幸せの黄色いコンサート♪
申し込みをし、指折り数えることも無く…
届きました。
高鳴る鼓動を聴きながら封筒を開けると一面
「yellow」
短期間にここまで完璧に仕上げる技術は、“尊敬”の一言です。紙面から、くまちゃんが平山さんとの絆から始まっていると言うMessage性を感じました。
当日まで、くまちゃん、スタッフさん達に想いを馳せながら、毎日、チケットを手に空を見上げながらその日を待ちました。
⭐️当日
いつものように車を走らせ、寄り道もせずに早々到着。
駐車場から会場まで
「そういえば…」
と言う声が漏れたのも、当時、がむしゃらに勉強して生きていた地。昔と今を行き来しつつ、思い出しながら、会場に向かいました。
案内板に導かれ到着すると、スタッフさん達が丁寧に挨拶をして迎え入れてくれました。
いつもここにいるスタッフさん達の人生背景には、何かヒトツ星の持つ人ばかりがいらっしゃるように感じています。
会場内に入ると、一面のワイン色シートがまるでレッドカーペットのよう。舞台から映る景色を一層、引き立てているような印象でした。
笑顔が素敵な木村社長さんにお会いして、ほっと安心しつつ…客席に座り、今から目に映る舞台に夢を馳せ、時を待ちました。
⭐️オープニングアクト
まるで透明な黄色のカーテンロールが開かれていくようにゆっくりと今日の旅が始まりました。
登場したくまちゃん。
いつものようにくまちゃんが山本哲男さんに命を吹き込みます。
会場の一人ひとりに「今日のありがとう」が届くようにと想いを込めて、次のステージに案内してくれました。
⭐️『平山みきスペシャルステージ!』
yellowカラーを身に纏い、舞台上に現れたみきさん。
初めてお会いしたのですが、“自分を信じ続けてきた“ことを全身で語られているような印象を受けました。
ゆっくりと歌が会場に響き渡ると、舞台に映し出されたプロジェクターに映る、昭和の映像とともに、一人ひとりがあの頃にタイムスリップして今まで生きてきた時代を辿っていくような時間が流れてゆきました。
当時の歌詞は、令和の時代に味わいを深め、色付けされた記憶を更にセピア色に美しく染めながら、自分たちを魅了していくようでした。
歌が素晴らしいなと感じるのは、一瞬にしてその時代へと甦らせるような魔法がかかるからです。
客席と舞台の間に映る誰かの後ろ姿は、右に左に…歌に誘われるように、風に吹かれているかのように、懐かしく揺れ続ける姿に歌を引き立てていました。
平山さんが生まれた日
誰かに憧れた日
歌手を決断した日
雨の日も風の日も…信じて1人で歌い続けた日
未来がみえなくとも歩み続けた日々
世間にスポットライトを浴びた日
そして、平山さんが目の前にいる今日の日。
今があるのは、どんな時も変わらずに
「人生の始まりに立ち続けたから。」
誰かが生きる人生の時代の中に、自分が生まてきて、今、ご縁で巡り会えた…
"今日とは、奇跡”なんだと感じました。
平山さんが、歌を愛し続けていると言いきれるのも「歌声が…変わっていない」からでした。
歌手としての決意が、今も平山さんの夢を生かし続けていました。
"声は、音"
美しい声を出す源は、届けたい心の意識なんだと感じ、自分もそのような音を意識して声を出していこうと決めました。
⭐️『くまちゃんと平山みきのトークショー』
ー人生の乗り越えかたとはー
くまちゃんも平山さんも、大病を患われてきました。
「もしも、愛する人が大病を患ったら…?」
くまちゃんの言葉から自分は瞬時に心に大切に保存していた映像を思い出していました。
癌だということは、先に家族を経て、告知され…
平山さんの病気に対する答えは
「良かった。」
一体…自分を含め、幾人が、迷いのない回答を出来るのでしょうか。
くまちゃんが、自分達に優しく語りかけます。
『人はね… “良い”と思うことが、その人にとっ
て、とても“良い”ことになる。
今まで重ね続けてきたものが、奇跡になるとい
うことなんだよ。
“行動して、運が向いてこそ、チャンスがやって
くる。”
このことを忘れないで。
繋がっているんだよ、ずっと。』
また、じんわりとしながら噛み締めて…この言葉は人生を変えていく一歩の鍵にしました。
🧸ANiMi
【引用 animi.loveより】
くまちゃんが、何故、ANiMiを生み出したのか。
ここに…全ての答えがあります。
くまちゃんは、幼少期を語ってくれました。
当時の様子を鮮明に…
自分には、すぐに何を語ろうとしているのかが分かりました。
くまちゃんの幼少時代
帽子を被って味方にしながら行き来する学校の道
お母さんにもらった猫の人形に護られ
人に対して声を出せないけど出そうとする日々
自分の心が疑いようのない真実であるほど、真っ直ぐ伝えるには、とてつもない勇気がいるもの。
自分と人形の世界が縁によって繋がり、正直に言葉で伝える行動は、人の幸にもなり、自分の幸にも連動し、人生がともに救われることを…
くまちゃんは気づかれたからでした。
「人形は、命を救う。」
そして、人形劇と言う道を歩み続けるなか、一瞬が、命を繋いで笑顔で生きるきっかけになる人達のキセキになる出会いをしてこられました。
だからこそ
『ANiMiを届けたい。』
自分もこうしていただいたご縁があるからこそ、今があります。
人とのコミュニケーションには、「声」を出す勇気が入ります…それは、愛すれば愛すほどに。
