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福山雅治さんが「家族になろうよ」をギターで弾くとき使用したスライドバーという道具
こんにちは。今回は2020年11月13日に放送されたMUSIC STATIONの国民投票で1位になった福山雅治さんの楽曲「家族になろうよ」。いつ聴いても沁みる名曲ですよね。
今夜のラストはデビュー30周年を迎えた福山雅治さん😎🎵
— music station (@Mst_com) November 13, 2020
最新曲「心音」そして「Mステ国民投票で1位に選ばれた楽曲」の豪華2曲披露です😍✨
⭐「新時間帯での出演は初めてで、ひさしぶりになるので、丁寧にパフォーマンスをさせて頂きたいです😊」#ウラステ リハーサル🎶
1位の曲は果たして!?☺ pic.twitter.com/Gmn7YAiu40
こちらのTwitterで福山さんが左手薬指につけているのは、最新デザインの指輪、、、ではありません。これはスライドバーとかボトルネックと呼ばれる道具です。スライドバーもボトルネックも同じ奏法をするための道具を指します。ボトルネックというのは、ギタリストが酒瓶の首の部分を切り取り加工して使い始めたことからその名がつきました。
どの指につけるかは演奏者の弾きやすいところでOKです。
福山さんの写真と同じようにつけて、ジャラーンと弾いたあとでスライドさせていくと独特な表現の音が出ます。PVで聴くと3分30秒あたりからがわかりやすいです。以下の動画は該当の部分から聴いて頂けます。
ジュワーンという音がなっていますね。実際にスライドバー(ボトルネック)の弾き方や音の出し方については参考までにギタリストの打田十紀夫さんの動画も大変参考になります。
音楽書籍大手のリットーミュージック (RittorMusic)から出ている教本『打田十紀夫 ボトルネック/スライド・ギター』付録DVD映像です。書籍についてはこちらからどうぞ。
スライドバーを楽譜で表記すると以下の譜面の30番のようになります。
※ドレミ楽譜出版「スコアの読み方」より引用
Dunlop(ダンロップ) #220
ギターアクセサリーメーカーのDunlopから出ている金属製のスライドバーです。金属性なので高音がシャリーンと響くのが特徴です。
Dunlop(ダンロップ) #210
同じくDunlop社のガラス製です。ガラス製といっても厚みがそこそこある強化ガラスなのでパリンと割れたりしません。音は金属製よりも柔らかい優しい音になります。
Dunlop(ダンロップ) 本格派ボトルネックデザイン
本格派デザインのボトルネックです。青いボトルネック、赤いボトルネックと可愛いらしいデザインもあります。
はい、ということで福山雅治さんの名曲「家族になろうよ」で使用されたスライドバー・ボトルネックについてご紹介致しました。ボトルネックはもともとブルースやカントリーという音楽ジャンルでよく登場する道具です。家庭的な温かさが表現されて曲が引き立ちますね!
奏法のご紹介のため曲の途中から掲載してしまったので、フルバージョンはこちらから♪