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ギターショップ開業2周年レポート

2022年10月24日にギターの販売サイトをオープンしたので、今日で丸二年となる。なんとか続けて来られたことが嬉しい。どんな感じでやっているか、いくら売れたか、などそんなこと誰か知りたい人いるのかな、と不安にもなるが、張り切ってレポートしたい。

一年目のことはこちらに書いたので、ぜひ読んでください。

おこがましいことに前回一年目のものは100円の有料記事にさせてもらった。大した理由はないのだか、内容的にお金の話もあるのでなんだかフリーにオープンにすることに抵抗があったこと、課金というのを一度くらいしてみたい、などそんな理由だった。その結果なんと19名もの方に購入いただいた。ありがとうございました。しかしもっと多くの方に読んでいただいた方がいいに決まっているので、今回は無料にした。前回の記事も無料で見れるようにした。(購入いただいた方、すみません。感謝しています。)

目次

どのくらい売れたのか

2024年の1月から9月まで、ギターは58本売れた。月平均6本、平均単価は30万円くらい。したがって売上は月平均180万円、粗利益は35万円だった。一年目は平均で月間売上80万円、粗利益は17万円だったからなんと倍増している。年間でいえば2000万円を超えそうだ。年間の損益はきちんと計算していないけれど、これで僕の手元に残るのは月間で20万円くらいだろうか。

僕はまだ消費税の課税対象業者ではないのだけれど、年間売上が1000万円を超えたら登録しなければならない、と思っていた。しかし、よく考えてみると、この1000万円というのは課税対象売上のことだ。次で述べるが僕の店の売上の半分以上は外国なので消費税は非課税、課税対象となる国内の売上はまだ1000万円以下だ。でも本当は課税対象業者として消費税を払ったほうが得なのかもしれない。なぜなら課税対象業者であれば輸出売上に対する消費税還付を受けることができるからだ。トヨタとか輸出比率の大きい企業なんかはこれでものすごい利益を出している、というのをニュースで見たことがある。これについては来年あたり研究してみよう。

どんなところに売れたのか

売上の比率だが、これは当初予測できなかったことだが、海外のお客さんの比率がとても高い。2024年度の売上を国内と海外で比較すると、64%が海外売上であった。またその海外売上のうちの66%は楽器販売ポータル、Reverbでの売上であった。2024年度の9ヶ月間だけで23本売れている。今少し落ち着いているが、急激に進んだ円安の影響が大きいと思う。1ドル160円台に突入した6、7月は特にたくさん売れた。

こちらがReverbの店舗。Reverbで買ってくれたお客さんからの評価コメントは僕の宝物である。

https://reverb.com/shop/aulds-gear-garage

また国内の売上のうち、6割以上は店舗に実際にお越しになってお買い上げいただいたお客さんである。やはり実際に実物を確認して、弾いてみて購入を決めたい、というニーズは高いようだ。

ところでお店に来店したお客様がカードで支払いたい場合はネットサイトで決済手続きをしてもらう形になる。そうすると契約しているShopifyに手数料を3%少し払わなければならない。なので、もし現金で決済いただける場合は、3%お値引きします、ということにしている。そのようにオンラインサイトにも書いてあるのだが、そうすると現金決済を希望するお客さんが多い。僕にとっての実入りは変わらないし、お客さんにも嬉しい。そのようにして、大資本にお金が回らない振る舞い、というのは悪くないと思っている。僕は以前、書店への書籍雑誌の卸業の会社に勤めていたのだが、現在書店の経営が疲弊している原因の一つとして、電子マネーの普及があるようだ。もともと薄利の商売なのに、電子マネーの手数料を3%、4%負担するというのは大変なことだろうと思う。みなさん書店では現金で払ってあげてください。

