読んではいけない観戦記@220915鳥栖鹿島
この観戦記はDAZNや公式サイトを見れば分かるレベルのことを、備忘録目的で淡々と書き残していくものです。
◆試合
明治安田生命J1リーグ 第30節
2022年9月16日(金)19時開始
駅前不動産スタジアム
◆得点
サガン鳥栖 1-1 鹿島アントラーズ
34分 宮代大聖(鳥栖)
59分 アルトゥール カイキ(鹿島)
◆布陣
・サガン鳥栖[4-2-3-1]
GK: 40 朴一圭
DF 24:長沼洋一/42 原田亘/20 ファン ソッコ/5 ジエゴ
MF:6 福田晃斗/37 小泉慶
MF: 23 菊地泰智/8 本田風智/29 岩崎悠人
FW:11 宮代大聖
・鹿島アントラーズ[4-3-1-2]
GK:29 早川友基
DF:22 広瀬陸斗/5 関川郁万/6 三竿健斗/ 2 安西幸輝
MF:14 樋口雄太/21 ディエゴ ピトゥカ/11 和泉竜司
FW:10 荒木遼太郎
FW:17 アルトゥール カイキ/40 鈴木優磨
◆戦評
第29節を終えて、鳥栖は7位で鹿島は4位。ただ鹿島はシーズン途中に監督が交代し、しかも直近の10試合が1勝6分け3敗と勝ち点を伸ばせていない。
鹿島は8月上旬に岩政大樹監督が就任。ただ鹿島OBが指揮を採ってはいるけれど「今までの鹿島風」とかなり違いが見て取れる。
布陣は[4-3-3]もしくは[4-3-1-2]で、荒木遼太郎は引き気味のセンターフォワードだ。結構流動的だし立ち位置で優位性を取る、ズレを作るような狙いで、「食いつかせてから出す」パスワークが多い。しかも自陣のゴールに近い位置でそういうビルドアップをする。
「サイドバックから自陣のバイタル」は禁断のパスコースで、それは奪われたら危険なカウンターにつながるから。ただ今のアントラーズはそういうリスクを取りますね。モダンと言えばモダンだけど、伝統的な鹿島スタイルとは違う。
3月にレネ・ヴァイラ―監督時代の鹿島を見たときは、鈴木優磨がセカンドトップで、かなり広範囲を自由に動いていた。でも今はそういう動きをしていなかった。
中盤は3ボランチだけど、和泉竜司と樋口雄太が「つるべの動き」をして、3人が横に並ぶことはほぼない。守備時な[4-4-2]のブロックを作っていることが多かった。
前半は完全に鳥栖ペースだった。決定機が4つ、5つとある中で、34分にジエゴのスローインから福田晃斗が上手く飛び出して、宮代大聖が浮き球のパスをコントロールして左足で流し込んだ。
鹿島は後半に入って仲間隼斗と名古新太郎を投入。ピトゥカが左MFに上がったことで、前線への飛び出しを増やした。58分、鹿島はピトゥカが「食いつかせて右に開いたパス」から広瀬陸斗がクロスを送り、アルトゥール・カイキがヘッドを打ち込んだ。
後半はちょっとあれ気味になったりしたけれど、結果は仲良く1-1のタイムアップ。鹿島はきっちり後半に修正したけれど、ただこれだけ勝てないと厳しい。
◆キープレイヤー
早川友基
大卒2年目で、今日がJ1初出場。前半の猛攻をよく1失点で食い止めた。