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Oasisがキライ

Oasisが再結成するそうだ。

ノエル、リアムそれぞれのツイッターでこんな発表をしている。なんかカッコ悪くないか。ファンはギャーウレシー !とか思うのだろうか。長い間兄弟喧嘩をしていたのだが、歳もとってきたし、お互い歩み寄って、少しお金儲けでもしようじゃないか、ということではないのか。

その兄弟喧嘩の歴史がツイッターにあったのでそのまま転載させてもらう。

1994年9月
リアムがノエルにタンバリンを投げつける、ノエルは一時的にオアシスを脱退

1995年夏
リアムがクリケットバットでノエルを殴った

1996年8月
リアムはMTVアンプラグドを欠場し、ノエルだけが歌うことになったが、リアムは客席からその様子を見てノエルに罵声を浴びせた。

2000年5月
スペインでリアムがノエルの娘アナイスの嫡出子かどうかを問いただす喧嘩をした後、ノエルは2度目の脱退。ノエルはバンドに復帰したものの、ヨーロッパ・ツアーの最終公演には参加しなかった

2005年6月
イタリアのハイネケン・ジャミン・フェスティバルで、リアムはシャンパン・スーパーノヴァの間にステージを去る。スピンマガジンとのインタビューで、ノエルはリアムについて次のように述べた。「ヤツは俺のことを死ぬほどビビっていやがる。」

2009年4月
Q誌のインタビューで、ノエルはリアムについて「彼はスープの世界でフォークを持った男のようだ」と悪名高いコメントを残した。

2009年8月
オアシスはVフェスティバルに出演する予定だったがリアムが喉頭炎にかかったと報じられたため直前になってキャンセル。ノエルは弟が「二日酔い」だったと主張し、後にリアムは法的措置を取ることになる。ノエルは謝罪し、訴訟は取り下げられた。

2009年8月下旬
バンドがパリで開催されたロック・アン・セーヌ・フェスティバルのステージに上がる準備をしていたところ、リアムがノエルのギターを「斧のように」振り回す。ノエルは声明を発表「俺はヤツとこれ以上一緒にやっていくことができねえ。」

2015年11月
『Half The World Away』がクリスマスのジョン・ルイスの広告に使われるというニュースを受け、リアムはノエルを「売国奴」と呼んだらしい。しかし、リアム陣営はそんなことは言っていないという声明を発表

2017年6月
22人が死亡したマンチェスター・テロ事件後、リアムはノエルがオールド・トラッフォードでのトリビュート・コンサートに参加しなかったことを非難。ノエルの陣営は彼は国外におり、『Don't Look Back In Anger』の収益を残虐行為の犠牲者のための基金に寄付したと反論した

先のX

本当に単なる兄弟喧嘩じゃないか。

その「8/27に何かが起こる!?」みたいな、ヒカキンの結婚発表のようなツイートを受けた、8月27日のツイートがこちら。

繰り返すが、カッコ悪くないか。というかおじさんならもう少しおじさんぽく、ゆとりを持った表情でにこやかな写真にすれば良いのに。こんな強面の、喧嘩腰のオジ様が、革ジャンきて眉間に皺を寄せたりしたら怖いじゃないか。

ちなみにノエルは67年生まれの57歳、リアムは72年生まれの52歳ですよ。ノエルは僕と同い年じゃないか。ああ、若くてかっこいいですな。チクショー。

実は僕は次のPVを見て、何だかすごくピンと来たのだ。自分の見立てに間違いはなかったな、と。

これはDexys Midnight Runnersのケビン・ローランドが1999年に出したアルバム「マイ・ビューティー」を再発するにあたって、2020年の解釈として制作されたPVである。1999年に発売された当時は、ケビンは頭がおかしくなったのではないか、気持ち悪い、と散々な評判だったが、ほらごらんなさい、2020年代の新しい価値観を少しばかり先取りしていただけじゃないの、という趣旨の映像になっている。その1999年の古い価値観、として冒頭に登場しているのがOasisなのだ。

労働者階級の不良少年。サッカーファン。飲んで暴れてすぐ喧嘩する。いつも人を見下すようにアゴを突き出し薄目で睨みつける。そういうマッチョな感じ。男らしくない男をバカにする感じ。

そういうところが何となく僕は好きになれなかった。

もうあまり悪口が思いつかなくなってきたので終わりにしよう。今回Oasisの昔の映像を幾つか見ていたら少し印象と違うものがあった。

これは1994年のヒット曲”Whatever”

リアムもノエルも服装や髪型がダサくて、何だかいい感じだ。この曲の歌詞のように、自由なんだから、やりたいようにやればいいじゃないか、ブルースでも歌えばいいじゃないか、今更Oasis再結成はどうなんだ。本人たちは本当にやりたいのだろうか。モリッシーはスミス再結成ツアーを提案されて承認したが、ジョニー・マーに蹴られたそうじゃないか。

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