もう少し手数料のことを言うと、Shopifyの手数料は上記の通り3%少しくらいなのだが、Reverbでは10%近く取られる。正確には、Reverbには5%の販売手数料、Paypalなどの決済手数料、国際取引での為替手数料を合わせて5%くらい、合計で10%くらいかかる。それなので、Reverbで出品する際は店舗で販売するよりもその分高い価格をつけている。ただ実際のところ、Reverbには「価格交渉」と言う機能があり、ほとんどのお客さんが値下げの交渉をしてくる。その結果としての販売価格はあまり変わらないかもしれない。

国によっては送るのが大変

海外の売上比率が高い、と説明したが、そのほとんどはアメリカ合衆国のお客さんだ。マーチンやギブソンのギターを日本からアメリカに送る、というのもなんだか複雑な心境ではあるが、やはりアメリカの相場とくらべると日本のギターは割安なのだろう。加えてこの円安の影響が大きい。また日本の中古ギターは比較的状態も良いものが多いので人気があるのかもしれない。

一方で日本のギターブランドのものも結構売れる。SヤイリのビンテージとかHeadwayのギターも売れた。アメリカ人も日本のギターメーカーのことをよく知っている。SヤイリとKヤイリの違いとか、ローデンのギターが80年代に日本で作られていたこととか。

しかし時々アメリカ以外からも注文が入る。これまでに台湾、アラブ首長国連邦、オーストラリア、スペイン、ドイツのお客さんから買ってもらった。

海外への発送に使用しているのはEMSという国際郵便システムで、日本郵便が窓口になっている。アメリカ向けにギターを送る場合、専用のダンボールに厳重梱包すると、10kg前後の荷姿になり、重量によって料金は変わるが、9〜10kgの場合は運賃が27000円ほど、単価が20万円以上の場合は税関手続き手数料が2800円、商品保険が1000円前後、合計で3万円少しいう料金で送ることができる。

しかし、このEMSでは、国別に荷物の基準が異なっており、それをオーバーすると扱ってもらえない、という落とし穴がある。実際、上記のアラブ首長国連邦、オーストラリア、スペインにはギターは送れない。「荷物の全長が1.05m以内、胴回り+全長が2.0m以内」といったような規定があり、これに引っかかってしまう。ギターの荷物はどうやっても全長は1.2m程度になってしまう。

国別の郵便条件で決められており、以下で調べることができる。

するとどうするか、というと他の運送会社を探すしかない。色々調べてみた。UPSとかFedExとかDHLとかである。しかし普通に見積もりをとると非常に高い。ヤマトや佐川も国際配送をやっているようだが、一見さんでは受け付けてもらえなさそうである。こりゃ困った、と思っていたら国際配送を仲介してくれる業者が見つかった。
「みかん箱」という会社だ。

今回、ドバイ、オーストラリア、スペインにギターを送る際にお世話になった。それぞれ5万円前後の料金だったが、集荷、税関の手続きに必要なインボイスの作成など、親身に対応してもらい、非常に満足している。インディアン・ローズウッドやマホガニーなどワシントン条約で規制対象になりそうな木材について、経産省に問い合わせて裏採りをしてくれたり、問題がないことをインボイスに英語で記載してくれたりと、堅実な仕事ぶりであった。

ちなみに、このワシントン条約に関わる問題、昨年ギターショップの社員が大量のハカランダの板を海外から輸入をしていたことが発覚し逮捕される、という事件があった。

この事件以降、ギターショップ界隈ではこの問題に関してとても神経質になっているようだ。僕も気をつけなければ。

このみかん箱にお世話になった最初のケースは大変だった。ドバイのお客さん。マーチンのD-18が欲しい、との問い合わせ。調べるとEMSでは発送できないということがわかり、最初断った。しかし、このお客さんは諦めない。いや、きっと他に方法があるはずだ。それでようやくこの「みかん箱」を見つけ、すがる思いでお願いした。荷物が無事に届けられた時は本当に嬉しかった。お客さんもすごく喜んでくれた。たくさんメッセージのやり取りをしたので、なんだか親近感も湧いた。このお客さんからも、もしかしたら僕らは何かビジネスを一緒にできるんじゃないか、などと言われてちょっとドギマギした。基本インスタのメッセージでやり取りをしていたのだが、この人のインスタを見ると、あちらでは結構なインフルエンサーのようで、フォロワーが2万人近くいて、素晴らしいギター演奏の動画をあげている。エレキギターがめちゃめちゃ上手で、エリック・クラプトンばりのギターソロを弾いている。その後ビジネスの話はないが・・・

