意思疎通ができない家庭環境
私は小学校の中学年には音楽の仕事をしたいと頭に思い描いていました。
中学や高校の部活の選択も、本来であれば、本人の希望で始めたり、辞めたりするものだと考えます。
私はできれば吹奏楽がやりたかったのですが、それを親に言うということができませんでした。
中学の時に入ったのは美術部です。
親からの圧力のようなものを感じて美術部に入りました。
高校の時も、できれば軽音か吹奏楽に行きたかったのですが、私だけの先入観で楽器を買わなければいけないのではないか、高いのではないか→親に迷惑がかかると思い、言い出せませんでした。
しかし、経験者の話を聞くと楽器自体は学校の持ち物である事が多く、個人で購入するのは、マウスピースや、リード楽器ならリードなどの消耗品だけだということでした。
学校の時にやっておけば、40代になってまでもやりたい欲に捕われる事もなかったんじゃないのかなと思います。
昨日の記事で、毒親が私に有名大学に行かせようとしていたこと、プレッシャーを浴びせるだけ浴びせて、具体的なアプローチをしなかったことなどを考えると、本当に狂気に満ちた家庭環境だったのだと改めて認識することができます。
ありのままの自分でいていいという、無条件の愛情を受けられるということは、本当に幸せなことなのだと思います。
私は、それを受けたことがないので、人の愛し方も愛され方もわからず、恋人をつくるということができなかったのだと思うと、なんとも悲しいものです。