Oasisがキライ
Oasisが再結成するそうだ。
ノエル、リアムそれぞれのツイッターでこんな発表をしている。なんかカッコ悪くないか。ファンはギャーウレシー !とか思うのだろうか。長い間兄弟喧嘩をしていたのだが、歳もとってきたし、お互い歩み寄って、少しお金儲けでもしようじゃないか、ということではないのか。
その兄弟喧嘩の歴史がツイッターにあったのでそのまま転載させてもらう。
本当に単なる兄弟喧嘩じゃないか。
その「8/27に何かが起こる!?」みたいな、ヒカキンの結婚発表のようなツイートを受けた、8月27日のツイートがこちら。
繰り返すが、カッコ悪くないか。というかおじさんならもう少しおじさんぽく、ゆとりを持った表情でにこやかな写真にすれば良いのに。こんな強面の、喧嘩腰のオジ様が、革ジャンきて眉間に皺を寄せたりしたら怖いじゃないか。
ちなみにノエルは67年生まれの57歳、リアムは72年生まれの52歳ですよ。ノエルは僕と同い年じゃないか。ああ、若くてかっこいいですな。チクショー。
実は僕は次のPVを見て、何だかすごくピンと来たのだ。自分の見立てに間違いはなかったな、と。
これはDexys Midnight Runnersのケビン・ローランドが1999年に出したアルバム「マイ・ビューティー」を再発するにあたって、2020年の解釈として制作されたPVである。1999年に発売された当時は、ケビンは頭がおかしくなったのではないか、気持ち悪い、と散々な評判だったが、ほらごらんなさい、2020年代の新しい価値観を少しばかり先取りしていただけじゃないの、という趣旨の映像になっている。その1999年の古い価値観、として冒頭に登場しているのがOasisなのだ。
労働者階級の不良少年。サッカーファン。飲んで暴れてすぐ喧嘩する。いつも人を見下すようにアゴを突き出し薄目で睨みつける。そういうマッチョな感じ。男らしくない男をバカにする感じ。
そういうところが何となく僕は好きになれなかった。
もうあまり悪口が思いつかなくなってきたので終わりにしよう。今回Oasisの昔の映像を幾つか見ていたら少し印象と違うものがあった。
これは1994年のヒット曲”Whatever”
リアムもノエルも服装や髪型がダサくて、何だかいい感じだ。この曲の歌詞のように、自由なんだから、やりたいようにやればいいじゃないか、ブルースでも歌えばいいじゃないか、今更Oasis再結成はどうなんだ。本人たちは本当にやりたいのだろうか。モリッシーはスミス再結成ツアーを提案されて承認したが、ジョニー・マーに蹴られたそうじゃないか。