犬小屋おーどりー

犬小屋おーどりーです。コスメ・激辛、あとドラマも好き。農業を全力で応援します。特に東京…

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犬小屋おーどりーです。コスメ・激辛、あとドラマも好き。農業を全力で応援します。特に東京ー、頑張れ!国産野菜を食べましょう~!毎日レモンサワー(もちろん国産レモンで)。犬小屋は編集なんかも得意です!

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  • 犬小屋まがじん

    • 25本

    犬小屋のハチとおーどりーが、徒然なるままに、何か書きます。

最近の記事

♪咲ぁかせて~、咲ぁかせて~、じゃない!青息吐息

おーどりー――♪咲ぁかせて~、咲ぁかせて~、桃色ぉ吐息ぃぃ♪ ハチ――お、高橋真梨子。ご機嫌だねぇ~。 おーどりー――ご機嫌じゃないです。この歌の影響なんでしょうか?最近またモヤモヤの元となる言葉に出会ってしまった。 ハチ――これは「桃色吐息」だよね。 おーどりー――そうです「桃色吐息」です。で、あたしが見つけたのが「青色吐息」という表現。 ハチ――(笑)。あおいろといきぃー? それを言うなら「青息吐息」なんじゃ? 苦しいときや悩んだとき、すっかり弱りきったときにつく「ため息

    • 「他人」と書くか「人」でいいのか?ひとさま

      おーどりー――「他人ごと」といえばですが、「ひとさま」についてはどう書くのが正しいのでしょうか? ハチ――他人さま? おーどりー――ところがどっこい。辞書は「人さま」なんですね。「他人さま」については、「他人さまとも書く」という、但し書き的な扱いなんです。 ハチ――そうなんだ。 おーどりー――ということは、「他人ごと」についても、あたしたちの絶対「人ごと」はおかしいっていう考え方も、おかしいってことかも。ここは柔軟に、「人ごと」でもOKくらいの気持ちでいないといけないかもしれ

      • 「たにん」なのか「ひと」なのか?他人ごと

        おーどりー――ハチさんは、最近何か気になる言葉ありますか? ハチ――た に ん ご と。 おーどりー――他人ごと? ハチ――そう、「他人ごと」と書いて「ひとごと」と読むんだけどね。堂々と「たにんごと」と言う人が多くて…、嘆かわしい。 おーどりー――パソコンで「たにんごと」と入力すると「他人ごと」と変換できてしまうのも問題あるね。 ハチ――うううっ、それは由々しき問題だ。 おーどりー――NHKでは、「自分に関係のないこと」などを意味する場合の言い方は「ひとごと」。表記は「ひと事

        • 最近はサッカー以外でも耳にするようになってきた「勝ちきる」とか「決めきる」とか

          おーどりー――最近ではあまり「んんん?」と思わなくなったんだけど、初めて聞いたとき、モヤモヤしすぎた言葉に「勝ちきる」があるのよね。 ハチ――ああ、サッカーの試合後のインタビューで、監督や選手がよく言ってるやつ! おーどりー――今はほかのスポーツでも言うのかな?「勝ちきる」を使うのは、サッカーというイメージだけど。 ハチ――そういえばサッカー以外では聞いた記憶がないけど、ほかのスポーツでも言いそうだね。 おーどりー――初めて聞いたときは心底「なんじゃこりゃ?」って思ったね。ま

        ♪咲ぁかせて~、咲ぁかせて~、じゃない!青息吐息

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          情緒もへったくれもないけれど、もうこの言葉は万能だー「やばい」

          おーどりー――おいしいものを食べて「やばい!」って言っているのを初めて聞いたとき、めちゃくちゃびっくりしたし違和感があった。 ハチ――わかる!「危ない」とか「危険がせまっている」みたいな意味でしか使ったことなかったからね。 おーどりー――今となっては、全然違和感はないけれど、おいしいときに「やばい」は使ったことはないかな? ハチ――そうね。おいしいものを食べたときには「おいしい」と言いたいし、言われるんだったら「おいしかった」のほうが嬉しい。 おーどりー――「おいしい」だけじ

          情緒もへったくれもないけれど、もうこの言葉は万能だー「やばい」

          サンドウィッチの場合も「お弁当を広げる」だよ!

