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「誰か」と一緒に「ひとり」で本を読む
こんばんは。アウフタクトのさいとうです。
今日はとある会に参加した話を。
先日、こちらの会に行ってみました。
会場:クラブハウス美山
当日の様子
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参加して感じたこと、考えたこと
私は何か出来事があった直後に、メモ書きでばばっとその時自分が感じたこと・考えたことを都度書き出しています。22:20頃に家に着き、写真を整理して各所に送った後、黙々と1時間ちょっと書きました。
そのメモの一部がこちら。
さっきまで、美山で『「焚火」と「読書」と「珈琲」と。』って会に行ってきた。全身燻されてる。とっても心地よくて知的でラフでゆったりできて楽しかった。
本を読む場所を選べるってうれしい。私は最初室内のソファーで。次にボールプールの中で。そして珈琲を頂いて、外でマシュマロ焼いてた。
前半しか本読んでない。それもいい。「誰か」と一緒に「ひとり」で本を読むという体験が初めてだったから、不思議な気持ちになった。何を自分は不思議と感じたんだろう。知ってる人の近くにいるけどひとり。同じ空間に居ながら違う世界に各々没頭していること。なのか?私が感じた不思議さって。同じ空間にいる時は、同じことしなきゃじゃないけど、そんな気持ちになるような。
そう思うのに、みんな違う世界に入り込んでるという飛躍というか、時間を共有しているけど、見てる世界が違う時間が同時に発生していることが不思議さなのかも。
本を読むという行為は、PCで情報を読んでいることと何が違うんだろうか、何が違いを生み出しているんだろうか。なんなんだろう。この、電子ではなく、紙の上の文字をたどることって。
金曜夜の焚火良い。充実度が高かった。
本を読むこと=一つのことに集中すること。集中できることでのすっきりさみたいなのを私は感じる。私はあんまり一つのことに集中できない。ずっと自分のひとり言が頭の中をぐるぐるぐるぐるしているから、それが、自分じゃなくて、誰かの声や風景にまるっとすり替わる時間が、心地よいのかもしれない。普段の自分のよくわからないひとりごとでもやもやするんじゃなくて、誰かの、何かの話が入ってくる。一回自分のことを忘れられるのが良いのかもしれない。
「不器用なかたち」を読んで、不器用に生きてもいいなって思った。うまくいかなきゃ、インプレッションが気になっちゃう、整わないと、成功しないと、みたいなしがらみを全部、いや、すぐに全部とは言えないけど体から引き剥がしていきたい。こびりついた「こうでなきゃ」を剥がせたときに私の感性が良い方に活用できる気がした。人がどうとかほんとにどうでもいいんだよなって。思う。思っている。できるかどうかわからないけど、まず思うところからスタートしている気持ち。
人間ってなんだろうみたいな漠然とした思考がここ3か月ぐらい続いてたんだけど、なんとなく、今日のこの会が人間だなって思った。
書きながら何を言いたいのか、わからないけど、今できる私の言語化の限界がこれだった。ゆるして。頭のいい人はこの具体から抽象にしてあれしてこれして体系化するんだろうけど、今の私にはまだわからない。わからないままでいいかなって思ってる。人間のことなんでわかりきることはないんだから。なんでもなにもないんだよな、きっと。
「なんで」なんて入り込む隙が無い時その瞬間に人間だなって思えるのかな。思ってるのかな。他の生き物になったことが無いから何をもって人間なのかわからないけど。
美山に傘忘れた。明日取りに行かないと。
これを書ききった今、0:13。また、何か思ったらここに書き足そう。(2024/11/30)
本当に楽しかったです。その「楽しい」を自分なりに分解したら、こんなメモが生まれました。
会を企画してくださった皆さん、一緒に本を読んだりマシュマロ焼いたりカードゲームをした皆さん、ありがとうございました。
また、「誰か」と一緒に「ひとり」で本を読みたいな。