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インドでサファリ・Ranthambore National Park・移動中のこと

インドのサファリ。私が行ったのはラジャスターン地方にあるランタンボール国立公園。行き方はいくつかあるようですが、私はデリーのホテルから車で移動。デリーから国立公園のあるサワイマドプールまで約8時間の旅。

これが良かったですね。変わっていく景色を堪能できて、長い時間も道中飽きることがなく楽しめた。

朝早い出発だったので、ホテルが朝食を用意して持たせてくれました。バナナ、サンドイッチ、ヨーグルトといくつかのペストリー。ドライバーさんの分まであるのでたっぷりとあります。めちゃくちゃありがたいですね。この日のドライバーさんは前日までとは違う方。英語がほとんど話せないから会話が少なかったけれど、彼の静かで優しい雰囲気は和やかなムードを醸し出して、長い時間でもストレスなく、快適な車の旅ができたね。

移動中はできるだけ水分を取らないようにしていたけれど、途中トイレに行きたいと告げると、連れて行かれたそれらしき休憩所のトイレは外にあり、壁に囲まれてはいるけどドア、というか扉がなくて、ドライバーさんが後ろ向いて見張ってるから、と言うけどもなあ、無理だわね。で、その後走ること約2時間ぐらい。(我慢の限界、というか、こんなに我慢をしていたのは初めてだったように感じたな)着いた先のトイレはさっきよりはマシ。扉がある。

前日までデリーを起点に車で移動しながら観光をしていたので、行く先々のトイレ事情はそこそこ清潔であったので、観光客のいない辺鄙な地でのトイレ事情は驚きが多い。けれど、嫌悪することではないな、と思う。インドに馴れれば、最初に行った扉のない開放的なトイレも平気で使えるようになるのかなあ、と考えたりする。周りに人がいなければたぶんいけるのかな、と。

それと途中で気付く、信号がない。走りっぱなしだ!

途中で名所に寄りました。事前に聞いていなくてその場所に連れて行かれたので、ちょっとびっくりしたけど、ガイドさんが待っていたのでそれにも驚いたけれど。時間の感覚がね。ガイドさん、いつから待っていたんだろう?とか思う。そうそう、時間の感覚がちょっと不思議。30分ぐらいが大体2時間じゃないか?インドって。どのぐらいかかるのか聞いて、すぐだよ、と言うのが大体1時間ぐらいじゃないか?なんか急に思い出したけど。

立ち寄った所はChand Baori Abaneriという階段井戸。

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インドで一番古くて深い井戸らしい。「マリーゴールドホテルで会いましょう」という映画の中でそれらしき場所が出ていたね。確か。

立ち寄ったのはこの階段井戸とお土産屋も併設されているカフェ。カフェはなかなかとおしゃれで、私はここで白のコットンドレスと、フランスでポピュラーなビスケットとチョコレートを購入。お客さんはバケーションに来ている風な白人の家族と私だけ。ゆっくりとブラックティーをいただく。ドライバーさんはカフェのバックヤードで一休み。お疲れ様です。

デリーからサワイマドプールまでの道中はどんどん景色が変わって行きます。ゴミがいっぱい、移動する動物、たくさんの人たち、なんでもある光景から穏やかな風景に変わっていきます。街路樹が続く長い道。樹々に包まれて走るのは初めてのこと。なんとも気持ちが良いです。乾いた土地が広がる所や、樹々が点在する所、小さな町もあったりして景色に飽きない。国立公園のあるサワイマドプール近くは、サワイマドプールの町を抜けると、遠くに森林や砦が見え、広大な土地が広がります。

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ドライバーさんが宿泊するホテルはこの辺り、と一旦停車をして見渡すが近くには何もない。乾いた土地がただただ広がるだけ。点在する建物が遠くに幾つかある。住所らしきものがないらしい。この辺、と言って一旦停車をした所から、何もない道をしばらく走り、ホテルの看板を見つけた時は、私はえらいところに来てしまったな。ここで何をするんだろう、と思うのでした。

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目にしたことのない風景。聞こえるのは鳥の鳴き声。大地に鳥の声。耳元を通り過ぎていく風の音。でも静かな感動がある。

目的地のホテルに到着後に、ドライバーさんがホテルスタッフと笑顔で歓談しながらお茶している光景は微笑ましく嬉しい。お疲れ様です。彼はまた同じ道を引き返さないといけないですもんね。ほんとお疲れ様でした。ありがとう。

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Life Tips: エクササイズ(運動)は、体を変えるだけじゃないよね。心も所作も、あなたのムードも変えてくれるよね♡

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