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メロディーアレンジのすゝめ

音madなんちゃらとかいう記事には一切関係ないやつ

殴られるパイモン

メロディーアレンジのやり方とは……!?

そんなものはないと思います。あったら教えて欲しいくらいです。
メロディーアレンジはほとんど感覚でやっていますので。
なのでここには自分がその感覚を身につけるまでに行ったことを書き留めておこうと思います。

感覚をつけるためには

①耳コピをする

自分がやった中で多分一番影響があったのが耳コピです。
YTPMVをよく作っているんですけど、その製作過程で耳コピをするときがたくさんありました。耳コピは、ここのメロディーすきだなってところを可視化し自分の引き出しとして手に入れることができる方法です。
自分が耳コピしてて一番感動したのは、柴又のサバのメロディーのハモリです。実は一部スケールの外の音が使われていて、これ間違いなんじゃないかと思ったんですが、コードをみてみるとスケールの外の音がコードにも含まれているんですね。
つまりコードにスケールの外の音があればメロディーでそれをつかってもいい、ということに気づきました(後々理論とかやると全部使えるというわけではないとわかったのですが)。例でいえばHaunted Danceのサビとかもそうです。

白いノートがスケール外


コードにも含まれている


こういうテクニックとか、理論的なことを耳コピをすることで気づくことができて自分のものにすることができるところが耳コピをすることのいいところだと思います。こういう知識はメロディーアレンジ以外にも十分応用できます。それの塊がdilkenitionだったりします。

コードやスケールの雰囲気を押し出すメロディ


耳コピできない!って人は既存のmidiデータをみるだけでもこういうテクニックを知ることができます。ただ感覚でアレンジする以上、耳コピできるくらいの耳はあった方がいいと思うので耳コピはやるべきです。好きな曲からちまちま、メロディーだけでもいいのでやりましょう。wavetoneやmidiもみて答え合わせもしながら、しっかり耳を育てましょう。wavetoneはダメとか言ってたらダメです。答え見ずに勉強するのと同じです。

wavetone見ず、midiも渡したのにコードが間違った状態の単品出されたドナルド

いらねぇとか言ってる人はピアノやっているような人ばかりなので気にしなくていいです。持つべきは相対音感~。

②音楽理論を学ぶ

これやれば全部解決です。耳コピで手に入れたテクニックをさらに広げ、応用することができるようになります。
具体的にいうと、スケールのところを詳しくやったときに使うのを避けるべき音、アボイドノートというものを学んだり、モードと呼ばれる旋法を用いて音選びを簡単に行えるようにする方法とか。
感覚を育てる知識としても知っておいた方がよりいいと思います。
また、耳コピのモチベにもつながりますし、コードもわかるようになり、リハモもできるようになるかもしれません。

ちょっとメールとかで登録しないといけなかったりしますが無料vst落とす時みたいに軽くぱっと無料でできるので時間があるときに是非。

③曲を聴く

感覚というものはインプット量がものを言います。好きなジャンルでも。好きなアーティストでも、自分の好きな曲を聴き、インプットしてください。上に書いてある方法もすべては元となるなにかリファレンスがあるのです。その引き出しを増やすためにも曲は聞きましょう。
自分は155さんだったりMr.Asyuさんの曲とかすきなので聴きまくっています。

テクニック

最初ないとか言ってたのに。
随時追加予定。

トリル

少しだけ元の音か隣接の音を鳴らしうねりを加える。32分音符か16分三連符でやるとおススメ。

コードトーン又は主音殴り(名前は適当)

summer

似たようなリズムで並べた後、コードの構成音に合うようにずらす方法。コード以外にもスケールの主音を鳴らしたりするときもありますが、基本コードの色が強く出ている第三音をよくつかってます。

装飾音符

またもやsummer

32分とか細かい音符で音の前に少しずらしたものを置く方法。Mr.asyuさんの曲はいっぱいあるイメージなので0.25倍速して聴いてみてほしいです。

高速下降コードトーンならし(名前は適当)

Baqeelaとかに使われているやつです。コードトーンを64分とか細かい音で鳴らしながら下降します。簡単。

ピロピロ

コードトーンだったり近接する音を32分とかでならしたらなんかそれっぽくなるかもしれません。

最後に

耳コピしよう。


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