          おーどりー――これも、とある雑誌の校正をしていたときのことなんですが。 ハチ――はい、はい。また、なんかすごい勘違いしてる表現に遭遇したの? おーどりー――そうなんです。「サンドウィッチを広げる」という表現にぶち当たったのですよ。最初は何のことかわからなかった。サンドウィッチをパンと具に分解するのかな?とも思ったの。 ハチ――あー、これ、ひょっとして。 おーどりー――たぶん想像している通りだと思うけど、「お弁当を広げる」の意味で使ってた。アメリカのとある公園の紹介記事だったん

          サンドウィッチの場合も「お弁当を広げる」だよ!

          打消しのことばを伴わなくても「全然OK」

          おーどりー――学校では、「全然」という副詞の使い方は、打消しのことばや否定的な意味のことばを伴って使うのが正しいとされていたよね。 ハチ――そーそー、「全然おいしくない」とか「全然疲れてない」とかね。今は違うの? おーどりー――いや、違うかどうかはわからないけれど、もはや「全然おいしい」とか「全然疲れる」なんて言い方は、今どきの学校の先生にとっては正しい言い方なんじゃないかと。 ハチ――そうね。正しいという言い方に語弊があるかもしてないけれど、決して間違った使い方だとは思って

          打消しのことばを伴わなくても「全然OK」

          これだけで会話が成立していた!?「まじっすか?」

          おーどりー――なにげなく、本当に何気なく「まじ?」とか使っちゃってるけど、うちらの年代だといつ頃らいから抵抗なく使い始めたんだろう? ハチ――いや~、もう記憶にありません(笑)。 おーどりー――まあ、でもこれ、かなりカジュアルなスラングだから、目上の人に使うのはどうなんだろう? ハチ――「まじっすか?」という言い方もあるし…。これ、一応「まじ」に「ですか」をつけた丁寧語風の口語だよね?  おーどりー――丁寧語といえば丁寧語だ。そういえば、「まじっすか?」で思い出したことがある

          これだけで会話が成立していた!?「まじっすか?」

          なんでもハラスメントにすればいいと思ってないかい?「〇〇ハラ」

          おーどりー――うちらの若かったころは、今でいうところの「セクハラ」「パワハラ」は、当たり前に存在してたし、ムカつきながらも、ちょっと諦めているところはあった。 ハチ――言葉だけじゃなく、触られたりしたという話も聞いたことある。 おーどりー――「彼氏いるの?」とかもセクハラらしいけど、これくらいの発言だったら、相手との関係性にもよると思うけどね。ギラついたオヤジが聞いてきたら間違いなくセクハラ認定してしまう(笑) ハチ――線引き難しいよね。たとえどんなに親しくても、自分にとって

          なんでもハラスメントにすればいいと思ってないかい?「〇〇ハラ」

          普通に使い過ぎてないですか?「クソ」とか…

          おーどりー――食事してて、食べてるものが感動的においしいときハチさんなら何と言いますか? ハチ――おいしいときは「おいしい!」としか言わないですよね。感動的においしいときは、「すっごく、おいしいっ!」と大げさな身振り手振りを付けるかな(笑)。 おーどりー――そうだよね。「うまっ!(旨い)」という表現も、うちらの世代では女性は使わなかった。方言とか、地域性があるかもしれないけれど、「女の子が、旨い!なんていうもんじゃありません」的な感じだったよね。今でも、「うまっ!」がすぐに出

