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二重手術、埋没法のお話②

↑↑↑前回の記事も目を通していただけるとありがたいです↑↑↑

今回は、どんな人が埋没法に向いいるのかに関してのお話です。

本日のまとめ

厚さ、固さ、たるみの無いまぶたの人は埋没法で成功することが多いです。

成功した埋没法の二重とは?

当たり前の話ですが、

  • 美しい重瞼線が出来て

  • 長期間それが維持される

なら、埋没法は成功です。

皮膚を引き込む力とそれに抵抗する力

前回までに書いたように、二重まぶたは皮膚を引き込む力と抵抗のせめぎ合いです。埋没法は、まぶたを開く力を挙筋腱膜や瞼板から皮膚に伝えてあげる手術です。抵抗を減らすことは出来ませんから、抵抗の強い人には向きません。また、引き込む力そのものが弱ければ、いくら糸で繋いであげても皮膚の引き込みは浅くなります。

抵抗の強いまぶた

厚いまぶた

抵抗の強いまぶたの代表的なものは、厚いまぶたです。

厚いまぶたでは、時間が経つと二重の線が浅くなったり無くなってしまう、いわゆる「糸が取れた」状態になり易いです。また、極端に厚いまぶたでは手術直後から皮膚が引き込まれず、浅く糸の通っている範囲だけが引き込まれた短いラインになってしまいます。

皮膚の硬さ

また、厚いまぶたほど多くはみられませんが、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患で固くなってしまった皮膚も引き込みに対する抵抗が強く、厚いまぶたと似た結果になってしまいます。

引き込む力の弱さ

眼瞼下垂のあるまぶたでは、そもそも引き込む力が弱いため、埋没法では浅いぼんやりしたラインしか出来ません。また、皮膚を引き込む力もまぶたを開く力も同じ眼瞼挙筋の力ですので、そもそもその力が足りていない状態のところに皮膚を引き込む力が持っていかれてしまいますので、眼瞼下垂の状態そのものも悪くなることが多いです。

たるみの強いまぶた

皮膚を引き込む力と抵抗する力の話からは外れますが、皮膚のたるみが強いまぶたですと、糸で留めた箇所だけが引き込まれて、美しいカーブにならないのでこれも向いていません。また、長期間持続することも稀です。


さて本日はこの辺りで。次回はこちら。
埋没法の糸が『取れる』って何だろう?みたいなお話です。


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