読んではいけない観戦記@220914大宮大分
この観戦記はDAZNや公式サイトを見れば分かるレベルのことを、備忘録目的で淡々と書き残していくものです。
◆試合
明治安田生命J2リーグ 第36節
2022年9月14日(水)19時開始
NACK5スタジアム大宮
◆得点
大宮アルディージャ 2-2 大分トリニータ
4分 袴田裕太郎(大宮)
12分 ペレイラ(大分)
22分 サムエル(大分)
39分 中野誠也(大宮)
◆布陣
・大宮アルディージャ[4-4-2]
GK:40 志村滉
DF:3 岡庭愁人/17 新里亮/25 袴田裕太郎/41 小野雅史
MF:48 柴山昌也/20 栗本広輝/26 小島幹敏/47 山﨑倫
FW:28 富山貴光/27 中野誠也
・大分トリニータ[3-3-3-1]
GK:44 吉田舜
DF: 4 坂圭祐/ 31 ペレイラ/3 三竿雄斗
MF:17 井上健太/11 下田北斗/38 高畑奎汰
MF:8 町田也真人/27 梅崎司/43 弓場将輝
FW:22 サムエル
◆寸評
大分が見たくてナクスタに足を運んだ。片野坂知宏監督が下平隆宏監督に交代した大分は[3-3-3-1]の布陣。梅崎司がトップ下(セカンドトップ)で、シャドーが二人いる。攻撃時はウイングバックが高く張り出す。下田北斗はアンカーだけど、シャドーのうち1枚がよく引いてくる。ただどうしても「アンカーの両脇」が空いてしまう傾向はあった。
大宮はシーズン途中に相馬直樹監督が就任。[4-4-2]だけど、そこまで横方向の圧縮がないし、スライドもマメにしない。外に押し出すという感じでなく、隙間で持てそうな気配がするところがある意味で罠になっていた。右中間/左中間のハーフスペースでいい奪い方をして、柴山昌彦あたりががっと中央から持ち上がって……といういいカウンターがちらほら出ていた。
大宮は特に攻撃、ボールの動かし方が整理されて、明らかに良くなっていましたね。そんなわけで完全互角の展開になる。
試合は開始早々から打ち合いで、4分に大宮、12分に大分がCKから決めて1-1。22分には大分の左クロスからサムエルがヘッドを決めて勝ち越し。しかし40分に大宮が栗本広輝のボール奪取からカウンターを決めて、中野誠也が決めた。
後半はどちらも決めきれず、そのまま2-2の引き分けになりました。
◆キープレイヤー
柴山昌彦
小柄だし「ゴールに近い密集で前向きにボールを持って生きる」タイプなので、相馬さんのスタイルに合うだろうか?と懸念していた。上下動してスライドして……という守備の動きに縛られると攻撃の持ち味が消えるかな?と思っていた。ただこの試合は「いい奪い方から柴山にボールが入る」「柴山がいいタイミングで中に入っていく」場面が多くて、それでいてバランスが崩れてなかったですね。相馬さんがカレを上手く活かしている。