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9/22/'23

Thessaloniki - Birżebbuġa

この日もゆっくりと起床し、チェックアウトをした
一昨日よりもゆっくりと街を歩いてみることにして、特にラダディカと呼ばれる地区を歩き回っていた
道路は石畳で、風情ある街並みはよかった
アリストテレス広場に面したレストランで昼食を摂り、近くのコピーショップで同様に航空券を印刷した
歩いていると大きめの現代美術館に遭遇したのでふらっと入ってみた
ニキ・ド・サンファルなど有名なアーティストの作品もいくつかあった
夕方になったので早めに空港に向かうことに
以前同様バスチケットをキオスクで購入し、バスへ乗り込んだ
空港へつき、チェックインまで少し時間があったのでスーパーで晩御飯を買った
サラダとポテチとチョコレートというラインナップ
チェックインをし、今度は大丈夫そう
荷物検査ではベルトの金属が引っかかってしまい、外したところズボンがずれそうになったが、問題なく通過した
飛行機が少し遅れていたが、ゆっくりと待つ
喉が少し痛かったので水を買ってちびちび飲んでいた
搭乗が始まり、バスで飛行機まで移動
乗り込んだが、座席から遠い方の入り口から入ってしまい、人の流れが収まるまで-すなわち全員が乗り切るまで立ち往生せざるを得なかった
なんとか席につき、出発
ドイツまでの飛行機では窓際の席につけず、離着陸の様子を見れていなかったので今回は明示的に窓際の席を予約していた
やっぱり飛行機の車窓はいいよね
耳が遠のく中、飛行機が離陸した
離陸すると急激に寒くなったので窓を閉じ、やることもなかったので目を閉じていた
1時間半もすると着陸体制にはいった
窓の外にはマルタの街並みが見えていた
夜なので街頭のある部分だけが照らされ、それ以外は何も見えないので、特に街と街をつなぐ道路なんかは空中に道が浮かんでいるような、面白い錯覚だった、同時に小腸、もしくは血脈のようにも見えた
着陸し、飛行機から降りる
イミグレはなく、小さな空港なのですぐに外に出れた
耳が相当に遠く、息を飲み込んでも全然治らない
着陸時にやけに耳が痛かったが、初めてのことではなかったので放置していた
時間が解決するだろうと、どうやってホテルへ向かうかについて考えた
空港の前にはタクシーがいくつか止まっていたが、明らかな個人タクシーだったため、ぼったくられる可能性を考えて、声はかけないでおいた
歩いても1時間ほどの距離だったので、午前2時くらいではあったが歩いて行くことに
誰もいない、延々とつづくマルタの夜道をひたすら歩き続けた
マルタは車道は左側通行で、車の運転席も日本と同じ右のため、その辺りはやりやすい
1時間と少し歩いて、空港からも都心からも外れた郊外のところに宿が見えた
この時点で3時過ぎであり、かつ安宿のため鍵が閉まっていて中にも入れず、ホテルの前の道路で野宿をすることにした、ロビーのようなものがあり、そこのソファで寝れる可能性に賭けていたが、そううまくはいかなかった
野宿といってもなかなか寝れず、仕方なくスマホを見ていたりすると6:00くらいになり、するとホテルの扉が開いて、おじいちゃんとおばあちゃんが迎え入れてくれた
早朝の到着になったことを謝りつつ、予約をしていた旨と早速延泊をしたい旨を伝えると快く受け入れてくれ、ようやく本日の寝床に辿り着くことができた
シャワーを浴び、就寝

航空性中耳炎
最後にまとめて書くが、この間ずっと耳の遠いのがかなり深刻で、目の前の人と会話するにも一苦労だった、宿のおじいちゃんおばあちゃんと会話するにも、耳元で大きな声で発声してもらってやっと聞き取れるくらいで、どっちが年輩かわからないようだった、鼓膜は首を傾けるたびぴちゃぴちゃ音を立てていて、破れているんじゃないかとも思った
元々右耳は生まれつき聞こえないのだが、生き残った左耳は大事にしていかないといけないのに、ちょっとヒヤッとする
調べると航空性中耳炎っぽく、特に風邪の時に罹りやすいようで、日本に戻ったら耳鼻科に行った方が良さそうな感じだ


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