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情報共有の場を設け、他の社員の興味も喚起。高い利用率を維持するキヤノンメディカルシステムズ株式会社の自律学習支援

「耳で聴く本」として近年利用者が増えているオーディオブック。
日本最大級のオーディオブックサービスの「audiobook.jp」は、個人の利用だけでなく、法人向けのプランもあり、多くの企業の方々に利用していただいています。
 
企業の人材育成の教材としてのオーディオブックの良さはどんなところにあるのでしょうか。今回は「audiobook.jp 法人版」導入企業の一つであるキヤノンメディカルシステムズ株式会社の赤川真生(あかがわ まさき)さんにお話をうかがいました。

▼Problem
・通勤時間や移動時間が長く、自己学習の時間をなかなか確保できない
・効果が見えにくいオンライン研修に代わる新たな学習ツールを模索
▼Solution
・移動時間にも利用でき、興味に合った本を選ぶことができる「audiobook.jp 法人版」を導入
・聴いた本のレビューを投稿できる場を設け、利用者同士の情報共有を促進
▼Effect
・共有したレビューによって、他の社員の興味を喚起することに成功
・これまで新聞をあまり読まなかった社員が、『聴く日経』で新聞内容チェックをルーティーン化

赤川真生さん
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 国内営業本部 営業企画部 営業人材開発担当

好きな本を効率よく聴いて自己啓発の助けに

――「audiobook.jp 法人版」を導入された経緯について教えていただけますか?
 
赤川:通勤時間や移動時間が長い社員が多いので、自己学習したいのになかなかその時間を確保できないという声が上がっていました。
また、コロナ禍を過ごすなかで、これまで対面で行ってきた社内研修がオンライン研修になって研修に対する社員の考え方も変わってきたこともあり、新たな学習ツールを検討していたという背景もあります。
 
そこでオーディオブックに着目したのですが、オトバンクの場合は法人向けのプランがあるというのが魅力でした。
 
現在はキヤノンメディカルの国内営業本部で導入しており、利用を希望する社員に提供しています。

――国内営業本部ということですと、通勤だけでなく営業先への移動時間が長かったりもするのでしょうか。
 
赤川:そうですね。弊社の営業担当は担当エリアが広く、多くの医療機関を訪問するため移動時間は長くなりがちです。

――オーディオブックは以前からご存じでしたか?
 
赤川:本を耳から聴けるということで気にはなっていました。ただ、いきなり全社で導入するとなると不安があったので、最初にトライアルで何人かに聴いてもらって、意見を聞き、そこから社内に展開していったという流れです。

――トライアルをしていただいたということだったのですが、導入の決め手となったのはどんな点でしたか?
 
赤川:好きな本を気軽に、効率よく聴ける点ですね。こちらとしては社員に読書をしてもらいたいとは思っているのですが、書店に行って本を選んで手に取って買う…という流れは、忙しい人にはハードルが高いです。「audiobook.jp 法人版」はその手間がないので、読書に興味はあるけれど、最初の一歩が踏み出せない人に良い影響がありそうだ、という結論になりました。

聴いた本の感想共有で、他の社員にも興味が波及

――導入後の反響はいかがですか?
 
赤川:社内でもオーディオブックが前から気になっていたという人が多かったです。「本を読みたいけど、時間が確保できずにいたが、これなら簡単に聴けて良い」という声は出ていますね。

――様々な企業様に「audiobook.jp 法人版」をご利用いただいていますが、御社は特に利用率が高いです。これはもともとオーディオブックが気になっていた方が多かったのも理由なのかもしれませんね。
 
赤川:そうですね。また、情報共有の一環として、社内のビジネスチャットツールを使っています。聴いた本のレビューや、どんなシーンで利用したかを発信してもらう場を作っていることも利用率の高さの理由だと思います。

――どんな感想が寄せられていますか?
 
赤川:夢をかなえるゾウ』は耳で聴くと登場人物の関西弁がとてもユーモラスでおもしろかった、と言っていた社員がいて、そこで興味を持った他の社員も何人か聴いてみたそうです。感想を発信したことで周りに波及するということが生まれています。

あとは普段新聞をあまり読まないし、ニュースも毎日チェックしていなかったけど、『聴く日経』で新聞の内容をチェックすることが習慣化したという人もいました。

――赤川さんご自身は印象に残っているオーディオブックはありますか?
 
赤川:きみのお金は誰のため』や『超一流の雑談力』は面白かったです。
普段、ネットやYouTubeで情報を調べることもありますが、やはり本の方が内容の信頼性が高く安心して聴くことができますね。世間で売れている本が丸ごと聴けるオーディオブックは気に入っています。

 ――社内で展開していくにあたって利用希望者の募集はどうされていますか?
 
赤川:3カ月に1回、対象者の層を広げながら募集をかけています。これまで、初回募集は移動時間が長く多忙でなかなか自己啓発に取り組むのが難しそうな中堅層を対象に募集をかけ、2回目は少し広げて入社5年目から中堅層まで、3回目以降は入社3年目から管理者層までを対象に利用者を募っています。

――これから期待する使い方について教えていただきたいです。
 
赤川:効率よく自己啓発できるというところがポイントだと思っていますので、「audiobook.jp 法人版」で学びの習慣化をしてもらえたら一番ですね。そして自己学習を頑張っている社員から、組織全体へ良い影響が広がることを期待しています。

——本日は貴重なお話をありがとうございました。

■キヤノンメディカルシステムズ株式会社
本社: 栃木県大田原市
事業内容: 医療用機器(X線診断システム、CTシステム、MRIシステム、超音波診断システム、放射線治療装置、核医学診断システム、検体検査システム、ヘルスケアITソリューション など)の開発、製造、販売、技術サービス
ウェブサイト:  https://jp.medical.canon/


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ビジネス書や自己啓発書を中心に15,000点以上ものタイトルを全て音声で好きなだけ聴くことができる法人向けのオーディオブック聴き放題プランです。通勤中や家事中、就寝前など、耳のスキマ時間に音声を再生するだけで読書ができるため、学習のハードルがぐっと下がります。
日本の人事部「HRアワード2022」で優秀賞を受賞するなど人材育成のツールとして高く評価され、現在150社以上にご導入いただいています。

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