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9/24/'23

Birżebbuġa - St Paul's Bay

朝はゆっくりめに起床
部屋で二度寝しようとするとドアをノックされ、朝ごはんは食べるのかと聞かれた
食べますと答えて、とりあえずダイニングに降りた
パンやフレーク、ジャムなどが並べられていて、その中から勝手に食べていく、ヨーグルトもあった
食べ終え、少し街を歩いてみることにする
昨日とは逆の方向に歩き出した
基本的には道路が海岸線沿いに続いていて、こちらはあまり歩行者には優しくない
それでも道幅は広かったので割と危なくなく、しばらく歩いていた
途中に15mくらいの崖があり、上から下を覗き込んだ
ダイブできるタイプの崖かと期待したが、岩礁がすぐそこにあったので死ぬという結論に
そのまましばらく歩いていると(結局1時間くらい歩いていた)、待ちになっていて、ここではマーケットが多数展開されていて、大きい街ではないと思うが結構盛り上がっていた
打ち合わせがあったのでマーケットど真ん中のベンチに座り、1時間ほど
終わると次は、とりあえずバレッタまでバスで移動し、そこから歩いて隣の街のSt Paul's Bayへと向かう
道路をひたすら歩き続けるような形、高架やトンネルも歩いて通った
1時間半くらい歩いて、St Paul's Bayに着いた、思ったより時間がかかってしまった
そこは若者の街といった感じで、まだ明るい夕方にもかかわらずいたるところからEDMの音源が漏れていた
パブやクラブが多数あり、ゴミも少し散らばっていて、マルタにもちゃんとこういう若者の街があるんだとなった
そこで待ち合わせしていたリスという子と合流し、海岸沿いを歩きながらレストランを探した
リスはコロンビア出身の女の子で、語学留学のために来ている、同い年(22歳)で、コロンビアで英語教師になりたいらしい、が、来てみたら住み心地が良く、まだわからないようだった
発音が独特で、yが全てjになる感じで"Yes"が"Jes"になるし、"Yeah"が"Ja"になる感じ、例えば相手の言ったことを強めに肯定したいときは"Jey!jjaaa!"みたいな感じ、チャットでも"Jajjajaja"って感じで、博多女子みたいなことでええかな?確かに方言女子みたいなキュートさがあった
良さげなイタリアンレストランがあったので入った
マルタはイタリアに近い、シチリア半島の南に位置しているので、イタリア料理は基本おいしい
ピザを注文した
ピザを食べながら、それぞれの国のことを話し合った
コロンビアは他国からするとパブロ・エスコバルの印象が強いようで、その要因が大きく、治安が悪い印象がつけられてしまっているそう
そのためコロンビア人が日本のビザを取るにも一苦労するみたい
コロンビアはスペイン語圏、自分もいつか南米へ行きたいのでスペイン語を勉強する必要があり、すこし教えてもらった
アルファベットを見ながら、クォートみたいな記号がつくのとつかないのとで生じる音の変化や意味の変化について少し教えてもらった、こういうのね→oöò
食べ終わり、会計を済ませて店を出た、事前に割り勘にしようと言われたがカードでまとめて払った
どうでもいいけど割り勘ってほんと難しい、相手の会計を待っている時の空気感が耐えられない
近くにさらに小さな島があり、マップで見てここに行ってみたいと僕が言ったのでそこへ歩いて向かうことに
リスがマップを見ながら前を歩いてくれた
信号がないところを渡るときはビクビクしながら渡っていて面白かった
ヨーロッパでは信号はあくまで目安としてしか置かれてない印象があって、多くの人は信号が赤でも渡れそうなら渡る、横断歩道がなくても渡れそうなら渡る、という感じで、歩行者が適当だから反動で車の運転は丁寧な人が多いイメージ
自分もしばらくのヨーロッパ滞在で、信号無視がわりと板についてきてたので、普通はこうだよなぁとなった
島に着き、中に入ったが柵があり、それ以上は行けなかった、昼間だけ開放してるみたい
諦め、ちかくのカフェに入り、タピオカを注文した、払おうとしたら制されて、今度は奢られる形になった、そういうところ結構しっかりしてるんだ
タピオカを飲みながらまたしばらく話をし、22時に差し掛かるあたりで解散した
いずれ南米にも行きたいので、また会えるといいな
ソーシャルネットワークで繋がっている限りは、向こう何十年に渡って相手の人生を追っかけることができる。出会いは刹那的(もちろんまた会いたい)でも、その後の楽しみはとても長い、旅の良さはこういうところにある
ここからはバスを乗り継いで行かなければならず、まずバレッタまでバスで行った
夜のバレッタをすこし歩いて、バスを待ち、宿へ帰った
明日はマルタ最終日なので、割とすぐ寝たと思う


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