感情の吐き出し。
感情の吐き出し場所を作っておくと安心だ。
特にイライラしたこと、人に聞いてもらうことのできない罵詈雑言、悲しいことなど感情が動いたときにすぐ吐き出す逃げ場があると支えになる。
私の場合は家にいるときとか書ける状態であれば、ノートに文字が感情のままに乱れるもよし、斜めになるもよし、ノートに穴があくくらい強い筆圧で書き殴るもよし。
ルールなしの無法地帯でただひたすら湧いた感情のまま書きまくる。
会社にいるときや人と会っているときはトイレなどに逃げ込み、スマホの鍵付き日記アプリにひたすら湧いた言葉を打ちまくる。
すると、だんだんと落ち着いてきて心がスッとする。
以前は湧いてきたネガティブな感情に蓋をしてきた。
大人であることは冷静であること。
大人とは感情に振り回されないこと。
嫌な感情は見ないフリををすること。
そんな風に蓋をしめてた。
でも、湧き出た感情は消えない。
押し込めた感情は消えずに溜まっていて、チクチク積もった感情はいつか溢れ出す。
我慢強さが私の取り柄だと思っていたけど、我慢は我慢した分だけ溜まっているだけ。
自分で自分の口を塞いで、飲み込ませても自分の中から消えたりはしない。
残り続けてだんだんとその感情は私を侵していく。
解決なんてしていないのだ。
自分の中から湧き出る感情をすべて許したら、私が見えてくる。
何がつらかった?
どうしてイライラしたの?
どんなことが悲しかった?
一個一個聞いてあげる。
自分に付き合ってあげる。
我慢しているときには見えてこなかった自分が、たくさんの思いを抱えていることに気づく。
奥の底の底の底の自分に出会えた時、自分と繋がれた感覚。
見つけてもらえると嬉しいよね。
それだけで救われる。
自分にしか自分は救えない。