          普通に使い過ぎてないですか?「クソ」とか…

          系の使い方を考えてみた〇〇系

          おーどりー――近頃は世の中、〇〇系が多すぎないですか?ちょっと面倒くさいです。 ハチ――草食系男子とか肉食系女子とかってやつよね。 おーどりー――草食系・肉食系だけならまだわかる。癒し系女子、サバサバ系女子、かわいい系女子、非モテ系女子とか、いったい誰が分類してるんですかぁ? ハチ――ファッションにもいろいろあるね。 おーどりー――カジュアル系、コンサバ系、モード系、ストリート系とかね。まあ、これはファッションの系統としてわかりやすい。原宿系とか渋谷系だと「う~ん、なんとなく

          系の使い方を考えてみた〇〇系

          万端で終わっていいのか?「準備万端」

          おーどりー――ずいぶん前から、すっごく気になっている言葉があるんですが…。 ハチ――何ですか? おーどりー――準備万端という言い方。 ハチ――言いがちだけど、間違った言い方だよね。 おーどりー――万端というのは「ある物ごとについての、すべての事柄。諸般」という意味だから、準備万端だけでは、「準備はすべて」くらいの意味にしかならないってことだよね。これを、準備はバッチリ的な意味で使ってるみたいだけど。 ハチ――そうね、「準備万端整った」まで言わないと、準備ができたという意味には

          万端で終わっていいのか?「準備万端」

          笑顔が顔じゅうにあったら怖い「満面の笑み」

          おーどり―――あーっ、とうとう某公共放送まで言っちまった。「満面の笑顔」だって。めちゃくちゃモヤモヤするぅ~。 ハチ――そもそも、面は顔の意味だから、満面で「顔じゅう」とか「顔全体」という意味。面に顔が続いて意味がダブってるし、顔じゅう笑顔ってよく考えたら不気味よね。 おーどりー――あたしなんか、集合体恐怖症気味なので、顔じゅうにポコポコ笑顔がある状態を考えたら気持ち悪い。鳥肌立つわっ。 ハチ――正しくは「満面の笑み」なんだけどねー。本物っぽくふるまってる「満面の笑顔」がネッ

          笑顔が顔じゅうにあったら怖い「満面の笑み」

          それは本当に小腹なのか?「小腹がすく」

          おーどりー――先日、あたしの前をカップルが歩いていて、男性が「あー、めっちゃ小腹がすいたー!」って言ったんだよね。 ハチ――それって、普通にお腹がすいたんじゃないの? おーどりー――そうなのよ。わかってくれて、ありがとう(笑)。小腹を使う必要ある? ハチ――ないと思います。 おーどりー――先日見たドラマでも、「ねえ小腹がすいたでしょう?」とか言って、大きいサイズのカップラーメンを、いい大人がズルズルやってて、食べ盛りの男子中高生じゃあるまいし、そんな大きいサイズのラーメン食べ

          それは本当に小腹なのか?「小腹がすく」

          辞書に載ってるからといって…「開いた口が塞がらない」

          おーどりー――「開いた口が塞がらない」って、どういうときに使う? ハチ――どういうときって…。あきれてものが言えないとき、に決まってる! おーどりー――それが、また地上波のテレビがやってもうた。 ハチ――え、どういうこと? おーどりー――うっとりしてる状態を表わす、みたいな? 口をポカーンと開けている人の映像とともに。 ハチ――テレビで? おーどりー――テレビで!でも調べてみると、江戸時代には「うっとりしている状態。我を忘れたさま」として使われているようで、用例を掲載している

          辞書に載ってるからといって…「開いた口が塞がらない」

          どうしてそんな誤用が広まったのか?「琴線に触れる」

          おーどりー――結構ネットでも騒がれてたから知っていると思うけど、「琴線に触れる」の意味、「怒りを買ってしまうこと」ととらえている人が多いんだって。 ハチ――えーーーーー!なんでーーーーー?? おーどりー――「逆鱗に触れる」と混同しているのでは?という説が有力ですね。 ハチ――「触れる」しか合ってないけど。。。 おーどりー――文化庁が過去に行った国語に関する世論調査では、「琴線に触れる」の意味について「感動や共鳴を与えること」とした人が約38%、「怒りを買ってしまうこと」とした

          どうしてそんな誤用が広まったのか?「琴線に触れる」