夏のそら
先の7/31、火星が大接近するということで、市内の博物館で行われた「星をみる会」に行ってきた。
夜7時過ぎでもこの明るさ。
こうもりが飛び交っていて、つくつくぼうしが鳴いていた。
たぶん鈴虫は鳴いてなかった。
私片耳の聴力がとても弱いんです。
耳ではなく、聴覚神経の問題で補聴器も使えないらしいです。
なので、鈴虫の声、左耳でしか聴けないんですよね。
だから正確にいうと「鈴虫の声は聴こえなかった」でしょうか。
私に話しかける時は左からお願いします。
私は右側の女、なんちゃって。
こどもには「ほしぞら」と「うみ」は出来るだけたくさん見せてあげたいと思っていて、それはやっぱり自然へ畏敬を持って欲しいからもあるけれど、
人間の力では超越できない何かを肌できちんと感じてもらいたいからだ。
それに関連する本を紹介します。
息子が小学生になりたての頃に本屋に行って目に留まった本のタイトル
「本当は怖い小学一年生」
ドンピシャだったので迷わず買いました。
著者は 汐見 稔幸氏、現在は白梅学園大学学長です。
私は武蔵美の通信生なんですが、スクーリングで武蔵美に行くときに白梅学園大学の前を通ります。 ちょうど朝鮮大学校とも近くですね。
本の内容に、
「かって少年鑑別所で心理判定員をしていた心理学者から、問題を起こす子どもに共通しているのは、小学生くらいの年頃に満点の星を見て感動をした経験がないことだと聞いて深く考えさせられたことがある。」
私も深く考えらせられました、、。
この著書には「考える座標軸」というキーワードも出ていて、良い言葉だなと思いました。 同じ年頃を持つ方はもちろん色んな世代にお勧めです。
話は本題に戻って、
天候に恵まれたのでしっかりと肉眼・望遠鏡ともに観察する事が出来ました。
写真は宵の明星・金星。 太陽、月に次ぐ明るい星 -4等級。
イベントは会場1時間前から並びはじめても前に30人くらいいました。
人気なんですね。 理由が分かりました。
火星のほかに、木星と土星も望遠鏡で観ました。
しかも参加はフリー。
火星の列はすごかったです。 -3等級の明るさ。
普段は望遠鏡で星の表面の模様まで観れるらしいんですが、今日は砂嵐が起きていてはっきりは見えないとの事。
火星は昼間は赤い空で、夕焼けは青い空になるんですって。
青い夕焼け、見てみたいですね。
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