五度ハモリをなくそう!ちょっとしたハモリの裏技
今回は平行移動しただけの五度ハモリ、+7、-5ハモリをこの世から消し去るためにフロクロさんの黒塗り世界宛て書簡で簡単なハモリ方を紹介します。これを見れば五度ハモリ卒業です!ちなみに五度堆積とかはすきです(予防線を張る)。
五度の平行移動ハモリがなんでダメなの?
五度だけではなく何度でも、平行移動すると必ず一つはスケール外の音になり調性がぐちゃぐちゃになってしまいます。さらにコードとの組み合わせではスケール内でも違和感を感じてしまいます。という理由から、私はよくある平行移動五度ハモリが嫌いですし、もったいないなあと思ってしまいます。
下準備
用意するもの
midiを鳴らせる環境(VSTインストゥルメントがあれば大丈夫です)
コードの耳コピ(調べたら出てきます)
もとメロディの耳コピ(頑張って)
度数表記がなんとなくわかるくらいの音楽理論の知識
Reaperでの操作
このようにメロディのあるトラックの下にハモリとなるトラックとmidiアイテムを配置してください。
またこのようにコードのアイテムとメロディとハモリを選択した状態でハモリのmidiアイテムをクリックして薄く見えるようにしてください。
実践
大体の形をとる
メロディからコピペして下のキースナップ(調スナップ)のところのチェックを押してください。そしてこの曲のキーはAm/CなんですがCを押し、ペンタトニックを選んで下さい。
そしてその状態で貼り付けたノートを全部下に動かしノート間が3つか2つか4つになったら簡単なハモリの完成です。曲によってはこの時点でいい感じになります。
コードの特徴をくみ取る
これが一番大切ですが難しいと思うので簡単に。
今のところハモリは1、2、3、5、6度のところにしかありませんが、もしコードのベース(ルート、▢mとかの▢の音)が4、7度だったらハモリを4、7にしてみるといいかもしれません。
またV7やIII7といったドミナントのときはコード内の音ならスケール外でもふんだんに使ってもいいとおもいます。
結果
飽きたので結果だけ
曲合わせて気持ち良く聴こえたら多少メロディから乖離してしまっても問題ありません。この動画では低めでほとんどコードのルートだけをなぞったパートも入れてあります。
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