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サミエル・ハーネマンの墓

2022年のコメント  
 ホメオパシーの勉強をしようとロンドンへ行ったが、ギリシャのホメオパス、ジョージ・ビソルカスの著書に、ホメオパシーと同じような作用機序をもった療法が東洋にある。それは、経絡治療と言われているものだが、習得するのはとても難しい。それに比べたらホメオパシーは簡単であると書いてあるのを発見したときには、衝撃だった。
 
 私は帰国して鍼灸師になろうと思った。
 

2010/01/09
ホメオパシー創始者の墓へ行ってきた。

クリスマス休暇に、パリのペール・ラシェーズ墓地にあるハーネマンの墓へいってきた。
この墓地は、1998年1月にも来たことがある。パリコミューン終焉の地となった、第三共和国政府軍によってコミューン市民が虐殺された壁に、花を手向けることが目的だった。
そのときは、まだ、ホメオパシーというものを知らなかった。

パリで名声を博したことがうかがわれる立派な墓。(撮影/山口泉)
胸像のアップも撮影した。(撮影/山口泉)
コミューン市民虐殺の壁には、いつも花が手向けられている。
ドアーズ/ジム・モリスンの墓も……。寒いのに、何人もの人が訪れていた。
花のほかに、何本ものタバコや酒が、供えられていたのが、印象的だった。
他の墓にはとくに柵などないのに、ここだけは柵に囲まれていた。
墓の縁石が削られた跡もあり、胸像は何度も盗まれて、いまはなくなっているらしい。


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