お客さんからのクレーム

ギターを受け取ったお客さんからのクレームはこの2年では2件あった。ニューヨークのお客さんから「弦高が低く、音に力がない。フレットに触ってビビる。ギターリペアに出して調整する費用分を返金して欲しい。」またハワイのお客さんからは「バインディングが剥がれている。修理代金を値引きして欲しい。」
入荷時にギターはしっかりと清掃をして、状態を確認し、不具合があればメンテナンスをしてから注文を受けるようにしている。しかし、こちらで気が付かないものもあるかもしれないし、状態によって僕は問題ないと判断してもお客さんから見ると許せない、というものもあるだろう。このような時は今後のトラブルに発展しないように、なるべく丁寧にやり取りをし、返金など先方の要望にも対応している。とはいえ、こういうクレームには正直ドキドキするし、心の負担になる。でも考えてみれば、20万円も30万円も出して買ったギターなのだ。お客さんも真剣だ。クレームの一つや二つ、そりゃあるだろうと思う。今後も平常心を保ち、誠実に対応していこうと思う。

来店するお客さんの話

店舗では、試奏のための来店については予約制にしている。いつでもお店にいるわけでもないので。連絡があると、どんな方が来るのか、メールのやり取りでは年齢も人となりもわからないので、正直緊張する。でも今までのお客さんはみなさん感じの良い方ばかりで良かった。若いミュージシャンが真剣にギターを探しに来たりすると、こちらとしても嬉しくなる。

一度ローデンのギターを探している台湾の若いお客さんが見に来たことがある。サイトを見てくれていて、たまたま日本への観光旅行のついでに寄ってくれたという。結局1時間近く弾き比べて相当悩んだあと「これに決めます!」と言って購入してくれた。日本語はほとんど喋れず、英語で会話をした。その後、彼は台湾に帰って、なんと僕の店のことを知り合いに宣伝してくれたようで、そのうちの一人は実際にギターを買ってくれた。とても嬉しかった。今度会ったらお礼を言わなければ。

二人目の師匠出現!

ある日、日本人女性からメールが来た。自分の旦那がフランス人なのだが、お宅で売っているギターに興味があるそうなので、見に行っても良いか、とのこと。その後ご夫婦でお店に来られてラリビーのギターを購入していただいた。話をしていると、現在はパリに住んでいるのだが、近々日本に生活の半分を移す予定で、新居を建設中だという。その新居が、たまたまだがお店から300mも離れていないご近所さんであった。購入したギターは新居が完成するまで保管しておいて欲しいとのこと。

その後新居が完成してから再会する。このフランス人の旦那さんは僕よりも少し歳が上だが、もうとにかく大変なアコースティックギターマニアであった。パリには自宅にギター工房があり、大概のリペアは自分でやってしまうそうだ。もうご近所さんなので、店舗に何度も遊びに来てくれ、ギターリペアの相談などさせてもらった。ある時はブリッジが剥がれかけたギターがあり、その修理方法について手取り足取り教えてもらったりした。僕の二人目のギターの師匠である。こういう出会いがあるのも嬉しい限りである。

Buyeeというサービス

ある時ギターがサイトで売れたのだが、そのお客さんの名前が「バイイー」となっていて、送り先はどこかの物流センター内だった。なんだろうと思って調べたら、これは海外のお客さん向けの越境購買代行サービスの会社だった。

