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鍼灸院の届出をしました。

2022年のコメント
 この南桃原の家は、治療院として使うにはなかなかよい建物でした。入居するときに、古いキッチンと一つの部屋を治療室にするためリフォームをしました。ところが、あるとき隣の空き店舗にコインランドリーができました。24時間営業のその店からは、柔軟剤の臭いが四六時中流れるようになりました。私は、咳と痰が止まらなくなり、頭痛もするようになりました。コインランドリーのオーナーやチェーン店の本部に苦情を入れ、沖縄市議会でも、桑江直哉市議が「香害」問題として取り上げてくださいました。
 しかし、香害がきっかけで化学物質過敏症になった何人もの人から、悪化しないうちに引越しをするようアドバイスを受けました。悪化したらもう治らないからと。
 やむなく現在の、沖縄南部の自然豊かな地域へ引っ越ししました。大きな家なので、鍼灸治療だけでなく、お灸教室や食養指導を兼ねた料理教室、また、アロマセラピーの講座なども計画していました。
 ところが引っ越しをしてそれらを準備している最中に、新型ウイルスのパンデミックが起こり全ては延期となりました。治療院の届出だけは、辛うじて行ないましたが、休診中のままです。
 タイトルの写真は、香害関連の出版物。

2016年9月6日
ビオ鍼灸治療院

 これが、沖縄市南桃原に開院した鍼灸治療院の名前です。
 ビオは、マクロビオティックのビオ。
  マクロ=大きな
  ビオ=生命
  ティック=術
 というの3つの言葉をつないで作られた言葉がマクロビオティック。そこから、その中心ともいえる「ビオ」をいただきました。
 マクロビオティックは、東洋医学の基本的な考え方である陰陽調和が、基本です。
 ビオ鍼灸治療院では、健康のあり方を、東洋医学の考え方に基づいて、皆さまにお伝えすると共に、不調を調える方法を、セルフケア教室として、開催していきたいと考えています。
 一人でも多くの方が、本来、人が持っている自己治癒力を十分に発揮できるようなお手伝いをしてゆくのが、私の仕事です。しばらくは、完全予約制で行なっていくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

治療室に飾ったこの版画は、韓国・光州の民衆美術家である全情浩さんの作品。
彼の代表作とも言える「해방아리랑」(解放アリラン)。

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