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'80sニューヨークのアートとナイトクラブの思い出

わずか2年間の生活にいつもあったのがアートとナイトライフ。大学の寮を出てから住んでいたダウンタウンは街ごとアートのような趣で、アートが溢れていたよね。アパートやビルの壁にはペインティング。歩道にもペインティングを見ることができたし、様々なものがデフォルメされたりコラージュされたりして目にするもの全てがアーティ。生活の中に自然とアートがあった。

当時ソーホーはアートギャラリーが多くて、展示内容もよく変わるから飽きることがなかったし、空間を利用したユニークで難解なアートも多くて。ある時などギャラリーに入っても、一切何もなく、ただ白い空間があるだけ。ん?と思うよね。そこに入って来たお客さんの動く姿がアートなんだって。なんじゃそりゃ、ですが、自分たちがアートになる、参加型?もあったりしてアートってなんでもありなんだね、とアートの不可解さと自由を学び感じるのでした。

日常的にアートのある生活は、自然と私たちの創造力を刺激してくれて、日々の生活にも何気に反映されて、楽しく豊かに暮らすヒントにもなっていたと思うよね。

それは、例えば何かを購入するときに、漠然と買うのではなくて、こだわりを持って買うことにつながっていった気がします。ひとつひとつにこだわって、選んで購入したものは、部屋のどこにあってもそれは絵になりアートになる。

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こだわりはその人を現わすスタイル。時代は変わって、今ではこだわりを持たない、ニュートラルであることも多いけれど、それもスタイルなのだと思う。こだわりを持たないことを選択しているその人のスタイル。そう思うとやっぱりこだわりって大事かも、って。

おそらく70年代から80年代はニューヨークはクラブの全盛期ですか?たぶんそうですよね。1週間に1度ぐらいは行っていたクラブ。ディスコ。クラブへ行く時は必ず着替えておしゃれして行きました。だいたいどのクラブも入店待ちの長蛇の列ができていて、入口の周りも人でいっぱい。体格の良いハンサムなクラブのお兄さん2〜3名が入口付近に立って、入店できる人を指差して「入れ」的な合図をしてから入店するのだけど、私たちはクラブに到着して、入口付近に行けば、速攻で指差されて、いつも待つこと一切なく入店してました。ちっちゃな優越感。気分良かったですな。

行くのはThe Palladium, The Limelight, Area。この3件がほとんど。The Palladiumは確か映画館?劇場?を改装したクラブで、店内はとにかく広くて異次元。いつ行っても大盛況で、大人度が高くて洗練されていたように記憶してます。The Limelightは小さめのフロアがいくつかあって、フロア毎にテイストの違う音楽を流していたような・・学生が多かったよね。気取りのないカジュアルな感じが好きだったな。Areaは当時一番かっこよかった気がします。ダンスフロアに行くまでのスペースではいつも何かしらのパフォーマンスをしていたりオブジェがあって、アート感満載のクラブ。来ている人たちも、どのクラブよりもお洒落でかっこよくて、有名人も多かったような気がします。ここに行くときは気合入ってましたもの。だいたい超ミニのピチピチのボディコンシャスなドレスを着て行ってたです。時代ですな。

Life Tips: あなたの最高の教師は過去の失敗。失敗はへこむね。でも学ぶよね。だから失敗を怖がることないかも。先生だもの。失敗して、学んで、成長⭐️

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