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生活保護について
私だってなりたくて生活保護下にあるわけではない。
そもそも普通に働ける身であれば、申請は下りない。
それを実母や、以前行っていた教会の牧師は、生活保護ではいけないと言ってくるのだった。
恐らくだが、彼らは生活保護下の生活がどういうものかを理解していないのだろうと思う。
もちろん生活保護を選ばないという選択肢もある。
ホームレスという選択肢である。
だが、私はそこまで精神が強いわけではない。
申し遅れたが、私はうつ病で通院し始めて18年になる。
ずっと服薬しているが、こうしてずっと服薬しながら体調が良い状態が続くと、薬なんて要らないのではないかと変な勘違いに陥ることがしばしばある。
薬を飲んでいるからこその良い状態なのに、それをやめてしまえばたちまち体調は悪くなる。その繰り返しだ。
教会の牧師は私に言ってきた。
「生活保護ではだめだ。ボランティアでもいいから何かしろ」
私はその前から、YouTube、楽譜販売などをしていたが、高齢者施設での演奏のボランティアを入れ、ケニアの子供と手紙のやりとりなどの交流をするボランティア、不登校や経済的な理由で塾に通えない子供のための学習塾のボランティアを始めた。
だが、私は生活保護のままである。
生活保護になった事もないような人は、よく分からないまま、言葉の印象だけで、何か言っているように私には映る。
YouTubeは収益化できていないが、私がYouTubeを始めたのは、動画や音声編集をしたいという理由からだった。
牧師は私がYouTubeをやっていると知ると「そんなびっくりするような仕事はしなくていいから、普通の仕事をしなさい」と言ってきた。
YouTubeのHさん風に言えば、「それは貴方の感想ですよね?」となる笑
びっくりされたくてYouTubeを始めた訳でも何でもないし、収益化できている人は一握りだ。そして私はYouTubeで収益化しようとは考えてはいないのだ。
黄色と赤の縞模様の服を着れば驚かれて、貴方に合う色は、紺と黒の縞模様だと言われているようで、気分はあまり良いものではない。
生活保護だけではない。母子家庭などで援助を貰いながら生活している人もいる。それって、その人の生き方なのであって、周りの人がとやかく言うような事ではないのではないかと私は思う。