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福島原子力発電所事故(2)
2022年のコメント
この時から10年たって、ドイツでは、ロシアからのエネルギー供給が不安となり、脱原発にブレーキがかかっている。ドイツ緑の党も、とりわけ左派が、ウクライナ政府の要望に応えて重火器を送るべきだと主張した。
私は、全ての軍事同盟は解散するべきものと考えているので、本来、ワルシャワ条約機構が解散したときに、NATOも解散するべきものであったと思う。したがって、この緑の党の主張には賛成できない。
また、トランスジェンダー問題に関しても、フェミニズムの立場から、現在の緑の党の主張には賛同しかねる。イギリスの緑の党の女性党員は、トランスジェンダリズムに関する党の方針に失望して、離党した。
2011年から10年のあいだに、政界の情勢はさまざまに変化してきた。コロナパンデミックにしても、簡単には解決策が見出せない状況もある。
世の中の情勢がどういうように変わっても、そう簡単には変わらないものがある。それは放射能汚染。ほんの少し減ることはあっても、セシウム137の半減期は30年です。
タイトルの写真は『放射能測定マップ』(みんなのデータサイト)の表紙。
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2011年4月3日
ドイツ「緑の党」大躍進!
福島原子力発電所の事故を受けて、原発を抱える世界中の国々が、エネルギー政策を見直しはじめているというニュースが、入ってくる。
ドイツは、もともと原発に反対している「緑の党」が地方選挙で大躍進とか。原発大国のフランスでさえ、サルコジ大統領が、すべての原発の安全性を調査して、基準に満たない原発は停止するとしている。
当の「フクシマ」を抱えた日本はどうだ。菅政権は、いまだに手をこまねいているし、マスコミは、「だいじょぶだー」キャンペーンに精を出している。まったくどうかしている。こんな連中と心中したくないよ。
世界が原発見直しに向いているのに、東電は、福島第1原発に、6号機・7号機を増設する計画を国に提出したという。えっ! そんな計画があったんだ。でも、ほんと心底、民をバカにしているんだね。普通の人の感覚では、出せないでしょう、そんな計画。でも、そんな風にされても、黙っておとなしいのが、日本という国の人びと……。
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この地図は、「みんなのデータサイト」という市民グループが、国が放射能の測定をしないなだ自分たちでやろと、4000人余りのボランティアを募り、各地の土壌の測定値をもとに作ったものです。
詳しく知りたい方はぜひサイトにアクセスしてみてください。放射能汚染に関して、この国が隠しているさまざまなことが分かります。
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原発事故後は、沖縄においても外食するときは、食材の産地を必ず聞いた。今は、コロナのこともあり外食をしない。米や野菜は全て、県産か、九州から取り寄せている。調味料などもすべて、原材料の産地を問合せ西日本でつ売られているものだけを使っている。
この地図は、土壌の測定値をもとに作られたものだけれども、本来、国がやらなければならないこと。