その後、実はこの会社からメールで連絡があって、あなたのサイトに購買代行サービスのポップアップが出るようにしないか、とのこと。例えば中国など、僕が直接輸出することが難しい国などにも対応できそうだし、こちらに費用はかからないようなので、試しに導入してみた。
しかし、導入して3ヶ月が経つが、まだここ経由の注文はない。このサービスでは、海外への発送も含めてこの会社が代行するので、注文があったら僕はただ、国内のこの会社の物流センターに送るだけ。その後荷姿を確認したりサイズを測ったりして、お客さんに配送方法と料金を提示して、選択してもらうとのこと。ということは、お客さんは運賃が確定しない状態で商品を購入することになり、ギターのように送料が高額な商品には適さないのではないのかな、と感じている。

ギターリペアマンへの道

100本以上の中古ギターを扱ってきた。当然いろんな不具合がある。

まずは弦高調整。ネックの状態を確認し、順反りしていてトラスロッドで改善する余地があれば調整する。それでもまだ弦高が高いようならサドルを削る。古くくたびれたサドルは新しいものを作成して交換する。弦高をあまり低くするとフレットに触れてビビるので少しづつ確認しながら。

特にマーチンギターに多いのはバインディングの剥がれ。これはもう何本もやって、コツがわかってきた。普通は剥がれたバインディングが残っているので、それを整えて貼り付け直すだけなのだが、先日のギターは剥がれたバインディング自体が残っていない。新しいバインディング材を買って、貼り付けるということを経験した。これが大変な作業だった。バインディングの幅、厚みを合わせる方法、樹脂を木材へ貼り付ける方法、仕上げのヤスリがけなど。これにはまる二日くらいかかった。

バインディング剥がれの修理中、このようにミイラみたいになる

バインディングの次に多いのはブレーシングの剥がれ。トップでは少なく、ほとんどがバック側のブリーシング剥がれだ。柄の長い刷毛で水でうすめたタイトボンドをブレーシングとボードとの間に染み込ませるように流し込むのだが、周りが汚れないようにマスキングテープでガードしたり、狭いサウンドボードから手を入れたりして大変な作業だ。

ボンドをつけたらボディ内部に小さなクランプをセットし、上から重しを乗せて接着。重心の調整がしやすいのでいつも本を使っている。

ナットの新規作成も経験した。弦の溝を削るための専用のヤスリも買った。ナット側の弦高調整というのがなんとも繊細な作業だということがよくわかった。

アコギへのピックアップの装着作業、逆に取り外しの作業も経験した。初めてやったエンドピンの穴を広げる作業はおっかなびっくりであった。

フランスのJ師匠の指導のもと、ブリッジの貼り直し作業も行った。ブリッジの取り外し、外した後の整地作業、カッターでブリッジの裏に格子状の傷をつけて貼り付けるなど、細かなコツを学んだ。

タイトボンドをたっぷり塗る

毎回、静岡のテイラーズギターの師匠に作業方針を仰いで、細かなことは聞きながら作業を行う。youtubeなんかも参考にする。しかし結局ほとんどは自分で考えて、工夫しながらやるしかない。とにかくこれは数をこなすということだと理解した。道のりはまだまだ遠い。

ギターとの出会い

そもそもこのお店を始めた理由として、ただ素晴らしいギターを手にしたい、という個人的な、ふしだらな目的がある。この目的については概ね達成できていると思う。いろんなギターが目の前を通り過ぎていった。「売りたくないギターというのはないのか?」とよく聞かれるのだが、回答としては「ない」である。自分の手元にくるまでは欲しくて仕方がなくて、手にした瞬間も、ああなんて素晴らしいのだ、一生手放したくない、と感じるのだが、一ヶ月も経つと、売ってもいいかな、と思えてくるから不思議だ。あるいは、また違うギターが欲しくなってくる、ということでもある。これはギターコレクターの方々にとっては共通の症状なんではないでしょうか。感動したギターを少し紹介したい。

McAlister

Roy McAlisterというカリフォルニアのルシアーのギター。1992年から4年間Santa Cruz社に在籍した後独立。デビッド・クロスビーやジャクソン・ブラウンのためにギターを制作したという。でもサンタクルーズとはちょっと違う、もっとヨーロッパのギターに近い。手に持った時の質感、そしてその音はものすごく丁寧に作られたギターだということがわかった。ネットでみると現在病気をされているようで、新しいギターは作られていないようで残念だ。