『「会いたい」って思ったなら
「会いたい」って言葉にするんだよ。
今すぐに…。』
くまちゃんは、いつもそう仰っています。
命は尊いもの
ありがとう
も
さようなら
も
「今」しか伝えられない。
くまちゃんの言葉は、今亡き誰かを偲び、恵まれた仲間やここで繋がっている全ての人、何より目の前のみんなの幸せを願っているように感じました。
ANIMIの幕開けは、既に始まっています。
自分もこのANiMiと出会わせていただいて心と向き合っている途中です。くまちゃんをお手本にして、くまちゃんになるのではなく…まずは、人形に命を対面吹き込むことから始めています。
“人形の表現が自分らしさになる”
毎日、ありのままに命を宿しながら、真髄に触れるには、まず、出来ることをやってみること…
『行動してこそ、初めて人に伝わるんだよ。』
くまちゃんがそう教えてくれました。
自分は、その道を歩んでいきます。
⭐️『平山みきと山本鉄男のジョイントライブ』🎙️あんたに
自分には、今日のコンサートでどうしても会いたい人がいました。
今も、これからも、ずっとずーっと会いたい人…
それが、"祥子さん"。
【引用ブログ ゾンビさっちゃんのラブ全開】
この歌をこうして拝聴させていただける日が来るとは思ってもみませんでした。
冒頭、くまちゃんのインカムから音が消え、うっすらと会場に届くくまちゃんの声なき声。
自分にとっては、この瞬間がこの世とあの世をリアルに表現しているようにさえ感じました。
"逝ってしまった愛する人たちは、こうやって自分達の傍で一生懸命に願い伝え続けてくれているのかもしれない。"
そう感じました。
舞台に映るのは、くまちゃんと平山さん…なのに、どうにも自分には、のぶさんと祥子さんのように写ってしまっていて。
くまちゃんは、歌にとともに、跪き、鉄男さんと一体になり、大きく開いた手を天に突き上げ…
『会いたい!!!!!』
全身全霊で言葉を放ち表現する姿に、時間がカチッ…と止まりました。
その姿は、まるで空に浮かんだ月にまで突き抜けてゆくような空気に包まれていました。
今も一人ひとりが心で生き続ける愛する人たちの記憶を甦られるように響いていき、いつの間にか頬に伝う涙を誘っていました。
あのようなくまちゃんの姿を見たことは…
一度もありません。
今でも目に焼きついています。
愛する人を偲びながら、感謝を絶やさぬことがどれほど尊いことなのでしょう。
目に見えなくても…
耳に聞こえなくても…
"存在を感じる"
命の始まりは、分かるのに
命が逝く時は、分からない
運命とは、そういうもの
命のあるこの世界では、時に残酷な瞬間に直面することが…あります。
悲しみの心に支配されて、世界を暗闇へと塞ぎこまず人生を終わろうとしないで…ゆっくりでいいから、そのままの自分、あるがままの世界を認め、それでも愛する人を決して忘れないよう生き続けてゆくことの大切さを…
自分は、命をもって教えてもらいました。
“心は…何度だって蘇る“
今もそう感じながら生きています。
…ね、祥子さん。
きっと、ご覧になられていますよね?
🎙️『ダンデライオン』
くまちゃんが平山さんのために綴った歌。
とても素敵な歌詞。
*ダンデライオン(dandelion)
タンポポの英語名。フランス語で「ライオンの歯」を意味するダン・ド・リオン(dent・de・lion)に由来。タンポポのギザギザした葉が、ライオンの歯を連想させることが名前の由来。
【参照 コトバンク】
たんぽぽの花言葉は、
「愛の神託」「幸せ」「神託」「真心の愛」。
これを知って始めて、
『くまちゃん×平山さん
=幸せの黄色いコンサート』
が繋がりました。
誰かのために祈りを込めた歌は、その人を通して幾人の人たちへの祈りの歌になる…
それが、今日のコンサートでした。
⭐️おわりに
🎶上を向いて歩こう…
涙がこぼれないように…🎶
赤鬼ごんちゃんとともに
『上を向いて歩こう』
を会場の皆さんと歌いながら…
くまちゃん、平山さん、フタッフの方々、そして、会場の人たちの優しさに包まれながら、黄色いカーテンロールが降りてゆきました。
『あなたは今、人生に…拍手を贈れますか?』
拍手をしながら、そんな言葉と対話していました。
見たこともない素晴らしい景色も、絶望的な景色も…その経験の種が、地に根を張り、芽となり、春には葉を味方につけ、蝶をも魅力して、黄色い花を咲かせ…
やがて、綿花となり、ふわりふわりと風に任せて空まで届いていき、また、命を紡いで誰かを笑顔で振り向かせていく。
"みんなもダンデライオンなんだよ"
きっと、このことをくまちゃんは、平山さんとのご縁を通じたコンサートで伝えてくれたのだと感じています。
今日、感じた日が、また、未来に笑顔で振り返る日になったことは間違いありません。
人生の流れる景色は、自分にしか味わえない。生きていればその景色がアルバムになり、誰かが自分の軌跡を辿り、それが誰かにとって必ず生きる光になる。
自分も誰かにとって
「また…会いたい。」
そんな存在となれるよう生きてゆきます。
だから…
生きて。
また、会いましょう。
今日も
明日も
明後日も
みなさまにとって…
『サチアレ』🌈
【HP くまさん本舗より】
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