても美味しいです。マックとか、スタバとかを利用しないで、ウミエラ館で集まりましょう。
 泡瀬干潟の風景に、心癒されますよ。

まよなかしんやさんのシルエット。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?