McAlister Jumbo David Crosby signature model 2001

John Walker

ギブソンのカスタムショップで働き、モンタナ工場を立ち上げたジョン・ウォーカーは2005年より同じモンタナ州で自身の工房を立ち上げ、ビンテージギブソンを再現したギターを作っているという。手にしたのはGibsonのJ-35をモデルにしたギター。これがなんともキブソンらしいが、ギブソンの音では無いという、不思議なギターであった。きっと、キブソンで働いていた時にはできなかったことを、今は好きなようにできる、ということなのだろう。乾いていながら芯の太い、そして甘い、とてもいい音だった。

John Walker Wise River 2012

Thompson

カナダのルシアー、エドワード(テッド)・トンプソン。彼は残念なことに、昨年2023年5月に亡くなったとのこと。カナダ、ブリティシュコロンビア州のバーノンというところで、45年のキャリアの中で1000本以上のギターを制作したという。ほぼ一人で作っていたようだ。見た目もシンプルで素朴なのだが、弾いているとどんどん気持ちが良くなってくるような不思議なギターである。バランスが良く、優しいサウンドだ。亡くなったとき、奥さんが「彼は詩を作るようにギターを作っていた」と話していたのがなんとなくわかる。

Thompson T1 1998

BSG

BSGはチェコで1999年にJan ŠťovíčekがPavel Burešと設立した、ハンドメイドギターメーカー。日本ではほとんど知られていないようだが、海外での評判は良いようだ。LowdenやMcIlroyともよく比較されるという。店にもハカランダサイドバックのギターがあるが、問い合わせたところ、Janさんがスペックなどを親切に教えてくれた。ハカランダモデルは今買うとすごい高いよ、と言われた。手に取ると本当に丁寧に作られていことが良くわかる。音も素晴らしい。

BSG J33F 2003

A.B.Manson

アンディ・マンソンというイギリスで60年代から活躍する伝説的なルシアーのブランド。現在は個人製作家として、芸術作品的なギターを作っている。このA.B.Mansonのギターの工房で一緒に働いていたメンバーは現在Brook Guiatrsというブランドでギターを作っていて、まだ一度も手にしたことはないが、こちらも素晴らしいギターのようだ。またアンディの弟であるヒュー・マンソンはエレキギターの制作者とし、現在もManson Guitar Worksというメーカーでギターを作っている。店にある、D28スタイルのギターは、音を出すと、ペンタングルとかリチャード・トンプソンとか、なんともイギリスのトラッドの匂いがしてくるから不思議だ。

A.B.Manson&Co. Dove 1992

キリがないのでこれくらいに。

心配事と今後の展望

実は今月10月は絶不調である。今日現在でギターが一本しか売れていない。2023年の二月以来、波はあっても一度も赤字の月がなかった。しかし、このままだと今月は赤字だろう。商売というものに安定、というものはないのだろう。少々不安ではある。やはり新しい展開を少しは考えていかなければならないのだろうか。もっと幅広い楽器を扱っていくとか。もっと高単価な品揃えで行くとか。逆に安く行くとか。

もう一つの心配事としては、実は倉庫の賃貸借契約は更新のない3年間の定期借家契約で、来年の7月で期間が終わってしまう。引き続きなんとか借りられると良いのだが、現段階ではどうなるかわからない。もし契約終了ということになれば違うところを探すしかない。似たようなこところはなかなか見つからないだろう。そうなったら開き直って、新しい場所で実店舗営業をすべきかもしれない。ギターだけでは勿体無いので、カフェとかバーもやれないかな。そうしたらライブなどもできたらいいな、など色々考えてしまう。死ぬまでには一度くらい居酒屋というものを経営したかったので、ギター居酒屋などというのも良いもしれない。酔った勢いでギターを買ってくれる人がいるかもしれない。3年目はそんなことも考えながらやっていきたい。


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